「光る眼」 他人の考えを前頭葉までは読める。 ひとりが学習すると、他の子ども達にも伝わる。 異様に知識が発達する。 笑ったり遊んだりなど無い。 眼が光ると、対象の人間を操作する事が出来る。 その子ども達と、それに関わる大人達の話。
2020-10-29 20:39:53「光る眼」 凄く面白かった。 大袈裟な描写は無い。 失神事件から、起こった事象を、ひとつひとつ丁寧に描いている。 異質な存在に対する人間の対処。 他国で、村ごと消滅させられる光る眼の子ども達。 こう、切なさの残る映画だった。 オススメ。
2020-10-29 20:46:30「続・光る眼/宇宙空間の恐怖」(1963)視聴。 ヒット作に、違う脚本・監督で作られる続編には期待しないタチなんだけど、これは良かった。 むしろ、続の方が好き。 前作では、ひとつの村に固まって発生した光る眼の子ども達なのだけど、今度はバラバラ。 「街」での出来事。 pic.twitter.com/CzTuQOP9TS
2020-10-29 20:50:37「続・光る眼」 才能により見い出され、同じような子ども達が居ると知った各国の学者や為政者たちが、その子ども達を利用しようとする。 お互い離れていた子ども達は、やがて寄り集まり、ひとつの教会に立てこもる。 その内の一人の叔母は、子ども達の保護者のように寄り添う。
2020-10-29 20:53:44「続・光る眼」 子ども達を利用しようとする大人。 殺そうとする大人。 護ろうとする大人。 子ども達は大人の心が読める。 表面では良い事を言いながら、心で「化け物」と呼ぶ為政者ども。 そして、子ども達の選んだ道。
2020-10-29 20:55:50「続・光る眼」 好き。 なんというか、こう、涙が出た。 大人達が全員悪として描かれているのではなく、必死で助けようともしている。 それも「解っていて」の選択なんだよなあ。 前作と同じく、スッパリと「THE END」を中央に配置して終わるのも好き。 オススメ。 是非観て欲しい。
2020-10-29 20:59:43「光る眼」(1995)視聴。 巨匠・ジョン・カーペンター監督作品。 なんだけ、ど。 こりゃあ、あかんわ。 評判が悪かったという前知識は得ていて、期待しないで観たのだけど。 それ以上のあかんリメイクだった。 「子ども達」を、完全に「敵」として描いている。 侵略者としてしか見てない。 pic.twitter.com/KhbkNQiDt7
2020-11-01 13:28:42「光る眼」 これ、差別して迫害する側が、その迫害を正当化する為に相手を「感情の無い冷酷な生物」として描くやつやん。 対象の悪の部分だけクローズアップして、排除するのは当然とした描き方。 なんだこれ。 初代の、あの苦悩と葛藤どこ行った。
2020-11-01 13:31:37「光る眼」 「レンガの壁」は、心を読ませない為の防御じゃねえぞ。 産まれてしまったが為に生きていく為の自衛をせざるを得ない子ども達と、「人類」の為に異質を許容し切れない大人達の間にある壁の象徴だろ。 共存する為に試行錯誤する主人公の苦悩の具象化したものだろ。 あんなじゃねえ。
2020-11-01 13:35:14「光る眼」 こう、名作が三文芝居に成り下がってしまったガッカリ感。 なんでこんなに安っぽくしたんだ。 カーペンターは好きだけど、これはあかんわ。 出産シーンとか、初めの方はカーペンター色あって良かったんだけど。 取ってつけたような焼死体とか要らん…… ひどかった。
2020-11-01 13:37:53「光る眼」 これは、カーペンター監督コンプ以外に観る価値を感じないな…… いや、評価悪いのは知ってたけど、こういうタイプのあかんやつとは思ってなかったから。 観るなら、60年代の2作を。 2作が収録されているDVDもあるので。 pic.twitter.com/1naTYc7vTd
2020-11-01 13:43:16「ロード・オブ・セイラム」(2012)視聴。 ロブ・ゾンビ監督作品。 画像はサイケな印象だけど、静かで陰鬱な映画。 ロブ・ゾンビの他の作品を期待して観ると肩透かし喰らうかも。 主役は、しっかり嫁さんのシェリ・ムーン・ゾンビだけど、今回は年齢相応に老けて見える。 画面も暗めでじわじわ系 pic.twitter.com/kyu1eg6puB
2020-11-01 16:51:33「ロード・オブ・セイラム」 ロブ・ゾンビだけど、ゴアは無い。 もう一度言う。 ゴアは無い。 この作品の後に「31」撮ってるので、作風を変えたって訳では無いようだ。 アメリカ映画だけど、巻き込まれた女性が「戦わない」のは、何とも斬新に思える。 静かに呑まれる。 osorezone.com/title/362
2020-11-01 16:54:31「ロード・オブ・セイラム」 キュートな悪女が似合うシェリ・ムーンなだけに、このじわじわはくるなあ。 作品全般で、神が冒涜され続け、魔女による悪魔礼賛が叫ばれているのは、ある意味ロックだなとは思う。 神は勝たない。 正義も勝たない。 静かに腐敗する。
2020-11-01 16:57:09