「鬼滅の刃」炭治郎の仕事『炭売り』は、どれぐらい大変だったのか~「町の人は、竈門家を支える気持ちで買ったり用事を頼んだのだろう」

楽な仕事ではないようだし、父を亡くした家を支えるのは大変だけど、竈門炭治郎とその家族は、周囲からは愛されていたようですね。
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鉄人 @tetsujin96

炭治郎の家は耕作地が少なそうな山奥にあり、しかも炭売り専業っぽいところからみると、貧しい生活であったのかもしれない。 まあ現在のグローバル資本主義経済ゴリゴリ社会から見ているので、本人たちも「しゃーない」くらいだったのかもしれない。

2020-10-24 20:21:03
鉄人 @tetsujin96

100歳のおばあちゃんは、「毎日おかずが食えるだけで幸せ」といっていた。 炭焼きは重労働だったが、食べるものはほぼ『米』、あとは漬物くらい。 重労働を凌駕するために、毎食1合くらいは食っていたそうな。 毎食だぞ♥

2020-10-24 20:21:04
鉄人 @tetsujin96

動物性タンパク質が極端に少ない食生活。 おかずに並ぶのは、たまに罠猟で捕まえたウサギや山鳥。 ごちそうは港から30kmくらい歩いて海産物を売りに来る行商から買っていた『塩サバ』 といっても冷蔵車ではなく徒歩で運ぶために、ブリキ缶に詰めたサバというか塩の塊だったらしい。

2020-10-24 20:21:04
鉄人 @tetsujin96

ブリキ缶がぶつかり合う「カランカラン」という音で行商が来たのがわかる。 外に出てみるとおばあさんがブリキ缶を大量に背負って大量のハエとともにやってくる。 塩サバの代金は米。 おばあさんはその米を持ち帰り、町で売る。 戦前のUber Eats、すげえ。

2020-10-24 20:21:04
鉄人 @tetsujin96

現在の資本主義経済どっぷりな世界から見ると、戦前の経済というのは興味深い。 物流と貨幣経済はけっこう密接なのね! おばあちゃんの話で特に気になったのは、謎のネットワーク。 GHQの農地解放前なので桁違いの大地主がいて、彼らと専門家集団を繋ぐブローカーみたいな人もいたらしい。

2020-10-24 20:21:04
鉄人 @tetsujin96

他にもどこからか現れる蜂蜜買いのおっさんやぜんまい買いのおっさん、密造酒取締官、旧陸軍演習場でのバイト、ウサギは肉より骨を砕いて団子にしたほうがうまいなどなど、面白い話が聞けたのでおばあちゃんには感謝。 ちなみにおばあちゃんは元気です。

2020-10-24 20:21:05
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