『おジャ魔女どれみ♯』全49話＋『映画 おジャ魔女どれみ♯』感想

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』1話「どれみママになる⁉︎」：新章開幕ということで、1話目からなんとも情報量が多い。「花から生まれた赤ちゃんとの出会い」という強烈なシーンから、魔女界の女王様の取り計らいもあり、どれみたちは魔女界の赤ちゃんを1年を通してお世話をすることになるのだった。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』1話：無印最終話において下された魔女資格剥奪は一旦取り下げられ、再び魔女見習いとして魔法グッズ店から赤ちゃんを育てる環境の整ったガーデニングショップに生まれ変わったMAHO堂で、再開を果たしたマジョリカたちと商売をすることになっていく。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』1話：新しい魔女見習いタップによる新しい魔女見習いへの“お着替えバンク”は抜群の多幸感。お着替えバンク初披露となるおんぷを見ると、どれみたちの友達になった実感が湧いてくる。そんなおんぷのお付きの妖精ロロや、魔女医者のマジョハートが初登場となるキャラクター。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』1話：そして今回初登場となるハナちゃん（1話の時点ではまだ名前を付けられていないのでエンドクレジットでは「赤ちゃん」）こそ、『おジャ魔女どれみ』全シリーズを通しての最重要キャラクター。このハナちゃんを軸にスケールの大きな物語が展開していくことになる。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』2話「赤ちゃん育ては、もう〜たいへん！」：どれみの命名により赤ちゃんの名前は「ハナちゃん」に決定。ここでのどれみのハナちゃんをあやす手馴れっぷりはぽっぷが思わず褒めてしまうほど。しかしそれでも上手くいかず、様子を見に来たどれみの母親の手ほどきを受けることに。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』2話：このエピソードを見るだけでも、作り手が今シリーズを“子育てもの”として、どれだけ本気で作ろうとしているかの意気込みを窺い知ることができる。そしてこの2話で注目すべきシーンは、無印から通して初のお団子あたまを解いたどれみの長い髪が見られるところだ。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』3話「眠っちゃダメ！ぽっぷの見習い試験」：どれみたちの魔女見習い試験は一旦終了しているので、替わりに無印ではずっと保留状態だった「ぽっぷの魔女見習い試験」を今シリーズで本格的に動かしていくことになる。ハナちゃんをしっかり交代で見守る体制が出来つつある。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』4話「どれみはママ失格⁉︎」：記念すべき無印1話に登場したキャラクターを再登場させ、彼と彼女の“その後”を描く。このエピソードに限らず、無印でフィーチャーされたどれみクラスメイトたちの“その後”を描く手法はこの後のシリーズでも続いていくことになる。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』4話：どれみが言いつけを守らなかったためにハナちゃんが体調を崩してしまったとはいえ、どれみだってまだ小学3年生なんだよなと思ったり。画として素晴らしいのはなんと言っても春風家の庭でのシーン。山内重保シリーズディレクターによる“見せない”演出が決まっている。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』5話「さよならオヤジーデ」：ハナちゃんの世話やら店の新装開店やらですっかり忘れ去られていたオヤジーデとのバッドカード集めがここで完了。このエピソード、リアルタイム放送時からラストの締め方が凄く好きなのだ。オヤジーデが落とした物が醸し出す絶妙なユーモアが最高！

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』6話「意地っぱりとデイジーの花ことば」：無印11話に初登場したまりなちゃんと木村くんのその後が描かれる。SOSトリオの冷やかしが原因ですれ違ったふたりが仲直りをする「一歩下がって一歩進んだ」的な内容ではあるのだが。どれみたちのヘッポコ魔法ぶりが堪能できる。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』7話「ハナちゃんの健康診断」：無印では「マジョリカを元の姿に戻す」という大目的のためのプロセスとして魔女見習い試験があったわけだが、今シリーズでそのプロセスの役割を担うのが「ハナちゃんの健康診断」。ハナちゃんの母親として務めを果たすに足るかを試されるのだ。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』7話：魔女見習い試験でアシスタント役を務めたお姉さんなど、無印に登場したキャラクターが顔を出しているのが楽しい。そんな中で、ハナの成長ぶりからどれみたちの母親ぶりに疑問符をつける魔女たちを一喝するマジョハートのカッコ良さ！まさにプロフェッショナル。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』8話「時間を超えて、おんぷママの秘密を探せ！」：かつておんぷの母親の身に起きた悲劇。母から娘に受け継がれる夢の物語。それにしても、「2000年から1980年にタイムスリップする」エピソードを2020年に観ると、話のスケールが小さく感じられてゾッとする。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』9話「ハーブを探せ！MAHO堂バスの旅」：「母親と娘」の関係性を描くエピソードが続くが、登場人物が魔女だと「かつては誰もが赤ちゃんだった」をテーマにして、こんな話だって描けてしまうのだ。素晴らしい。こういう作品の独自性を突き詰めるタイプのエピソードは大好き。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』10話「高校生あいこは『走る少女』!?」：無印6話に登場した信子ちゃんによる新作小説は、あいこを主役にした恋物語。親友のあいこと自分の創作キャラの恋を描く豪胆ぶりを見せる信子ちゃんが素晴らしいですが、物語に恋敵役で割り込む小悪魔なおんぷも最高です。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』10話：今回のエピソードからどれみたちは小学4年生に進級しているが、信子ちゃんの物語ではあいこは高校生の設定。ここからリアルで約十年後に高校生編が描かれるとなると思うと感慨深い。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』11話「はづきちゃん踊りを習う!?」：今シーズンでたびたび描かれている「母と娘」のエピソード群に連なる話。今回のエピソードにやや危うさを感じてしまうのは、結局のところはづきが自分の意志を押し殺して母親を悲しませまいとする“優しい心”が強調されているからだ。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』11話：無印11話のはづきとまりなちゃんのエピソードで描かれていたのは、「親に言われてやり始めたことも自分からやりたい事に変わった。だから、“親の言いなり”というきっかけを否定しないことは大事」ということだった。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』11話：はづきは母親の思いを汲み取り、自分が嫌々やらされている日本舞踊を将来的に好きになることに賭けている。ここからはづきが日本舞踊を好きになっていく可能性はゼロではないけれど、「苦手なものは苦手」だと主張する展開もあるべきだったのではないか？ と感じた。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』11話：作り手もこの危ういバランスには自覚的なハズで、だからこそラストに「どれみたちのはづきに対する呆れた様子」を入れたのだと思う。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』12話「健康診断でイエローカード！」：ハナちゃんの2回目の定期検診は、知識を問われるマルバツ問題と、沐浴と散歩の実技というオーソドックスな試験。前シリーズの魔女見習い試験を含めても“試されている”感じはこちらの方が上な気がする。まあ当然といえば当然なのか。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』12話：「試験よりも大事にしなければならないこと」は魔女見習い1級試験でも見られたパターンだが、複数の親子との同時受験をしているからこその「異議申し立て」が熱い！ その魔女見習い試験をきっかけに知り合った夫婦の言葉ならなおさらだ。

よどるふ💫🐚🚓🐾 @yodorufu

『おジャ魔女どれみ＃』13話「どれみ、お嫁さんになる？」：おんぷの地方営業に便乗するかたちで出張店舗を構えることになったMAHO堂の面々。予定されていたライブにスタッフが間に合わない事態にも諦めの姿勢を崩さないおんぷがカッコいい。シリーズには珍しい軽薄な男子が登場するエピソード。