汚い手を使って選挙に勝つ方法:郵便投票

#Walkaway 第五十三弾 大統領選挙が近づき両陣営が火花を散らしている米国での不正選挙に対する懸念を実例を挙げて警告を発します。ネット投票導入の是非が議論となっている我が国においても重大な示唆と教訓に富んでいます。
7
tarafuku10 @tarafuku10

動画『汚い手を使って選挙に勝つ方法: 郵便投票』を訳してみた。米国では投票をすべて郵送で行おうとする動きがある。これはよいアイデアなのか? エリック・エガーズが説明します。(米国では不在者投票/事前投票の一環として、郵便投票が既に一部で実施されています) youtube.com/watch?v=-2jiZc… pic.twitter.com/33iMGWyXqQ

2020-10-19 19:52:38
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

総郵便投票制に問題はあるだろうか? 単純な話に見える。投票用紙に記入して、郵便ポストに投函する。投票日に誰かが票を数える。既に不在者投票ではそうやっているではないか? 総郵便投票制と何が違うのか? 一番の違いは、不在者投票では有権者が自ら投票用紙を請求するという点だ。 pic.twitter.com/AYh76gVfmh

2020-10-19 19:52:38
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

総郵便投票制では、投票用紙は自動的に大量に発送される。普段は投票所に出向いていた何百万もの人々が、郵便で投票するようになる。 この方法で実施された国政選挙はこれまでない。そして、総郵便投票制が不安視される当然の理由がいくつかある。 pic.twitter.com/RRWUdzfr8x

2020-10-19 19:52:39
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

理由その1: 役所の能力不足。 役所が新しい大きなプロジェクトに準備不足のまま取り掛かるとき、良い結果が生まれないということは、私が説明するまでもないだろう。郵便投票に関連する混乱は既に発生している。 pic.twitter.com/9HMbyjQkjc

2020-10-19 19:52:40
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

ウィスコンシンは、コロナウイルス時代に入って最初に予備選挙を行った州の1つだ。その結果、郵便投票の数が増大した(注: 投票所の人ごみを避けるため)。予想どおり、深刻な混乱が起きた。何千もの投票用紙が発送されなかった。選挙の翌日、1,600枚の投票用紙が郵便処理センターで見つかった。 pic.twitter.com/1gKdzRrCOx

2020-10-19 19:52:41
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

署名がなかったり、その他の情報が記入されていなかったりしたため、23,000票が無効になった。 これらは、1つの州で行われた1回の予備選挙で判明したエラーである。一般的に、予備選挙の投票率は本選挙よりも低い。 pic.twitter.com/bGQtG2Az3w

2020-10-19 19:52:42
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

ペンシルベニアでは、郵便投票の増加が予想されたため、準備のために予備選挙の投票日を遅らせたが、それでもその量に対応できなかった。選挙から一週間たっても、フィラデルフィアの票の半分は開票されないままだった。 pic.twitter.com/660havv6wd

2020-10-19 19:52:43
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

バージニアでは、不正確な情報が記載された投票申込用紙が50万通以上発送された。申込用紙は間違った住所や物故者に届いた。1通はペット宛てに送られた。 最適な状況であっても、役所は郵便投票の処理に苦労している。最適な状況でなくなればどうなるのか? 実際に起こってほしくないシナリオである。 pic.twitter.com/vZzLOn54Tr

2020-10-19 19:52:43
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

これが、不安視される理由その2につながる。穴だらけのセキュリティである。 NYタイムズ紙が2012年の記事で郵便投票についてどう書いたか見てみよう。留意してほしいのは、これは、総郵便投票ではなく、従来の不在者投票について書かれた記事だということである。 pic.twitter.com/6rxxtS8LHC

2020-10-19 19:52:44
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

「郵便投票は、その影響がどうであれ、他の方法に比べて不正が簡単だという点については、党派を超えた意見の一致がある」 笑いごとではない。 pic.twitter.com/C0G4Gm07F1

