好きなRPG系ゲームメーカーの衰退に絶望的な気分になるが……

ネットや雑誌などで「人気のゲーム」などのランキングをとると、常に上位に入るのがソニーである。だがよく考えてみれば、ソニーというメーカーには現在特段有名なゲームというものは少ない。ではなにがソニーの魅力になっているのか？それは「大手ゲームメーカー」である。

2020-09-11 18:42:12

ソニーというハードメーカーが、PSシリーズやFGOに代表されて人気が高いのだ。そういう私もしばしばソニーのゲームを遊ぶ。理由は簡単で新作ゲームを遊ぶためだ。私も学生時代ではないにしろゲームは好きなのだ。ところがそんなゲームをプレイしていると感じることがある。それが大手系の低迷だ。

2020-09-11 18:42:12

ソニーなどはまだ繁栄しているが、これがバンナムとかスクエニとかだと、若い頃に遊んだ時と比べ、活気の衰弱に驚かされるのだ。 14歳頃にFF8を遊んだ時、スクエニのゲームはまだ活気があった。当時からほかのメーカーとの開発力との格差は話題になっていたが、作品数やユーザー数も多く、

2020-09-11 18:42:13

一等ゲームメーカーの風格というものを肌で感じ取ったものである。ただ必須プレイ時間が長すぎたりするなどの人を選ぶ感は当時からあった。それから時が経ち、FFやSOのソシャゲを遊ぶとこれらの作品はすっかり寂れていたのだ。とにかく可視のユーザーが昔に比べ、格段に減ったのである。

2020-09-11 18:42:13

昔からのファンの人に聞いてみると、もうかなり前からスクエニの特に昔からのRPG系は下降線をたどっており、セガやコーエーや外国メーカーにファンは取られてしまった、と嘆いていた。そ寂れぶりは、利用者の下げ幅などでは説明がつかないほどのものであった。

2020-09-11 18:42:14

バンナムもそうだった。昔はテイルズは知名度のあるRPGで、毎年何十万ものユーザーに消費される様はむしろRPGの活気を感じさせるものだった。その作品はすっかり近代的なソシャゲに進化し、ユーザー数は上昇傾向になったが、ファンの熱気は明らかに冷めていた。

2020-09-11 18:42:14

クレストリアを遊んでみたが、「こんなに地味な作品だったかな？」と思わせるくらいに暗い雰囲気だったのだ。バンナムは路線変更もありRPG系は衰退の一途をたどっているらしい。今もバンナムといえばRPGメーカーの印象が強いが、その足元の繁栄は路線変更のもとでかなり危ういものとなっている。

2020-09-11 18:42:15

逆の例がある。任天堂とセガのことだ。昔はこのゲームにはもはや往年の賑わいなど無縁だろうと思っていた。事実、任天堂は一時ゲームが不振で、Wiiシリーズはこけた。そしてセガなんてつい最近までは副業系に注力していてゲームはソシャゲかACGぐらいしか力を入れていない。サクラ大戦など大コケだ。

2020-09-11 19:23:14

ところが最新作のペルソナとあつ森を遊んで驚いた。ネット上ではこのゲームのユーザーが大勢いたのである。「これが本当にあのゲーム屋の新作か？」と思わせるほどに中心街は賑わっていた。なんでもゲームマニアの間で任天堂とセガのゲームは再評価されているらしい。

2020-09-11 19:23:14

いろいろゲーム作りを模索する動きがあるが、なかなかうまくいかない場合が多いだろう。それに対する施策のひとつは「現代的なゲーム観をどううまく利用するか？」ということがあるように思える。

2020-09-11 19:23:15