【BMJ Editorials 2020.8.20リリース】COVID-19のエアボーン/空気感染(2020.8.23作成) #新型コロナウイルス

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Airborne transmission of covid-19 | The BMJ https://www.bmj.com/content/370/bmj.m3206

doi: https://doi.org/10.1136/bmj.m3206  (Published 20 August 2020)

エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

2020.8.20. BMJ [covid-19のエアボーン/空気感染] 「対応を決定する基礎科学が誤解されている場合、このパンデミックを制御することは困難です。エアボーン/空気感染の重要性を受け入れることは、重要な突破口となる可能性があり、これ以上遅らせるべきではありません。」 bmj.com/content/370/bm…

2020-08-23 13:33:12
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

「エアボーンと飛沫の伝染を二分するために一般的に使用される恣意的な5〜10 µmの閾値は、理論的または実験的に支持されていません。人体モデルと気流モデルの両方での調査によると、50 µmもの粒子は浮遊したままで、かなりの距離を移動する可能性があります。」

2020-08-23 13:38:27
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

「最大50 µmの粒子は、吸気気流によって捕捉され、気道のはるかに広い表面に沿って堆積します。10 µm未満の粒子は、肺胞まで侵入できます。」

2020-08-23 13:40:22
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

「社会的距離を離し、室内での対話を制限し、空気の循環を回避し、自然換気と人工換気を改善し、エアロゾルを収集中和して個人・コミュニティの空間に、綺麗な空気を提供する革新的な工学解決策によって、吸入のリスクは減らすことができます。」

2020-08-23 13:43:12
呼吸器内科医@ @neznezxmail

臨床系5大雑誌の1つ、bmjから「空気感染(Airborne transmission)」のEditionalが8/20に掲載されたので以下に要約する (1) ●ガイドラインと政府は、証拠を認め、国民を保護するために措置を講じなければならない ●2020年7月、科学者239人が、covid19の空気感染の可能性を医療界、国際機関へ訴えた twitter.com/airbornekanki/…

2020-08-23 15:44:05
呼吸器内科医@ @neznezxmail

(2) ●結果、WHOは「空気感染を除外することはできない」と認めたが、回答は控えめであり、「空気感染は医療機関におけるエアロゾル発生手技においてのみ発生する」と示唆し続ける点で、おそらくは誤っている

2020-08-23 15:46:44
呼吸器内科医@ @neznezxmail

(3) ●WHOは、飛沫を直径≧5〜10μm、エアロゾルを<5μmと定義している ●しかし、これらは多くの呼吸活動において連続した粒子として生成され、動態は明確ではない ●エアロゾルは、気道を覆う液体の表面張力が力によって打ち負かされた時に発生する

2020-08-23 15:50:20
呼吸器内科医@ @neznezxmail

(4) ●この力は、空気の流れの急速な剪断、声帯の動き、末梢気道の開閉によって生じ、これらは呼吸活動の種類と力に影響される ●深い呼吸、咳、会話、歌はすべてエアロゾルを発生させるcovid19臨床経過初期に咽頭に存在する多くのウイルスは、これらのエアロゾルによって拡散される

2020-08-23 15:53:50
呼吸器内科医@ @neznezxmail

(5) ●空気による伝播、飛沫による伝播を分けるために使用されている任意の5〜10μmという閾値は、これまで理論的にも実験的にも支持されたことはない ●ある研究では、50μmの粒子が浮遊したまま、かなりの距離を移動することが示されている ●空気の媒介は、湿度、温度、気流、呼気の力や量も影響

2020-08-23 15:57:08
呼吸器内科医@ @neznezxmail

(6) ●エアロゾル発生手技という言葉、この弱い(グレードD)証拠は、エアロゾル発生手技と感染との間の因果関係を推論するために誤って使用されてきた ●手技を行う医師よりも、看護師の方が感染率が高く、手技そのものよりも患者との距離や接触時間がリスクの要因になることも示されている

2020-08-23 16:00:11
呼吸器内科医@ @neznezxmail

(7) ●インフルエンザH1N1患者における、WHOが定義したエアロゾル発生手技中にエアロゾルをサンプリングした研究では、空気中のウイルスRNAの有意な増加は見られなかった ●低リスク患者に対して飛沫感染対策をしているスタッフは、高リスク患者のためにN95着用スタッフよりcovid19感染率高い報告ある

2020-08-23 16:04:36
呼吸器内科医@ @neznezxmail

(8) ●韓国ゴールセンター、アメリカの合唱団、中国レストランの事例は空気感染によるsuper spreadingイベントの確からしい報告である ●政治家や公衆衛生のリーダーはこれらの警鐘を無視すべきではない

2020-08-23 16:08:50
呼吸器内科医@ @neznezxmail

(9) ●エアロゾルがウイルス感染に重要な役割を果たしている事を認めた場合、感染管理対策はどのように変更されるべきか? ●吸入リスクは、ソーシャルディスタンス、室内での交流制限、空気の再循環を避ける、自然や人工換気を改善する、エアロゾルを中和し綺麗な空気を供給する技術革新で低減する

2020-08-23 16:12:09
呼吸器内科医@ @neznezxmail

(10) ●室内での深呼吸、会話、歌唱に伴う感染リスクは過小評価されており、警告する

2020-08-23 16:13:26
呼吸器内科医@ @neznezxmail

(11) ●エアロゾル発生手技は誤解を招く用語であり、その使用は、安定した患者でのリスクを過大評価し、一方で、咳や会話などのエアロゾル発生行為を軽視されていることが証明されている

2020-08-23 16:15:25
呼吸器内科医@ @neznezxmail

(12) ●パンデミックの制御は、対応を決定する基礎となる科学が誤解されている場合には困難である ●空気を介した感染の重要性を受け入れることは、決定的な突破口になる可能性があり、これ以上遅らせるべきではない

2020-08-23 16:17:16
呼吸器内科医@ @neznezxmail

(13)補足 以前ツイートした、この論文で引用されている3つの空気感染を疑うsuperspreadingイベントのまとめfigure ゴールセンター、合唱団、中華レストラン pic.twitter.com/Y0gkoOXbvu

2020-08-23 16:23:02
拡大
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呼吸器内科医@ @neznezxmail

ゴールセンター✖️ コールセンター○

2020-08-23 16:30:00
呼吸器内科医@ @neznezxmail

終わりです @AirborneKanki 先生 論文のご紹介ありがとうございました

2020-08-23 16:23:52
内田 @uchida_kawasaki

【CDC】合唱団61人中1人のスーパースプレッダーにより集団感染発生。が、CDCの教会ガイダンスから『合唱中止・縮小』という提言が削除される(2020.6.9作成) #新型コロナウイルス #トランプ #SARI - Togetter togetter.com/li/1539173

2020-08-23 16:40:22