うちの会社がたった4年で上場できた理由

株式会社識学がどのように成長し、マザーズ上場にいたったのかをまとめました。
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安藤広大/株式会社識学 代表取締役 福島ファイヤーボンズ オーナー @ikuve

上場審査では残業時間が問題になる事が少なくない。 うちは、 ・明確なルールによる運営 →ロスタイムが少ない ・仕事ぶりを評価しない →長く働いてるアピールは無駄 残業は元々少なく問題にならなかった。 むしろ、審査が佳境に入ってる時に20時に誰も会社にいなくて、証券会社の担当に驚かれた。

2020-08-17 12:05:49
安藤広大/株式会社識学 代表取締役 福島ファイヤーボンズ オーナー @ikuve

これは今も継続してる事だけど、思い通りにいかない時には、理念に立ち返るようにしてる。 「識学を広める事で人々の可能性を最大化する」 これを必ず実現するんだから、今、目の前で起きてる不調なんてちょっとした誤差に過ぎない。前に進むための材料に過ぎないと。 これで、心が落ち着く。

2020-08-17 12:30:52
安藤広大/株式会社識学 代表取締役 福島ファイヤーボンズ オーナー @ikuve

上場に向けて一番ピンチの時に思い切った提案をした。 月額数百万円半年数千万円で私が顧問に入る契約だ。 まさかの快諾。 結果は、契約四ヶ月後には数億円の月の売上を十数億の1.5倍以上に引き上げる事が出来た。 金額は減ったけど今でもそのお客様とは契約が続いている。 足を向けて寝れない。

2020-08-17 13:01:04
安藤広大/株式会社識学 代表取締役 福島ファイヤーボンズ オーナー @ikuve

審査に入ると「識学」である事がプラスに働いた。 元々、ルールに従う事にアレルギーの無い組織なので、証券や東証からの新たなルールにも即座に対応出来た。 また、組織が機能的に動くようになってるいるので、指摘事項への改善が速く出来た。 とりわけ、改善速度に関しては高い評価を頂いた。

2020-08-17 15:10:16
安藤広大/株式会社識学 代表取締役 福島ファイヤーボンズ オーナー @ikuve

僕らの会社は個々がそれぞれの責任、役割に集中する。 なので、営業責任者である副社長は、上場に全く無関心で、何がどこまで進んでるのかすら全く知らなかった。 上場出来るか出来ないかより、私と約束した予算を達成出来るかしか興味がないように見えた。最後まで。 これが我々の強さだとも思う。

2020-08-17 15:15:19
安藤広大/株式会社識学 代表取締役 福島ファイヤーボンズ オーナー @ikuve

上場審査は正解のあるテストだと思って進めてきた。 でも、先にチャレンジしてる人達が予期せぬ理由で、止まったのを何度も見た。 最終盤は、そういった見えない敵との戦いだった。 緊張で、五週間で4回点滴打った。胃腸炎と蕁麻疹を交互に。しかも、全て週末に。 分かり易い身体だなと思った。

2020-08-17 17:01:11
安藤広大/株式会社識学 代表取締役 福島ファイヤーボンズ オーナー @ikuve

東証の3回目の面談を順調に終え、残すは最終の面談を残すだけとなった日、事件は起きた。 僕らが使ってるWebサービスで個人情報の漏洩が発覚した。このタイミングで強烈なもらい事故が来た。 あの時は我ながら達観してた。 やるべき事だけやろう、それで駄目ならまだ上場するなっていう事だろう。

2020-08-17 21:58:09
安藤広大/株式会社識学 代表取締役 福島ファイヤーボンズ オーナー @ikuve

情報漏洩事故は事なきを得た。 ・被害可能性が限定的で特定されている事 ・外部サービスの事故でうちの責任は小さい などあるが、一番は ・全てを隠蔽せずに開示して即座に対応した事 を評価頂いたのではないかと思う。 トラブル発生時に常々大切にしている事だ。 そして無事上場承認を頂いた。

2020-08-18 07:01:27
安藤広大/株式会社識学 代表取締役 福島ファイヤーボンズ オーナー @ikuve

2019年2月22日 東証マザーズに上場。 慌ただしく一日が過ぎて行ったけど、唯一、ちょっと泣きそうになるのを我慢した瞬間があった。 それは、全社員で食事したんだけど、そこでみんなに向けて挨拶をした時だった。 という事で、識学上場までの道のり、お付き合い頂きありがとうございました! pic.twitter.com/JUDRoq7B5U

2020-08-18 07:17:37
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