「継続できない理由は自分を馬鹿にするからで、継続できる理由は自分を馬鹿にしないから（坂口恭平）」

坂口恭平 @zhtsss

僕は日本では絵が一枚も売れてませんが笑、、バンクーバーではむしろ現代美術家として活動してます。しかも、日本でよりもバンクーバーのほうが稼いでます。日本では昨年は一冊も本出してませんし、金は出て行くばっかりです。そろそろ絵を描いて稼ぐ時期が来たようです。たまには籠って絵を描きたいな

坂口恭平 @zhtsss

0yenhouse.com/en/Dig-Ital/in…　こういう絵を売ってます。一枚５０万円です。おかげで日本では、がめつくお金を稼ぐ必要がありません。むしろ気前のいい人を演じることができます。稼ぎどころを変えれば、演出を行えます。通常、人は金に関して演技ができない。だからすぐ突っ込まれる。

坂口恭平 @zhtsss

僕の絵はパブリックなのでダウンロードして、勝手に使ってください。データはどんどん使ってください。実物の絵だけを自分の経済圏で流通させてます。しかも、僕の絵はアートマーケットからも外してあります。つまり、こうすれば転売されることもない。転売せずに気に入ってくれている人に売ります

坂口恭平 @zhtsss

僕は絵をギャラリーで売った事がない。絵はギャラリーでしか売れないと思い込んでいる芸術家が多すぎる。というか、それはそもそも芸術家ではないのではないか。日本の現状も、不思議なことにみんなどこかのギャラリーに所属することを求めているようにみえる。これは不思議な現象だ。会社員のようだ

坂口恭平 @zhtsss

でも、その話を出すと、今ではある人々からは「それはお前がお金を稼ぐ才能があるからだ」と言われる。当時、僕にそんなことを言う人は誰もいなかった。「そんなことやってて将来どうするの？お金はあなた稼げないわ」と言う人がほとんどだった。誰も僕に才能があるとは言わなかった。そういうものです

坂口恭平 @zhtsss

で、僕としては「いや、それは練習次第で技術を向上させるものなんですよ」と言うのだが、人はそれは信じてくれない。自分に才能がなく、僕に才能があるということで納得しようとしているようにも思える。でも、僕を当時知っている人は、僕に対して「お前はお金は稼げない人だ」と言っていた。面白い。

坂口恭平 @zhtsss

ギターの絵もあるよ。 pic.twitter.com/LhmEqYiS

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坂口恭平 @zhtsss

いのちの電話は、半分はもちろん困ってるから助けるという意味もありますが、本当はあたらしい才能と出会うための出会い系電話とも思ってまーす♡

坂口恭平 @zhtsss

絵をひっくり返したら、やばかったので、これで完成にした。。なんだ、この絵は。また新しいシリーズが、できたかも。Dig-italからまた変容してきた。フーがやばいねって言った。ということで、完成。 pic.twitter.com/SjHCf7Hv

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坂口恭平 @zhtsss

みんな、自分の生き延びるための技術を「才能」とか言うからおかしくなるんだ。僕はそれを「風」と呼んでいる。風は誰にも吹いている。その風を感じることができればいいんだけど、みんな才能って目に見えるものと思ってるから見えないんだ。風はそのものは見えないが、葉っぱを揺らす、水面を横切る。

坂口恭平 @zhtsss

風は、そのものは見えない。だからと言って誰も風が存在しないとは言わない。みんな見えないのに感じることができるのだ。風が揺らしたいろんなモノたちを見て、感じる。これを自分に当てはめてみなよ。自分が動いて他者が動く。それが風だ。あなたたちが言うところの才能だ。だから僕は他者を見るんだ

坂口恭平 @zhtsss

いのちの電話を僕がなぜやっているかを分かって貰えただろうか。僕は風を探している。突風を。僕は体はきついが、超楽しくて仕方がない。本当に才能の塊である日本人たちと話せて幸福である。僕には彼らの絶望が希望にしか思えない。ただその才能を使う、風を吹かせる方法がないだけだ。それは僕と同じ

坂口恭平 @zhtsss

僕は高校一年生の時から、ずっと自殺をしたいと思っている人と話をしてきた。その人たちはどの人も僕の目にはただの才能の塊にしか思えなかった。だからいのちの電話をやっている。これは救済の電話ではない。まだ社会が腐っていない、人間が終わっていないということを証明するための電話だと思ってる

坂口恭平 @zhtsss

僕は新刊でも書いているが、とにかく自分の使命を仕事として実践しようと試みると、必然でもあるがとにかく「時間がかかる」。それだからこそ、息の長い、流行とは関係ない、才能が枯渇するという概念がない、使命の遂行が訪れると思っている。時間をかける。１０年は最低でもかける。そう僕は思ってる

坂口恭平 @zhtsss

しかし、時間をかけるという行為は、今のこの時代ではもう古くさい行動のようにも思えてしまう。でも、結局はそれがないとすぐに諦めてしまう。止めてしまう。才能が枯渇するのである。僕はいのちの電話で、とにかく時間をかけようと声をかけている。その時間は辛い、焦りが出てくる。その待つという力

坂口恭平 @zhtsss

みんな才能があるとかないとかくだらないことばかり話をするのだけど、才能は全ての人にあって才能がないのではなくただ才能を生かせる場所にいないだけであって、僕も放置して建築の世界にいたらたぶん芽は出ていない。才能がないのではなく、才能を使える場所を探してないだけ。つまり動いてないんだ

坂口恭平 @zhtsss

「坂口さんの考え方はですね、あなたが才能があるからであって、私みたいな無能のものには態度経済なんて不可能なんですよ」と言われる。そういうことじゃないんだけどなあと思うけど「でも試さないと分からないですよね？」と言うと怒られるので笑「僕は才能があるんですね。なるほどありがとう！」と

坂口恭平 @zhtsss

躁鬱病って言わないほうがいいような気がしているんだよなあ。これってただの創造者のことなんだと思うんですけど。。。とか言うと、誰しもが芸術家というわけではなく、才能が無い人は薬で抑えて仕事もせずに寝ててくださいってパンフレットに書いてあるからね。。。僕は違うと思う。躁鬱病は創造者だ

坂口恭平 @zhtsss

とうとう新政府総理は現政府上で障害者と認定され、障害者手帳を持ち、障害年金をもらうようになるのかな。現政府は節穴だね。現政府上で病気と認定しちゃっているこのおれの躁鬱は、ただの才能だよ。ただの天からもらった贈り物だよ。統合失調症でもサヴァンでも自閉症でもあるらしいし笑。俺。。。

坂口恭平 @zhtsss

いいことだらけだね２０１２年の年末。今年は鬱でまじで死にそうだったけど、抜けて良かった。生き延びてよかった。よくぞ頑張った恭平。来年もすごい年になるだろう。たくさんの仲間と出会う年になるだろう。もう僕は見えている。たくさんの才能のある仲間が集い新しい世界をつくる日々が始まることが

坂口恭平 @zhtsss

日本でやっている芸術家たちの行動も、大抵はお金もなく行動もない。たまに行動できると思ったら国から金もらってる。ゲリラ的にやったかと思ったらジリ貧で継続性、一貫性がない。企業から金もらってアート作ってしまっている人までいる。そこを関わらないで、行動するのは知性知恵金銭が必要だ。