国立大学学長選考制度のガバナンス問題

松中学先生(商法・会社法)による現行制度の問題点の指摘。
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MMatsunaka @mana613

うーん、現在の学長選考会議による選考が抱える問題が色々と出ているなあ。 筑波大で学長選び大詰め 現職ら2候補、20日に選出:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASNB7…

2020-10-10 21:39:53
MMatsunaka @mana613

選び方も選考も同じ会議体で決めて、その構成員は経営協議会で選ぶ学外委員と教育研究評議会で選ぶ評議員が同数、これに理事。経営協議会の学外委員は教育研究評議会の意見聴取の上で学長が任命。制度的に教育研究評議会(≒教員)の意見反映の仕組みはあるけど、やろうと思えば現学長が押しきれる。

2020-10-10 21:43:29
MMatsunaka @mana613

要は教員所有の状態を変えたのだけど、所有者のいない非営利法人なので、教員以外のステークホルダーを全て現経営陣が代表することになっている(たぶん、どこの国立大も似たようなもの)。そのため、現経営陣が好き勝手をやると止めるのがとても大変で、これも非営利法人に共通。

2020-10-10 21:46:05
MMatsunaka @mana613

別に絶対にダメな制度というわけではなく、所有者のいない組織は結局現経営陣に後任を選ばせることになる。まあそのあたり考えないで株式会社のアナロジーを使うのは愚かなので、株式会社のガバナンスの話にも関わらせないでほしい。

2020-10-10 21:47:45
MMatsunaka @mana613

学長を選挙だけで選ぶのが良いかというとそれも問題で、候補者選びのプロセスや多段階の選挙で多数決(シンプルに構成員の数を反映させる)だけではない仕組みを入れないと、工か医かその他の連合かみたいな感じになる。少なからぬ教員が選挙を暗黙裏に望ましいと思っているのが実は謎。 twitter.com/mana613/status…

2020-10-10 22:50:01
MMatsunaka @mana613

@takachiko そう、ダメなことになると現経営陣の外から改善する権限を持ったステークホルダーがいないのでどうにもならない。国立大だけじゃなく、学校法人や医療法人、宗教法人なんかも同じですわな。

2020-10-11 09:40:16

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