被災と風景02 今のかたちから、次のかたちまで

被災と風景に関するつぶやきたちです。
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Takeshi KINOSHITA @kinoshitakeshi

被災地の農地や樹林地、津波をかぶって用途転換を迫られている宅地等の、津波減衰・遊水等の都市保安機能を安堵すべく、用途地域として緑地地域の復活を以て臨むってのはどうだろう。営造物化は限界あるし。

2012-01-26 23:29:59
watajin @watajin8

津波にのみ込まれたときに、跡形もなくなる木造住宅と、残骸が残っても解体するしかない鉄筋コンクリートとでは、果たしてどちらが「エコ」なのだろうか。千年に一度の津波から命だけを守るという前提ならば、流される木造住宅というのも、悪くないのではないかと考えてしまう。

2012-01-03 19:55:11
fmeno @fmeno

陸前高田。中心部の津波被害地域は産業用地と商業・業務地で、住宅は北部の高台に移転先を6カ所程計画。既成の住宅団地&集落を広げる印象。しかしどういう事業を使うのか。防災集団移転で高地に移った元住宅用地を区画整理で用途転換って感じだが、防集の従前地って危険地扱いで使えない気もするが。

2011-12-05 01:16:19
fmeno @fmeno

陸前高田。11月初め公開の復興計画案では、市街地西側の気仙川対岸を沿岸嵩上げ&丘陵部開発で住宅地をつくる計画になっていて、ニュータウンをイメージさせる構想図だが、実際行くと絵との違いに驚く。ここをこうするのかと。そしてそんな中に「小さな積み木の家」が。計画の内容とは対照的な風景。

2011-12-03 22:46:09
fmeno @fmeno

気仙沼市の復興計画では、中心市街地以外では国道沿いにいくつか高台移転先検討ゾーンが位置づけられる。開発済の市街地を少し広げればよさそうな所から、新たに切り開くのかと思える所まで様々。全体的には比較的まとまって移す感じか。今回は回れなかったが唐桑地区は細かい移転エリアも書かれるが。

2011-12-03 22:38:58
fmeno @fmeno

次は気仙沼市街へ。被害大の沿岸部2箇所は、復興計画では海側から順に低地の産業系エリア/緩衝帯緑地等/盛り土嵩上げの住居系エリアの3色に塗り分けられる感じ。従来は用途混在のようだから用途分化を進めるのか。合わせてより高い既存市街地に住宅を(個別に?)移す計画で、これは現実的な印象。

2011-12-03 22:34:28
fmeno @fmeno

続いて南三陸。志津川の土地利用計画イメージをみながら現地を回り、ここが削られるのか…などを確認。基本は既存の開発地を広げるような感じ。続いて馬場中山の未来道。高台移転地も想定しつつ、住民自らがつくった道。砂利をひいただけの細い道だが、見事に丘陵地を通り抜けている。これはすごい。

2011-12-03 22:27:42
fmeno @fmeno

本日最初の視察地は、石巻市北上町の木造復興住宅。寄付等で工学院大が建てて地元住民に貸す(確か賃貸)戸建&集合住宅。細い道を登った急斜面にあり住宅も階段状に並ぶ。便は少々よくないが、真下は海で見晴らしはよい。便利さよりもこういう環境=海が見えるのを住民は重視したのかもしれないなと。

2011-12-03 22:21:26
Keicom @keicoralisland

【景観・デザイン シンポジウム】田村剛が東北の景観を評価しているのは「海鳥」。今ラグーンと化した海岸が、鳥のサンクチュアリとなっている。(日大・岡田先生)

2011-12-02 15:51:53
Takeshi KINOSHITA @kinoshitakeshi

ハビタットというのは人間のそれを含んだ意味で使いましたが、狭義の土地利用を終わらせる一方で、地理学的、自然史的なレベルで新たなランドスケープを生み出す、あるいは潜在的な自然へと遷移させる初期設定と位置づけることができれば、それこそ復興公園の新しいモデルともなるだろう。

2011-12-02 15:33:37
Takeshi KINOSHITA @kinoshitakeshi

いやそれが目的ではないな、目的はあくまでハビタットのレジリアンスを高めることだ。だから、公園緑地で自然再生することはあくまで手段なのだが、そのためには従来の都市施設的な発想ではうまくない、という言い方が正しいかもしれない。

2011-12-02 15:28:58
Takeshi KINOSHITA @kinoshitakeshi

例えば、自然再生や粗放管理を許容しうる、というか、それを主たる目的とする都市公園というものがあり得るか、あるとすればそれはどのような形態をとりうるかということだ。つか正直メモリアルパークってなんかや違和感があるのよね。

