- nekolovercat
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注意:プリキュア5ラストの重大なネタバレありです
プリキュア5が完璧な構成なのは、「なぜ希望を持てるのか」と問うたデスパライア様にのぞみが「私はみんなと一緒に頑張ってるだけだよ」と答え、デスパライア様が「仲間がいるから、怖れを退け、希望を持てるのか」と了解するところ
2020-10-17 06:23:27カワリーノがナイトメアの部下を次々使い捨て・粛清していったことと完璧な対照となっているわけ ブラッディさんが「ナイトメアも昔はこうではなかった」と憤懣混じりに嘆いていたが、カワリーノさんがナイトメアで専横を振るわなければ、のぞみが伝えた仲間の大切さでデスパライア様もやり直せたろう
2020-10-17 06:29:48デスパライア様のために忠義を尽くしてきたカワリーノさんが、ドリームコレットの不老不死によっても主君の“怖れ”を取り除けないと知り絶望→自らが手を下したブラッディによって絶望の淵に呑み込まれる流れは見やすい しかしこうした対比は仲間関係面でのプリキュア5とナイトメアでも起こっていた
2020-10-17 06:34:04プリキュア5は初代、MH、S☆Sと異なり、チームとしての絆を初めて取扱って描いたが、何となれば“それ”こそが主題といっていい もちろん夢と希望(絶望)が主要テーマなのだが、希望を育ませる仲間の絆、信頼こそが根底にあり、皆を支える 中盤の危機の乗り越えもそうでしたね
2020-10-17 06:42:52時にお互い衝突を起こしながらものぞみを中心に仲間としての絆を深めていったプリキュア5 部下を次々切り捨て、粛清していったカワリーノと、それを傍観していたばかりに、希望を持つためには仲間こそが必要と気付いた時には全て手遅れだったデスパライア この対比・対照が完璧なんですよ
2020-10-17 06:46:34これあるからこそ、私はプリキュア5をGoプリに次ぐ完成度としてきた(今年ヒープリの完成度はGoプリをも凌駕しそうだが) このラスト展開に関してはネタバレ問題もあり、5段階評価喋りでも詳しく言及しなかったが、まあそろそろ触れておこうというところです
2020-10-17 06:50:36プリキュアシリーズは5以降3人以上のチーム体制メインとなったが、その嚆矢となった5で徹底して仲間(チーム)の絆を描いたのは偉大だったといっていい これあるからこそ後に続いて行くプリキュアシリーズの礎石がしっかりと据えられた
2020-10-17 23:50:18もし(『夢と希望』を根底で支える仲間との絆以外の)他にメインテーマを求めていたら、今に至るまで連綿と続いているプリキュアブランドの芯はもっとぼやけたものとなっていたでしょう その点なぎほのを描いた初代と通底する “プリキュアの父”たる鷲尾天氏の見事さといえます
2020-10-17 23:54:33