Marc Martel(マーク・マーテル)のソロ『IMPERSONATOR』(2014作)が大変素晴らしいので全曲レビューをしてみた!
フレディの再来と騒がれ、映画〈ボヘミアンラプソディ〉アテレコ歌でお馴染みの、Marc Martel(マーク・マーテル)『IMPERSONATOR』(2014年作)が素晴らしいので、再度全曲レビューをしてみる(以前のトゥギャがリンク切れの為) pic.twitter.com/WpVTfClTkS
2020-10-04 20:19:38『IMPERSONATOR』(2014)
①「Dead Ringer」 キレの良いロックナンバーの一曲目。クイーンで言うとJazz期のような勢いと力強さがある。 youtu.be/HX0mmRObLRg
2020-10-04 20:21:36②「Impersonator」 アルバム表題曲の壮大なバラード。曲調はロビー・ウィリアムスのようだ。サビは、目をつぶって聴くと、本当にフレディ・マーキュリーが歌っているかのようだ。 youtu.be/aRI9XN4wT9A
2020-10-04 20:24:09③「Magnetic」 ライトポップ・メロウな3曲目。近年のアメリカンなサウンドを踏襲している。アダム・ランバートが歌ってもハマりそうだ。少し掠れた声でスタッカート気味な歌いまわしがよりフレディ的だ。 youtu.be/vHz1P8w2yjU
2020-10-04 20:27:06④「One Beat from a Heartbreak」 ベルギーのBorn Crainのようなピアノのイントロから、ハードな曲調へと移り変わる。ピアニストでもある彼の本分が出たような楽曲だ。 youtu.be/pQqUf3odajQ
2020-10-04 20:29:21⑤「Our Best」 フレディ・マーキュリー似というバイアスを取り払っても十二分な、今アルバム抜群のリードトラックだ。天性の伸びのあるボーカルと、爽やかでポップな曲。何度でも聴きたくなる。 youtu.be/7TlpL_qMmkE
2020-10-04 20:33:04⑥「Paradise」 インダストリアルな曲調ではあるが、キャンプ趣味のフレディ的感覚が、とても良く表現できた楽曲。Queen のゲーム期のようなハードなボンテージファッションのイメージがフィットする楽曲だ。 youtu.be/SDBkqzEGMI8
2020-10-04 20:36:00⑦「Ringo Starr」 リンゴ・スターという名称の連呼がなんだか嬉しいパワーポップ風楽曲。今回のアルバムは大仰な曲がなく小尺のギターポップが纏まっている所が、フレディのソロ作『Mr. Bad Guy』のようだ。 youtu.be/FcELTsqPPGc
2020-10-04 20:37:37⑧「Say The Word 」 トム・ハンクス主演のビート映画楽曲「That Thing You Do!(すべてをあなたに)」に似たリズムから始まり、サビはHot Space期のファンク風のボーカルが特徴だ。中期から後期の円熟したフレディのVoスタイルを踏襲している。 youtu.be/MzGb2FWk6lY
2020-10-04 20:41:51⑨「Stalemate」 U2やコールドプレイを彷彿とさせる、壮大なバラード曲。より現代的なメロディに乗せた、フレディ的な歌いまわしが、“もし現代にフレディが生きていたら”という、全Queenファン必願の感覚を想起させてくれる。 youtu.be/9mPbwLerfEY
2020-10-04 20:44:57⑩「Straitjacket」 こちらも「レット・ミー・エンタテイン・ユー」風なボンテージ楽曲。クイーン・エクストラヴァガンザのプロジェクトを通して、ファルセットなどフレディ的歌唱法を吸収しそれがよく表現された楽曲。 youtu.be/Lfgth5a99tk
2020-10-04 20:49:19⑪「The Remake (High Hopes)」 エンディングらしい、落ち着いた楽曲。 彼のロングブレスファルセットは、他の追随を許さない程、高度で美しい。この曲を聴くだけでマーク・マテールのポテンシャルの高さが堪能できる。 youtu.be/OkWxmILawu0
2020-10-04 20:51:58⑫「No Telling What We Could Do Next (Bonus Track)」 こちらは、今回のリ・レビュー時に初めて聴いたボートラ曲。Queenのワークス期の、ロジャーが書きそうなテクノポップだ。ハードロックよりもギターポップをバックボーンに持つ彼らしい爽やかでノリのよい作品。 youtu.be/VYq-XxksWPc
2020-10-04 20:57:34