@EijiKitadaさんの仕事に対する考え方
海外での映画の仕事って、あまりにも関わる人数が多いので、最初から最後まで自分ひとりで仕上げることはほとんど無い。モデルにしても、テクスチャーにしてもそう。大きな映画に携わっていると充実感はあるけれど、やり遂げた達成感みたいなものが不完全燃焼。どっちがいいんだろね?
2011-07-13 21:13:37日本だと逆にすべてを自分ひとりでやり遂げないといけないと言うプレッシャーと言うか負荷が常にのしかかる。仕上げられないとアーティスト個人の責任。こっちは仕上げられないアーティストに仕事任せた人の責任。だから、仕事任せて、最後まで仕上げられそうにない場合は、他人に仕事取られる。
2011-07-13 21:17:04ただアーティスト個人の技量に関しては、ある程度の負荷、プレッシャーをかけないと上達しない部分もあると思う。締切に間に合わせるためのスピード、限られた時間で一定ラインのクオリティを出すための技術など。
2011-07-13 21:26:33僕は幸い仕事を取り上げられたことはないけど、他の人が凄いもの作ってると悔しい。いうなれば嫉妬。だから、自分も負けてられないと頑張ろうとする。ここで腐るか、更に前に進むかは個人の資質だと思うけど腐る人は現状に文句ばかり言って行動が伴わない。腐りかけた事がある僕が言うので間違いないw
2011-07-13 21:30:45他人が作った物を凄いと思ったり、悔しいと思ったり、嫉妬したり!これはアーティストとしては非常に重要な要素。どうやったら自分も作れるか?何が自分に足りないのか?更なる向上心が沸いてくる。だから、凄いっと思える人と一緒に仕事をすることは大事!!!お互いに切磋琢磨できるから!これ本当。
2011-07-13 21:36:00逆に志が低い人と一緒に仕事してる、それに流されるケースが多い。人間は楽な方向に流されるように本能的になってるから。そういう意味では職場環境も非常に重要な要素。あとやはり勘違いして欲しくないのは””頑張ってる、努力してる=残業してる”ではない!これも大事!
2011-07-13 21:41:22ただここでも勘違いして欲しくないのは、志は人それぞれ違うので、一概に否定は出来ない。サラリーマン的に働くアーティストもいるだろうし、職人的な働き方をする人もいる。お金を目的にしてる人もいるだろうし。志は自分の価値観なので他人には絶対に強要しちゃいけない。でも、共有する事はできる。
2011-07-13 21:46:58あとクオリティに関して言うと、労働環境抜きにして、個人で考えた場合は”クオリティ=労働時間”って言う式は少なからず当てはまってしまう。少なくても僕には当てはまる。用は時間をかければ、それなりのクオリティが出ると言うこと。でも、これを職場に持ち込み、強要はできない。
2011-07-13 21:55:26さっきも言ったけど、自分の価値観を他人に強要できないから。でも、実際問題として僕の経験だけど、これらを強要する職場や上司は多い。内部からこれらを変えるのは非常に難しい。だから、変わりたいなら自分が外に出るしかない。なぜなら、内部の人は8割ぐらいが現状を維持するために動いてるから。
2011-07-13 22:02:08