「太ったチー牛がボクシングと出会い人間になるまで」について

白饅頭（御田寺圭／光属性Vtuber／バーチャルツイッタラー） @terrakei07

それでは、本日のマガジンのお時間です！ / 白饅頭日誌：10月11日「力が欲しいか？」｜白饅頭 @terrakei07 #note note.com/terrakei07/n/n…

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「太ったチー牛がボクシングと出会い人間になるまで」という、僕のマガジン記事をきっかけに書いてくださった素晴らしすぎる記事（note.com/goripon_uhouho…）を踏まえ、自分の思うところを書いたテキストをお届けします。光属性です。

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男子に生まれた以上、どのような外的要因が考えられようが、最終的・究極的には、自らの意思によって行動し努力しなければならない――ということが、どうしてもこの世界の因果としてある。それに向き合うことはしんどいし理不尽だが、しかし対峙していかなければならない。

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手持ちのカードがどのようなものであれ、男子は勝負しないわけにはいかない。こればかりはどうしても変えられない。「責任を外部化する物語」はいくらでも提供されるが、しかし最後には「自分自身で行動する」ことが求められる。

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環境がどうの、親がどうの、容姿がどうの――といった「自分の責任によらない社会的抑圧の問題提起」は、言葉を選ばずに言えば、多くの場合は女性の苦境を解決せんがために用意された物語である。男子がそれに耽溺しても、根本的な解決や支援を提供されることはきわめて稀である。

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環境がどうの、親がどうの、容姿がどうの――といった「自分の責任によらない社会的抑圧の問題提起」は、言葉を選ばずに言えば、多くの場合は女性の苦境を解決せんがために用意された物語である。男子がそれに耽溺しても、根本的な解決や支援を提供されることはきわめて稀である。

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男子は、社会から付与される「情状酌量の余地」が女子よりもはるかに低い。「力が欲しいか？」と語りかけてくれる存在は女子にはしばしば登場する（社会不適合者の私を支えてくれる彼くんなどがその好例だ）が、男子の人生には残念ながらそのような存在は登場しない。

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いや……正確には、登場するにはするのだが、男子に対して「力が欲しいか？」と語りかけてくれる存在はどういうわけか、すでに十分な力を持っている・恵まれている男子のもとに現れがちであるという謎のバグがある。このバグはいまだ修正パッチがあてられる見込みはない。仕様である。

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男は生まれたときにはまだ人間ではない。努力して行動してようやく人間として認められる。人間としていちど認められても、それを維持しなければまた人間としてみなされなくなることもある。とかく苦しいことが多い。それでも前を向くために自分がいま考えていることを、返礼として書きました。

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「まずは自分でなんとかしてみる」という心的姿勢を整えることは、男子にとってはめちゃくちゃ効用が大きいので、そのきっかけとして格闘技を習ってみるというのはたしかによいと思いました。肉体的に強くなるとかそういうのより「まずは自分のこととして考える」ことが重要。