「助」より「援」

助けるという言葉は、助けられる側が何もしないから助ける側が全部やってやる、というニュアンスを感じる。それよりは互いが持てる力を出し合う「援ける」の方がふさわしいのではないか。
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shinshinohara @ShinShinohara

自助は政府の仕事じゃないんよね。共助も個人が助け合うことだから政府の仕事じゃない。公助だけが政府の仕事。だから、今回の政府の方針は「国民のためになることはほぼやらない」宣言なんよね。仕事せえへん宣言。忙しそうに仕事してても、それは国民のためじゃない、何か別事なんやろね。

2020-09-16 21:34:35
shinshinohara @ShinShinohara

「助」という字を使う時点で、よくないんかな。助けるという字は、相手が何もできない・何もしようとしないとみなして、仕方なく助ける、という考え方が透けて見える。だから自助自助言うのかな。自分のことは自分でやれって。うるさいわい。やれることすでにやっとるわ。

2020-09-16 22:06:29
shinshinohara @ShinShinohara

ひとりで苗の植え付けをしたら4時間かかるのを、二人でやると1時間半くらいで終わるんよね。効率、2倍どころ違うねん。「自助」するより二人でやった方が早いねん。「自助」はやめた方が社会の効率上がると思うねん。

2020-09-16 22:10:55
shinshinohara @ShinShinohara

リカードちゅう経済学者おるんやけど、例えば経理もバツグンの弁護士がいたとしたら、経理のできる平凡な人を雇って任せ、自分は弁護士の仕事に力を入れた方が効率爆上がりやで、っていう理論があるねん。その視点から言っても、自助を政策的に進めるのはごっつうまずいと思うねん。

2020-09-16 22:14:57
shinshinohara @ShinShinohara

たとえ経理の人よりその弁護士が経理でもバツグンに優秀でも、弁護士の仕事は別の人が肩代わりでけへん。けど、経理なら別の人の力借りることができる。そしたら、もっと顧客への丁寧な対応とか、もっと収益性の高い仕事ができる。リカードとかサミュエルソンはそう言うてるねん。

2020-09-16 22:17:25
shinshinohara @ShinShinohara

「助」はどうも、助ける側が全部やらなあかん感があるから、「援」の方がええんやないかな。同じ「たすける」って読むけど、応援という言葉からも分かるように、援ける側も援けられる側も両方頑張る。互いに刺激しあい、あいつも頑張ってるなあ、よっしゃ、ワシも、っての、ええんちゃう?

2020-09-16 22:19:53
shinshinohara @ShinShinohara

自助はもう取っ払って、「共援、公援、公助」でええん違うかな。援け合う社会。援けられる側も頑張ってないわけじゃない。ただ、援け合った方が効率ええねん。ええ仕事できるねん。だから共援、公援やねん。でも我々もある確率で体ガタきて助けてもらわなあかん。だから公助やねん。

2020-09-16 22:22:33
shinshinohara @ShinShinohara

自助を最初に持ってくのは、やっぱりあかん。社会がどんどん非効率で非生産的になる。互いに援け合おうや。そっちの方が楽しいし、仕事をやり終えたら、みんなでワ~ッてなるやん。おもろいやん。援け合おうや、みんな。

2020-09-16 22:24:25