笠間治雄検事総長7/8会見：　江川紹子さん

Shoko Egawa @amneris84

検察庁にゃう。ちと早すぎたにゃ～。

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笠間検事総長の記者会見で先般の陸山会事件の証拠決定について聞いた。「個別事件について論評することは適切でないとは思うが」と前置きし、「裁判所の意向は、任意性や特信性は元々検察が立証すべきもので、検事が証人となって口先で言うだけでは飲めませんよ、客観的証拠を持ってこいという(続く)

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（続）受け止めた。そういう方向性がこれからの流れになる」と述べ、供述証拠は公判で任意性や特信性が争われた場合、録音録画などによる客観的な裏付けが求められる傾向が進むという認識を示した。ただし、任意の取り調べを受ける側による録音には否定的だった。

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「そういう時代になった」と笠間検事総長。歩みは遅々としているものの、可視化の流れは止まらない。

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笠間検事総長「特捜部の名称を変えた方がいいという考えはある。しかし独自捜査をやめるわけではなく、ぴったりの名称がみつからない。それに現場サイドの反対が多かった。それをあえて変えるメリットがあるのか。士気が下がるリスクとメリットを秤にかけると、変えようという自信がなかった」（続く）

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（続）「（強い気持ちで事件に臨むことができなくなるのでは？の質問に）強い気持ちが萎えてしまうのでは、ということを度外視していいわけではないが、時としてその強い気持ちが害になる。今は、その害が問題視されている。原点に返り、構成要件、証拠、処罰する価値を冷静にやって欲しい」（続く）

Shoko Egawa @amneris84

（続）「特捜部は元々隠退蔵物資の捜査から始まったので、財政経済事件重視というのはその成り立ちからしても、原点に返るということだ。元々政治家を捕まえるためにできたわけじゃない」「独自捜査を縮小する気持ちがあるわけじゃない。ただ、独自捜査優先は考え直さないといけない」（続く）

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続）マスコミにも責任はある。（独自捜査を）やった、やったと大きく取り上げる。そうなれば舞い上がる検事もいる。検察官というポストが周りを恐れさせたのに、自分が偉いような錯覚をする。自制のきかないと、そうなってしまう人もいる。そうならないように、周りから体制を作っていく。（続く）

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続）独自捜査をやるからこその特捜だという考えだと、独自捜査をやらないと価値がない、ということになる。それが、「何かやらんと。何かやらんと…」「何かやらんとカッコつかないぞ」という気持ちになる人が出てくる素地になってしまう。（了）

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【最高検事前レクより】　江川「特捜部の録音・録画を行う際、『弁護人の請求は考慮要素になる』とのことだったが、知的障害者の場合もそうか」 片岡最高検検事　「特捜部以上にそうなる。むしろ情報としていただけるのはありがたい」

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笠間検事総長の話は、概ねうなづけるものだったが、任意の取り調べの自己可視化について「外からのこのこやってくる人にＩＣレコーダーによる録音を野放図に許す」ことはできないと述べたのは遺憾。そもそも取り調べられる側は「のこのこ」来るわけじゃなく、呼び出されたから仕方なく足を運ぶだけ

Nngs @Nngs

検察改革　“がんじがらめ”に戸惑う現場 http://bit.ly/pRCs3j

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特捜部の「独自捜査」体制縮小へ　検事総長が会見 http://5.tvasahi.jp/210708055?a=news

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地検特捜部：独自捜査縮小へ 最高検、体制見直し－－１０月めど - 毎日新聞 http://bit.ly/nJumtt 2011-07-09 06:01:42