あわてて読んだ。ほんと、ラファティだラファティだ。他にもステキな引用がいろいろと隠れていますねっ RT @ShindyMonkey 『原色の想像力』収録の坂永雄一「さえずりの宇宙」、一行目からラファティの引用! わくわく。
2010-12-26 20:13:15(承前)「さえずりの宇宙」が面白いのは、ボルヘスを髣髴とさせる、複数現実が相互陥入するウロボロス的構造だ。ツイッターや量子平行宇宙は“方便”であって、ちがうものに置き換えが可能。極端なことを言えば、「書簡の宇宙」や「アマチュア無線の宇宙」だって成立するのだ。
2010-12-25 20:32:29(承前)核となっているヴィジョンが魅力的なのが「さえずりの宇宙」。表現形としてツイッターふう語りを用い、SF仕立てのギミックで量子平行宇宙を持ちだしていて、選評では「その新しさがいずれ陳腐化する」と危惧されている。しかし、それはこの作品の本領ではない。
2010-12-25 20:26:38小川知子ふう「ラクダのことはもう言わないで~」。すみません。あまりにニッチなネタで。
2010-12-22 17:55:14『原色の想像力』収録の坂永雄一「さえずりの宇宙」、一行目からラファティの引用! わくわく。
2010-12-22 17:51:15@anannymouse ほんとに抜群のうまさでした。アラビスのお父さんの場面では胸が詰まってしまったほどで。確かに悪人がちゃんと報いを受けるのも良かったですし。他の作品の奇想も楽しみです。
2010-12-20 22:56:34@dempow でっしょうw ストーリーテリングは抜群だしアイデアは豊富だし、いちばん上手い児童書作家のひとりだと思います。潔く悪人を殺すのも気分いいし。他の作品も外れはないですよ。わたしも最初に読んだ時は英文に慣れる前だったので、方言ふうの会話には苦労しました。
2010-12-20 22:38:28児童文学なら私でもすらすら読めるかと思ったんだが甘かった。コックニーやらウェールズ語の会話がばんばん出てくるのだ。対訳があるならすぐ気づくよう巻頭につけて欲しかったよ。
2010-12-20 22:25:05ローマ人にウェールズまで連れてこられた奴隷たちが三千年もの間地下に隠れ住んでドワーフ化し、妙なラクダで洞窟を疾走したりする奇想が楽しい。
2010-12-20 22:23:11だいぶ前に @anannymouseさんがJoan Aikenで一冊選ぶなら、とあげておられた"The Whispering Mountain"を読んでみた。キャラ立ちも筋立てもよくて凄く面白かった。子供の頃に読みたかったなぁ。
2010-12-20 22:21:53モンテローソ『ミスター・テイラー』@dempowさんのツイートをみて面白そうだなと思っていたら、某所より「ラファティやフラン・オブライエンの短編が好きなかたにオススメ」されたので早速注文。@sakanagaくんはたぶん読んでるだろうな。 http://bit.ly/fk6oHO
2010-12-13 19:08:42さすが"El Dinosaurio"の作者。他にもモンテローソを読んでみたいのだけど、あまり翻訳がなさそう。『ラテンアメリカ怪談集』くらいか。
2010-12-13 18:26:02アウグスト・モンテローソの短篇『ミスター・テイラー』が物凄く面白かった。アマゾンから干し首が輸出されて一大産業になり南米が高度成長期を迎え、という話。供給が追いつかなくなり、法が改正されて、些細な罪でも死刑になったり、患者を治せない医師の地位が上がったり。『美しい水死人』に収録。
2010-12-13 18:25:42そうか! マジック・リアリズムの先はマジックリン・リアリズムだ! リアリズムを消して臭いも落とすw RT @kamontatsuo: 微。 RT @TAKEZAEMON イエロー・マジックリン・オーケストラ #atakowa
2010-12-01 12:42:03@ymgsm うーん、まあ、後付けの定義なんで。先になんとなくマジック・リアリズムを感じるSFがあって、その理由を考えてみたらといったところです。
2010-11-30 21:19:15@ymgsm じつはクリス・ボイスやベイリーにも同じような感じを抱いてしまって、自らの定義ながら困ってますw 『ハイぺリオン』だって似たような路線じゃないですか……っていったら乱暴なのか。
2010-11-30 21:11:59@anannymouse 「科学的背景はありながらも、不思議が魔法や神話の形をとって現れるもの」といえば、ぼくはこの作品をマジックリアリズム(的)とはいわないし日常レベルでもないけど、『キャッチワールド』が思い浮かびました^^;。
2010-11-30 21:08:09@anannymouse ビショップの名前が出てましたが、80年代後半以降のユニコーン、ガイガー、ブリットルといった長篇やアパルトヘイト云々のノヴェラ、ほかいくつかの短篇は「非現実がメタファーじゃなく現実の一部として当たり前に…」ですね。
2010-11-30 21:06:38@anannymouse ありがとうございます。ホールドストック作品はかたちは異星SFや不死テーマ短篇でも、根本の発想はオカルト方向という感触があって、マジックリアリズム(的)とは違うものとしてぼくは読んでいます。
2010-11-30 21:03:59