道徳 の授業にはでない モラル ・ エシックス の研究結果ニュースリンク

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「今日学者社会ニテ道徳ト云ヘバ、皆其如何ナル物ト云コトヲ知ル。然レドモ審カニ其意義ヲ叩クトキハ、明白ノ答ヲ為ス者少ナシ。按ズルニ今世間ニテ言フ所ノ道徳ト云ヘル語ハ、支那ノ儒教ヨリ来レル語ニ非ズシテ、西洋ノ翻訳語ヨリ来レル者ナリ。希臘ニエシックスノ語アリ、拉丁ニMoralノ語アリ。現今法英二国ニモ亦Moralノ語アリ…何レモ己ガ身ヲ修メテ善良ナラシムルノ義ニシテ、支那ノ辞書ニ之ヲ訳シテ、或ハ純善、或ハ正経、或ハ善徳ト為ス。本邦ノ辞書皆之ヲ訳シテ、道徳、又ハ道徳学ト為ス(或ハ倫理学ト訳スル者モアリ)」

「此道徳及道徳学ノ語、学者間ノ普通ノ語トナリ、凡ソ善ク其ノ身ヲ修ムル者ヲ道徳者ト称シ、是ヲ教フルノ学問ヲ道徳学ト云フ。是ヨリ支那ノ儒道ヲモ亦道徳学ト称スレトモ、儒者ハ自ラ己ノ学ヲ道徳学トハ称セズ。経書ニ道徳の二字ヲ連用スルコトアレドモ道ハ自ラ道、徳ハ自ラ徳ニシテ、二語ヲ合セテ一意ト為シタル者ニ非ズ…中庸曰天命之謂性率性之謂道脩道之謂教トアリ…此中庸ノ本文ニアル所ノ道ト云フハ、英語ノMoralト同一ニシテ、今世間ニテ言フ所ノ道徳トイフモノ是ナリ。其教ト云フハ英語ノMoral science又Moral philosophyト同一ニシテ世間ニ云フ所ノ道徳学トイフモノ是ナリ」

出典
西村茂樹 『徳学講義』
(明治26年)
「上編 一」
「第一 道徳 道徳学」

『老子道徳経』

リンク ja.wikisource.org 老子道徳経 - Wikisource 29

morals と ethics (倫理)の違い

「ethicsというのは外的に規定された社会的なルールのことで、職業上の義務などは倫理の範疇である。
 moralsというのは個人的なプリンシプルに基づく行動規範のことである。
 「ethics」は社会的なもので、「morals」はより個人的なものだともいえる」

 英国発信『脳に刻まれたモラルの起源 人はなぜ善を求めるのか』

https://sciencebook.blog.fc2.com/blog-entry-1442.html

ホモ・サピエンスを含め哺乳類は生まれつきmoral を持っている

カラパイア@不思議と謎の大冒険 @karapaia

カラパイア : 「人類は本質的に攻撃的で争いを好む生き物である」はあやまり。(オランダ学者研究) lb.to/zavLnn

2012-02-26 08:33:08

「19世紀に英国の生物学者トマス・ヘンリー・ハクスリーが提唱して広まった、「道徳とは人類が勝手に創り出したもの。自然界には存在しない」とする説は誤りだとの研究結果を発表した。
デ・ワール氏は会場で、研究室で撮影されたビデオを放映した。その中には、ほかのサルがもらったほうびを自分がもらえなかった場合にサルが示す精神的苦痛や、チョコレートというごちそうを前にしても、わなにかかったネズミの救助を優先するというネズミの行動などが示されている。
同氏は、これらのシーンは、動物が生まれながらに「互恵、公平、共感、慰め」に関して社会的な性質を持っていることを示していると説明し、「共感のない人間の道徳はあり得ない」と付け加えた。」

「人類は本質的に攻撃的で争いを好む生き物である」はあやまり。(オランダ学者研究)
https://karapaia.com/archives/52069334.html

リンク カラパイア 「人類は本質的に攻撃的で争いを好む生き物である」はあやまり。(オランダ学者研究) : カラパイア 生物学の世界では、これまで人類を「競争好き、攻撃的、野蛮」とする見方が主流であったが、これが誤りであることが証明されつつある――。カナダ・バンクーバーで開催中の米国科学振興協会のカンファレンスで20日、霊長類行動学の第一人者がこのような研究発表を行った。 32 users 5
WIRED.jp @wired_jp