2020-10-19 19:52:45
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

2020年5月、史上初の総郵便投票選挙がニュージャージーで行われた。1か月後、郵便投票に関する犯罪行為で4人が起訴されたが、そのうち2人は選挙で選ばれた公職者だった。ある工作員は、記入済みの投票用紙や未記入の投票用紙を郵便箱から盗んだと告白した。 pic.twitter.com/8CCzJoIYAP

2020-10-19 19:52:46
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

別の工作員は、有権者の署名のデータベースを作り、応援する候補者に投票するためにそれを使った。こうした詳細を私たちが知ることができたのは、彼らが捕まったからである。 pic.twitter.com/s9yleM7ofK

2020-10-19 19:52:47
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

選挙の不正は、ペテン師たちが新しい武器を手に入れたため、より簡単になっている。票の収穫(ハーベスティング)である。これは、第三者、通常は運動員や活動家が有権者の自宅を訪れ、票を回収する行為を指す。 票の収穫では、有権者は投函する必要すらない。票の収穫者が回収しにきてくれるのである。 pic.twitter.com/CJqyOEG0BT

2020-10-19 19:52:48
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

特定の候補に投票するように有権者にプレッシャーをかけたり、票を破棄したり、投票する意図のない人にかわって投票用紙に記入したりなど、不正の機会は果てしない。 高齢者をターゲットにした票の収穫には名前も付いている。「グラニー・ファーミング」(おばあちゃん栽培)である。 pic.twitter.com/sxuodO1l9B

2020-10-19 19:52:48
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

不安視の理由その3。 最終結果が出るのが大きく遅れる可能性がある。 アメリカ人は、投票締め切りの後、数時間以内に勝敗がわかることに慣れている。もちろん、接戦の場合は結果が出るまでにもっと時間がかかることもある。しかし、長くかかればかかるほど、選挙の正当性が失われていくように見える。 pic.twitter.com/NpQKiUHwNp

2020-10-19 19:52:49
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

これは、2000年の大統領選挙、ブッシュとゴアの戦いで起きた。問題となったのは、フロリダという1つの州だった。最高裁判所が判決を下して結果が確定するまで1か月以上かかった。 pic.twitter.com/pJU1kUVNSd

2020-10-19 19:52:50
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

郵便投票に大きく依存する国政選挙が行われれば、最終結果が出るのが大幅に遅れることはほぼ間違いない。郵便局から開票担当者まで、システムはそれ用に設計されていないのだ。 pic.twitter.com/BpQ5CSZ1jh

2020-10-19 19:52:51
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

大量の郵便投票が行われた接戦の選挙において、結果に関する訴訟が起きるのは避けようがない。これにより、最終結果が出るのはさらに遅くなる。そして、複数の州で訴訟が起こる可能性も高い。これは社会不安の原因となる。有権者が不正選挙についてフラストレーションを溜め、懸念を抱くからだ。 pic.twitter.com/AylDz8os6D

2020-10-19 19:52:51
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

役所の能力不足。穴だらけのセキュリティ。長い遅延。 これらは、まっとうな人が総郵便投票制について抱くべき懸念の一部にすぎない。 pic.twitter.com/6emlF1wd4y

2020-10-19 19:52:52
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

解決策は何か? 簡単である。不在者投票をする必要があれば、投票用紙を請求しよう。そうでなければ、これまでと同じように投票所に出向いて投票しよう。 政府説明責任研究所の調査報道記者のエリック・エガーズでした。(了) 英文スクリプト: prageru.com/video/how-to-s… pic.twitter.com/KMoJvxz7ZJ

2020-10-19 19:53:48
拡大
tarafuku10 @tarafuku10

追記: 動画内に出てくる「票の収穫(ハーベスティング)」の詳細については、こちらもご参照ください。↓ togetter.com/li/1480942

2020-10-19 20:56:07