空自F-X選定

fj197099 @fj197099

空自ＦＸ選定「ユーロファイター調達が賢明」（http://t.co/NzRWhsS）…F-Xで日本が更新するF-4EJ改は確かに空域侵犯の警戒という空対空任務に特化した存在であるから、F-Xも空対空任務が重視されるのは事実だ。故に日本は以前、F-22を無闇に欲しがったのである。

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それ故、理屈としては空対空任務の性能が高いとされるユーロファイターを選択する利益があるという主張そのものには理がある。確かにF/A-18E/Fスーパーホーネットはユーロファイターよりもマルチロールな性格を持っており、つまりは空対空任務という観点からは器用貧乏と言えないこともない。

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だが戦闘機の選定はそんなに限定的な理屈で行われるものでもない。やはり最大のネックはユーロファイターの選定は米国との関係を歪めてしまう政治的な危険性があることだ。最近インドでもMMRCAという似たような選定の中間結果が公表されたが、そこでも両者が対決しユーロファイターが選定された。

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米国は近年インドとの関係強化を重視している為に、その結果によほど衝撃を受けたらしい。インドが米国でなく欧州を武器調達先として選んだことで米印関係には軋みが生じたと言われる。インドはそれでも大国だからやっていけるが、安保を米国に依存せざるを得ない日本はそれほど自由度は高くない。

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ユーロファイターは別に悪い戦闘機ではない。ただし総合力で考えるとF/A-18E/Fと比較すれば日本にとって選定しにくい機体とは言えるのではないか。ブラックボックスなしでライセンス生産できるのは強みだが、航続距離が短い、AESAレーダーが現段階では搭載されていない、等の問題もある。

fj197099 @fj197099

たぶん、中国の圧力がよりいっそう強まる中で、F-X選定のような相対的に見れば「部分」の問題で米国を不必要に刺激するのは、日本にとって余り賢明とはいえないのだろう。そういう訳で、今年11月と言われるF-Xの選定では、F/A-18E/Fが選ばれる可能性が高いと個人的には思うのである。

fj197099 @fj197099

スペック的には別段F/A-18E/Fでも問題ないとは思います。中国のステルス第五世代戦闘機の配備は相当先の話です。F-Xは多分に同盟関係とは国内産業基盤の話とか性能以上の政治的思惑の絡んだ話です。@ryo0201_george F/A-18の改造ｽﾃﾙｽでも専守防衛ではいけるのか