- besterogeyorodu
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第55回のクリエイターは桜井光氏です。 商業デビューは03年、04年よりライアーソフトに所属し同社のメインライターとして活躍。現在はフリーで活動されているシナリオライターです。 pic.twitter.com/VEnAHTnHGF
2020-11-07 22:08:05個性派集団ライアーソフトの例に漏れず、作風は非常に独特。 流麗な文章、退廃的な世界観、定型的な描写、それらの要素が調和したライアー最大のヒット作・スチームパンクシリーズの生みの親です。 それでは早速、氏の関わった作品の感想を紹介致しましょう。
2020-11-07 22:08:23Angel Bullet(Liar-soft/04年30位) あんたの言葉は全部うんこにしか聞こえない、に轟沈。 ウェスタン風の世界観は、エロゲとしては新鮮だった。 個人的に、クラウスは昨年NO1のツボキャラ。 pic.twitter.com/r3ts2NZndG
2020-11-07 22:09:38。西部開拓時代を舞台にした燃えゲー。 前半は終始某牧師が笑いを盛り込んでくれるので飽きない。 戦闘も楽しめるレベルの難易度なので、ストーリーと平行してプレイしても苦にならない。
2020-11-07 22:09:56・バカゲーのフリして意外とシリアスもいけるライアーらしい作品 西部モノっぽい雰囲気の出てる音楽のレベルも高い ・微笑ましい二人のバカップルが繰り広げる悲しい運命のお話 そのクライマックスは今でも心に残ります
2020-11-07 22:10:25・今回は笑いからシリアスへの流れも良かった。 「あんたの言葉なんて全部「うんこ」としか聞こえないのよっ」 この台詞の使いどころが見事。
2020-11-07 22:10:49絶対地球防衛機 メガラフター(Liar-soft/05年108位) ギャグとシリアスの絶妙なバランス感覚、『笑い』という抽象的なものをメインテーマに据える哲学臭さ、さらにYマークでユーモアの紋章なんてふざけた設定を持ち込んで、全てを見事に収束させる落ちのつけ方は正にライアーの真骨頂。 pic.twitter.com/o0BFGwIhRN
2020-11-07 22:12:06マニアにしかわからない落語や特撮ネタが飛び交ったり今時パートボイスだったりするb級臭さもやっぱりライアーなんだけど。 主人公は人によっては引きそうな程頭の悪い熱血バカだが、シナリオ山場での燃えっぷりを見るに、あれくらいで丁度いい。
2020-11-07 22:12:48内から段々と燃え上がる精神的な熱さでバトル物のような見た目の派手さはないけど、今期屈指の良質燃えゲであると主張したい。
2020-11-07 22:13:08もっと評価されてもいいと思うんだが、よくも悪くもライアー的マイナー臭が強すぎるんだろう。 投票するには今一歩とも思っていたが、あまりに点が入っていないので。ちゃんと完成されてる点を七橋より評価したい。
2020-11-07 22:13:12蒼天のセレナリア -What a beautiful world-(Liar-soft/06年50位) エロの入ったジ○リ作品。こう言って足りるくらいに正面から大冒険。 特にプロローグの展開は、これからどうなるのか期待させるには十分な出来。 ま、その先で息切れして謎残しまくるのは、ライアーではよくあることだけども。 pic.twitter.com/qSIFN1S7Ic
2020-11-07 22:14:33それでもスケールの大きな世界観と、興味を引く諸々の設定は読む価値があった。 あとはFD以降でどれだけ補完してくれるか…。
2020-11-07 22:14:38赫炎のインガノック -What a beautiful people-(Liar-soft/07年4位) 世界観、文章、絵、音が極上の調和を果たしている。 そこで語られる物語は悲しくも優しいストーリー。 終盤にかけての伏線の拾い方、物語の追い方、魅せ方は見事の一言。 pic.twitter.com/32xHMJKdFB
2020-11-07 22:15:29・世界観設定、シナリオ、BGM、絵…全てを絡めた雰囲気作りは見事と言う他ない ドラクリウスと同じくキャラが生き生きとしていて、最後まで楽しく時に切なくプレイ出来た …一回始めたら何処で止めれば良いのか分からなくなる程に引き込まれる
2020-11-07 22:15:43・うつくしき ひとびとの おもいをつむぐ ゆめものがたり―― ・美しいの一言に尽きる。 まさにサブタイトルのWhat a beautiful peopleの通り。
2020-11-07 22:16:12・予想をはるかに裏切ってくれたこれが、今年の一押し 次第に謎がとけていくミステリーとしての面白さに 眩惑的な絵、薫り高い音楽、退廃的な世界設定で織り成す世界観が秀逸 それでいて、基本を流れるテーマはとても素直でエンディングの名曲とあいまって、優しい余韻が楽しめる、完成度の高いゲーム
2020-11-07 22:16:48・切り絵のような独特の画風がすごくいい 猥雑で退廃的な世界の掃き溜めのような町でそれぞれの思いを胸に生きる人々には胸を打たれる 彼らの思いをより深く知ることができる心の声システムはこの作品の魅力を何割増しにもする、自身の強みをよくわかっているよいシステムだ
2020-11-07 22:17:09ただすべての声を聞くための難易度が少々高く、プレイを中断させられるのには閉口する 戦闘も様式美は認めるがもう少し味付けをしてほしかった 音楽はカタハネに続き安定して高品質で、作品のイメージそのままといった素晴らしい完成度
2020-11-07 22:17:20需要の少ないジャンルばかり作るライアーだがその少ない需要を的確に突いた快作だった
2020-11-07 22:17:23・テキストから情報を収集して組み上げていく過程が面白いゲームも久しぶり。 BGMも陰鬱な世界観を構成しており、パートボイスのマイナスをあまり感じさせなかった。
2020-11-07 22:18:01定型的な戦闘がよく話題に上るが、あれも黄金螺旋階段云々とあわせて考えればよく符号しており、 細部まで計算してるんじゃないかと解釈してみる。
2020-11-07 22:18:05・めておのいないライアーはライアーじゃねえ、と思ってました。私が悪うございました。 想像力溢れるガジェットを一つ一つ拾っていく事で全体像が見えてくる、という構造はやっぱりライアー。 エロが薄い?ナンセンス!だってライアーでしょ。アクションが弱い?あ、まあそれは確かに・・。
2020-11-07 22:18:24・副題が示す様に、まさに人間賛歌を謳った作品なんだと思う。 死が溢れ絶望に支配され、人々の心が荒廃したインガノックという都市においてなお、 ただ真っ直ぐに救いを求める者へと手を差し伸べ続ける――――
2020-11-07 22:18:48この主人公のギー先生の最後まで揺らがない姿に心を打たれる。 歴代のエロゲ主人公の中でも個人的にベスト3に入るくらい大好きだ。
2020-11-07 22:18:51・世界観もだが、なによりキャラクターがいい。 一番は黒猫のアティ。次がキーア。その次がギー。ともかく誰も彼もに共感できた。街の子供にすら。 人間賛歌っていいな。
2020-11-07 22:19:06