2011-12-02 15:10:19
Takeshi KINOSHITA @kinoshitakeshi

行政は依然として防災施設としての機能を強調するであろうが、それはそれでよい。しかしより重要なことは土地利用を終了させるという役割を如何に空間化していけるかということだろう。都市公園と自然公園の区別も実質的に無効化するかもしれない。ともかく、従来の施設的な発想は似つかわしくない。

2011-12-02 14:38:01
Takeshi KINOSHITA @kinoshitakeshi

土地利用のターミネーションとは即ち土地利用の強制終了。強制終了できるのは、他に使い道がないからだが、それでも従前は財産であった以上、経済学的な落とし前をつけつつ逝ってもらうための手段として公園緑地が不可避的に要請された。

2011-12-02 14:25:44
Takeshi KINOSHITA @kinoshitakeshi

関東大震災や阪神淡路の時もそうだったし、古くは米シカゴの最初の公園系統も防火緑地帯として構想された。しかし、今回の震災復興における公園緑地の役割には、都市のサバイバビリティを高めるということに加えて、土地利用のターミネーターとして要請されたという面が多分にあると感じている。

2011-12-02 14:16:45
Takeshi KINOSHITA @kinoshitakeshi

しかし裏を返せば、公園緑地が従来のように付加価値や贅沢ものとしてではなく、人々の生命を支える基盤として認知されたことの証である。公園緑地がこのような次元で要請されるのはそうそうあることではないが、むろんいままで全くなかったわけではない。

2011-12-02 14:10:10
Takeshi KINOSHITA @kinoshitakeshi

被災地各所の復興計画図を眺めていると、こんなことでもなければゼッタイあり得ないような公園・緑地の配置計画が展開されていて、自分が生きている間にこの国でこんなプランがみられるとはある種驚きである。

2011-12-02 14:00:22
sakaikotaro酒井高太郎aka山師 @sky_kotaro

懐柔策は、自然の中の野性の中の思考にあるように、私には思われる。例えば、ランドスケープデザインのような。詩的デザインとは、科学をパンクさせる詩集/刺繍であって、実は、そのようなデザイン/アンソロジーが既に施された、かたちのまち、ってあるのである。

2011-11-24 21:20:37
sakaikotaro酒井高太郎aka山師 @sky_kotaro

想定外とは、常に、わたしたちの(心の?)うちに設けられた防波堤の向こう側なのだろう。正常は、狂気による突破、波壊に曝され続ける事はできない。狂気の沙汰に淘汰され、正規(性器的なもの)は頑なに固くなった。

2011-11-24 21:13:01
sakaikotaro酒井高太郎aka山師 @sky_kotaro

社会として、想定外なのではない。想定はしている。フィクショナルでパロールな言説、あるいは神話的思考のうちに。想定線は、科学が設けたのではなく、社会がある規制として設けたのであって、科学はそのコードに従っているに過ぎない。

2011-11-24 21:01:06
早川由紀夫 @HayakawaYukio

わかりやすい/わかりにくい、むずかしい/やさしい、深い/浅い。いろいろ形容詞あるけど、私が目指してるのは、むずかしくかったり深かったりをいかにわかりやすく話すか、だ。わかった気にさせる、もっといえばだますでもいい。説得だ。防災は説得だ。

2011-11-21 11:34:32
中谷礼仁NorihitoNAKATANI @rhenin

気仙沼埋立地には海に面して巨大ピロティの魚市場がある。そこに周囲の人も含めて、震災当日屋上に1200人、車500台を収容して助かった話はもっと注目されていいなと思う。浮かぶ大地、波を通す「防潮堤」ではなかったかという意見もあった。勿論もう聞くことのできない声が背後にあるけれど。

2011-11-14 07:27:56
中谷礼仁NorihitoNAKATANI @rhenin

昨日の造園学会の木下剛先生チームによる気仙沼報告会は、地縁コミュニティが希薄かもしれなかった戦後の埋立地での、複数の企業、組合の代表にインタビューした内容を発表させていただいたもの。企業がムラ的に一丸となって動く経緯を報告しました。古凡村でのききとり経験が生きたと、実感した。

2011-11-14 07:19:56
sakaikotaro酒井高太郎aka山師 @sky_kotaro

となると,浸食流出及び煙道方向に配慮しつつ焼畑パッチで灰濃縮し土壌と混ぜて運搬固化或いは泥化するか,外殻は皆伐間伐で運搬し燃料化するか,も非効率な点では変わらない.泥化というのは管理型処分場で放射性物質分を物理的(分子工学的?)に分離濃縮できないか,という話でもある.

2011-11-06 11:04:47
sakaikotaro酒井高太郎aka山師 @sky_kotaro

森の外殻は,徹底的に破れた屋根とも言える.この屋根廃墟は水を無抵抗に流す様には出来ていない.その下層の無機に絡む有機層も同様.という点で除染は非効率にならざるを得ない.つまり,染まり易いというより染まる為の形態を築いている.

2011-11-06 10:49:43
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