京フェスの本会企画。やすみ対談で、小林泰三が津原泰水にエヴァンゲリオンを説明して、「あ、それって『ザ・ムーン』」と津原泰水が納得するシーンはすごく面白かった。
2011-10-09 22:30:46【11 eleven/津原 泰水】を読みたい本に追加 →http://t.co/uLP2e1AH #bookmeter
2011-10-09 22:27:25津原泰水の短編集『eleven』。「延長コード」を繋ぐ地味な行為がドラマティックに展開する創作ならではの感動や、読後に映画「ユリイカ」宮﨑あおいの名シーンを思い起こした「五色の舟」など、四谷シモンの装丁も併せ著者の美的感覚に魅かれました。 http://t.co/66A5bexh
2011-10-09 21:10:44【バレエ・メカニック (想像力の文学)/津原 泰水】を読みたい本に追加 →http://t.co/4YYl0bXQ #bookmeter
2011-10-09 18:23:59【バレエ・メカニック (想像力の文学)/津原 泰水】小説。雑把にまとめてしまうならば第一章が幻想小説、第二章がサスペンス、第三章がSF、という感じでしょうか。しかし、すべてをひっくるめて『想像力の文学... →http://t.co/ixIvNde0 #bookmeter
2011-10-09 17:01:28『11eleven』収録の「土の枕」がNOVA2の解説で「まるきりSFじゃないのに年間SF傑作選に選ばれてまるきりSFじゃないのに関わらずSFファンの絶賛を博した」みたいに書かれてたので気になってたけど、本当にまるきりSFじゃなくて凄かった。
2011-10-09 15:42:13昨日SFマガジンのベストSF特集を立ち読みして上田早夕里によるジョン・ヴァーリイ「ブルー・シャンペン」の書評がすごく良かったんだけど、津原泰水の書くSFの寂寥感はヴァーリイにちょっと似てるかも。やっぱSFは寂しくないと!
2011-10-09 11:14:30津原泰水「11」。いろんな怪奇・幻想譚が入ってるけど、やっぱりSF度が高い「五色の舟」「テルミン嬢」が一番好きですね。十蘭がSF書いたらこうなるんじゃないかというような…… 市街ものの「延長コード」、エロ怖い「クラーケン」、スケールが大きいけどコンパクトな「土の枕」もいい。
2011-10-09 11:08:09【綺譚集 (創元推理文庫)/津原 泰水】血のぬめりも内臓の鮮やかさも人間の脂の輝きもこんなに美しいとは。いや、津原泰水この人でなければこんなに美しくない。一行ごとに脳みそが変容していくような、そんな読... http://t.co/FwjAACpO #bookmeter
2011-10-09 08:42:49後に『バレエ・メカニック』や『蘆屋家の崩壊』や『11 eleven』を書く作家をまず初めに世に送り出したという意味で『ホットドッグ・プレス』は結果的に極めて偉大な雑誌であるということになってしまう。
2011-10-09 03:57:55津原先生って文章死ぬほど上手いし物語構造も技巧的なタイプだから普通だと生粋の文学エリート作家っぽいのに文筆デビューは学生時代先輩に誘われての情報誌で、重めの記事書いてたら編集に声かけられてコバルト文庫で作家デビューして、人気シリーズ続けてからの一般文芸再デビューで野生の狼感ヤバイ
2011-10-09 03:53:58今日の昼に隣町の図書館まで返しに行く津原泰水『バレエ・メカニック』読んでるんだけど眠い。まだ三分の二ぐらい残ってるのに眠い。仮眠するべきだろうか。
2011-10-09 03:37:42二人称を扱った小説として『バレエ・メカニック』が美しいのは、二人称によって書かれる章での君=対象を他者が定義する、という構造が次の章で他者が己を定義する=私の一人称と鏡面的に描かれ、それが最終的に私と君を消失された世界の中で自己の再獲得を描いたことではないかとか考えてる。
2011-10-09 02:56:26「11」津原泰水著読了しました。五色の舟で胸ぐら掴まれ、そのまま最後まで一気に読んでしまいました。面白かったぁ。装丁もステキだし。第一印象が良いと中身がそうでもなくてガッカリする事が多々ありますが(人も本も)この出会いは当たりでした!
2011-10-08 23:56:38うーむ、それは聴きたかった。 RT @taujun: 4コマ目「SFとホラーの境界」が始まってる筈なんだが、ダブルヤスミ(小林泰三&津原泰水)の漫談がちょう面白いw #kyofes
2011-10-08 23:50:45小林泰三の「私はホラーを書いてるつもりはなくて、いつもSFを書いているつもりだ。ホラーよりSFが好きだ」、は言われてみると確かにそう。玩具修理者はホラーというよりはSFな気がする。SFにホラー演出が混ざったような感じ。
2011-10-08 22:25:25今日の京フェス、小林泰三と津村泰水の『SFとホラーの境界』がなかなか興味深かった。「SFとホラーの境界とは何か?」という問いに、小林泰三は「そんなものはない」、津村泰水は「ホラーは手順的なもの、SFは思想的なもの」という趣旨の回答。そういう考えは自分にはなくて斬新だった。
2011-10-08 22:17:04作家が世の中の流行に乗ることは狙ってできないという話について、流行にぶつかるのは対抗車線を走ってる車同士が正面衝突するようなもので狙ってやると後ろから追う形になるからいつまでも当たらない、流行に乗ろうと思って書いても出版される頃にはその流行が終わっている、というのも印象的だった
2011-10-08 20:49:29最後の方の思い出したように本題のSFとホラーの境界についての話で小林泰三先生が「境界はない」で津原泰水先生が「ホラーは人を怖がらせる手法、テクニックでSFは思想、論理、心の構え方ではないか」という自説を語った場面はなかなか勉強になった、と思う。
2011-10-08 20:40:00一番笑ったのは小林先生「日本ホラー小説大賞は岩井志麻子以降に元気がなくなった、ずっと上り調子なのが岩井さんが出た瞬間ガクンって」津原先生「それは岩井さんが悪いって意味で?」小林「そうじゃなくて、岩井志麻子が日本ホラー界の養分を全て吸い取ってしまった」というやり取り。
2011-10-08 20:35:21「同い年の作家に岩井志麻子と法月倫太郎と恩田陸がいるんですが、岩井志麻子と恩田陸に養分を吸い取られて他はみんな元気がない」「SFの話しましょうか!(四、五回くらい発言)」「(小林先生からエヴァと使徒の戦いの説明を受け)ザ・ムーンじゃん!」「小林さん適当に締めて」
2011-10-08 20:30:18