【ABC】誰のためのデザイン? 第三章 頭の中の知識と外界にある知識
- AutomagicBC
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7月4日〜7月10日は、第三章「頭の中の知識と外界にある知識」の感想・意見の共有を中心に進めていきます。ハッシュタグは #abk1_3 です。内と外にある知識について・・・これは体験にも関わる重要なコンセプトです。
2011-07-04 10:59:42外界の情報を内の情報にするには、長時間の繰り返しは欠かせない。内の情報になることで、特別に意識せずとも的確な操作が可能になる。 #abk1_3
2011-07-05 00:04:05見慣れたモノ・コトを模擬して作るのは、利用者が培ってきた知識をそのまま適応出来るという意味で有効。まったく新しいモノにみえても、何処か『過去の遺産』はあるはずだし、あるべきかも。100%完全に新しいものは、たとえ洗練されていたとしても受け入れられないかもしれない。 #abk1_3
2011-07-05 00:07:51結果の質とスピード。そして結果に必要とされる情報処理はトレードオフ関係。これにさらに情報又は環境のノイズ量で上下しそうですね。 #abk1_3
2011-07-05 09:34:43書見。D.A.ノーマン『誰のためのデザイン?』第3章「頭の中の知識と外界にある知識」。空き時間がちょうどあったので、早々に読了。所感については、これから少しずつ。 #abk1_3
2011-07-05 15:29:25本書でいう 「Howの知識」はやり方のステップを言語化できる知識/情報というより、言語化できない、自然な動きにさせている要因を指していると思う。 #abk1_3
2011-07-05 22:37:28デザイナーは細部の設計に拘り、詳細な違いに興奮することがあるけど、利用者には大まかな記憶が残るだけ。学習・記憶ができるような大雑把な輪郭が必要なのかもしれない。 #abk1_3
2011-07-06 00:41:03要するに、ダメなデザイナーは細部ばっかり見て輪郭を見てないってことだよね RT: @yhassy: デザイナーは細部の設計に拘り、詳細な違いに興奮することがあるけど、利用者には大まかな記憶が残るだけ。学習・記憶ができるような大雑把な輪郭が必要なのかもしれない。 #abk1_3
2011-07-06 00:55:15今週から「誰のためのデザイン?」第三章を進めています。取捨選択は機能・見た目・コンテンツだけではなく、人の記憶にもあります。記憶のトレードオフを知ることで何を選んでデザインすれば良いのかみえてくるかもしれません #abk1_3
2011-07-06 09:51:51正確な行動をするための知識すべてが、必ずしも頭の中に入っていなければならない、というわけではない。なぜなら「情報は外界にある」「極度の精密さは必要ない」「自然な制約がある」「文化的な制約がある」から。 #abk1_3
2011-07-06 21:17:03「極度の精密さは必要ない」について。人が何かを見分ける(識別する)ときには、必要最小限の知識しか使っていないことが多い。 #abk1_3
2011-07-06 21:17:39未知な物事に対して、自分なりにロジカルな説明を加えながら記憶/理解する場合も、メンタルモデルが大きな役割を果たす。 #abk1_3
2011-07-06 21:19:11デザイナーはユーザーに適切なメンタルモデルを提供すべき。でないと、ユーザーが不適切なモデルを自分の中に作ってしまう。(人は恐らく、自分の行なう大抵のことに対してメンタルモデルを作り上げているから。) #abk1_3
2011-07-06 21:19:40記憶の一部を外界に持たせることについて。モバイルデバイスやクラウドのおかげで、現代は「シグナル」「メッセージ」両面がカバーされた外界記憶の仕組みを「目の前から消えてしまえば…」ということなく利用できる、いい時代になったなと思います。 #abk1_3
2011-07-06 21:20:23ラベルに頼らなければならないようなデザインは失格である(「自然な対応づけ」という観点で改善の余地が無いか考えよう)。 #abk1_3
2011-07-06 21:20:45使いにくいシステムをマニュアルやヘルプでなんとかする…というのは根本的な解決ではないわけですね。当然といえば当然ですが。 #abk1_3
2011-07-06 21:21:23RT @yhassy: 見慣れたモノ・コトを模擬して作るのは、利用者が培ってきた知識をそのまま適応出来るという意味で有効。まったく新しいモノにみえても、何処か『過去の遺産』はあるはずだし、あるべきかも。100%完全に新しいものは、たとえ洗練されていたとしても受け入れられないかもしれない。 #abk1_3
2011-07-06 21:26:13RT @yhassy: デザイナーは細部の設計に拘り、詳細な違いに興奮することがあるけど、利用者には大まかな記憶が残るだけ。学習・記憶ができるような大雑把な輪郭が必要なのかもしれない。 #abk1_3
2011-07-06 21:27:00RT @kaz_wui: 記憶の一部を外界に持たせることについて。モバイルデバイスやクラウドのおかげで、現代は「シグナル」「メッセージ」両面がカバーされた外界記憶の仕組みを「目の前から消えてしまえば…」ということなく利用できる、いい時代になったなと思います。 #abk1_3
2011-07-06 23:30:59@kaz_wui 対応付けやアフォーダンスには悩まされますね。外界の記憶、そして内との記憶も対応付けに大きな影響を及ぼすことを考えると、設計者側の意図がどう解釈されるのか気になるところ。ペルソナをつくるにしても彼等の記憶に注目してみると良いのかも #abk1_3
2011-07-07 00:23:37記憶するべきことを単純化させることが、使いやすさへの道に繋がる。独自の使い勝手であっても、過去の学習を適応出来たり、単純なルールに基づいて構築されていれば、使い始めの敷居は低くできそう。 #abk1_3
2011-07-07 01:29:02@AutomagicBC ペルソナ設計時に、ターゲットユーザーの知識(記憶)の持ちかた、つまり何を内部に持っていて、何を外界に委ねているか、をクリアにしておこう、ということでしょうか。実はこれまで見落とされていたことかもしれないですね。
2011-07-07 04:41:13