ラットにも「共感力」や「道徳観」がある? 他者を傷つける行為を嫌がることが判明:研究結果bit.ly/2xWc4wU

2020-07-19 14:30:04
リンク WIRED.jp ラットにも「共感力」や「道徳観」がある? 他者を傷つける行為を嫌がることが判明:研究結果 ラットも人間と同じように他者を傷つけることを嫌がるという研究結果が、このほどオランダの研究チームによって発表された。人間と同じ脳領域にある「共感」をつかさどるニューロンが、他者への危害を防いでいる可能性が高いという。 28 users 249
リンク NAVER まとめ 現代にふさわしい新たなmorals モラル ethics 倫理・道徳教育のための資料 - NAVER まとめ 現代にふさわしい新たなmorals モラル ethics 倫理・道徳教育のための資料のまとめ
リンク 現代ビジネス 道徳の源泉をめぐる二つの仮説(大澤 真幸) @gendai_biz 「現代ビジネス」は、第一線で活躍するビジネスパーソン、マネジメント層に向けて、プロフェッショナルの分析に基づいた記事を届ける新創刊メディアです。政治、経済からライフスタイルまで、ネットの特性を最大限にいかした新しい時代のジャーナリズムの可能性を追及します。
日経サイエンス @NikkeiScience

「モラルを生んだ生存競争」 各個体が自らの適応度を最大化するのが進化であるなら,他者を助け他者に対して公正であるべきだと人が感じるようになったのはなぜなのか?【別冊日経サイエンス242 人間らしさの起源】nikkei-science.com/sci_book/bessa… #社会 #サイエンス #人類 pic.twitter.com/T6xpJufOTO

2020-12-18 17:56:11
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リンク 日経サイエンス - 一般読者向けの月刊科学雑誌「日経サイエンス」のサイトです。 モラルを生んだ生存競争 - 日経サイエンス 人間のモラル(徳性)の種がまかれたのは約40万年前,人々が狩猟採集生活で協働を始めたときだった。協力的相互関係は,集団の他のメンバーに対する尊重と公正さを育んだ。その後,人口の増加によって集団アイデンティティーが強固にな … 続きを読む → 1 user
尾上正人 @9w9w9w92

トマセロ「これら在来の答え[包括適応と互恵的利他主義]はいずれも、人間のモラルの本質と思われるものを説明できない。人間が互いに感じている恩義の感覚だ。…『相互依存の論理』…全員が相互依存の関係にある場合、全員が互いの面倒を見なければならない」「モラルを生んだ生存競争」68頁

2018-11-25 14:46:45
尾上正人 @9w9w9w92

トマセロ「協働作業の間は、1つに結びついた”私たち”が利己的な個人のレベルを超えて機能し、協働の仲間である”あなた”と”私”の行動を規制する。初期人類が義務的な協働採食行動に適応したことによるこの結果が、『二人称的モラル』と呼ばれるものになった」「モラルを生んだ生存競争」71 群淘汰論?!

2018-11-25 14:57:59
尾上正人 @9w9w9w92

トマセロ「二人称的モラルとは、『協働作業における同等の仲間として自分と他者の両方を誠実に評価することに基づいて、尊敬の念と公正さをもって他者と関わろうとする傾向』と定義される」「モラルを生んだ生存競争」71頁

2018-11-25 15:00:00
尾上正人 @9w9w9w92

トマセロ「人間のモラルの進化に2つ目の重要な段階が訪れたのは、初期人類の小規模な協働採食行動が最終的に不安定化したときだった…この新時代は人間集団間の競争によって始まった…集団への個人の依存が、集団への帰属と忠誠心につながった」「モラルを生んだ生存競争」71頁 月並みだなあ…(^ ^;)

2018-11-25 15:06:50
尾上正人 @9w9w9w92

トマセロ「私は…人間の道徳的心理は自然選択による進化プロセスによってほとんど説明できるという仮定を発展させた。だが重要なのは、その選択が物理的環境ではなく社会的環境によってなされることだ…初期人類が道徳規範によって裁く側と裁かれる側の両方になることを理解していた点を強調したい」73

2018-11-25 15:13:01
尾上正人 @9w9w9w92

トマセロ「煎じ詰めれば『”私”よりも”私たち”が重要』という心理であり、このために道徳的概念は個人の意思決定において特別な正当性を持つようになった」「モラルを生んだ生存競争」73頁 チョムスキー派言語学に対してもそうだが、トマセロって論敵に対して舌鋒鋭い割には対案がいつもかなりショボい

2018-11-25 15:18:14
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