それでは、本日のマガジンのお時間です! / 白饅頭日誌:11月9日「体罰の物語」|白饅頭 @terrakei07 #note note.com/terrakei07/n/n…
2020-11-09 17:03:12学校での先生からの体罰について、体罰が当たり前だったころに教育を受けた40~50代が容認する傾向が強かったという神戸新聞のアンケート調査についてのダーク・テキストです。 kobe-np.co.jp/news/sougou/20…
2020-11-09 17:04:01「体罰経験者ほど体罰するに反対ではなく容認する」――というのは直感に反する事実だ。端的に言って矛盾しているように見える。体罰でかつて嫌な思いをした人間は、体罰に反対する(体罰が根絶されることを望む)のが通常の反応と想定されるからだ。
2020-11-09 17:07:11体罰を経験した人にとって、体罰はとてもつらく苦しい経験であったことは疑いようがないはずだ。それなのに、なぜ体罰経験者の方がむしろ体罰に賛成的な立場を取っているのだろうか? 今日はその理由について解説するお話です。
2020-11-09 17:08:18「体罰経験者ほど体罰を容認しがち」になるのは、数多くの否定的なエビデンスが出てもなお、体罰の教育的効果を信じているリテラシーの低さゆえではない。あるいは、道徳心が著しく欠如した暴力的な人間だからというわけでもない。別の理由がある。
2020-11-09 17:09:06「体罰経験者ほど体罰を容認しがち」になる理由――それは私たち人間が「物語の呪い」にかかっているからだ。私たちは自分の人生や、いまの暮らしに「物語」を求めるからこそ、体罰を容認する人がかなりのボリュームで残る。
2020-11-09 17:09:51「体罰経験者ほど体罰を容認する」「虐待経験者ほど自分の子どもを虐待する」といった、一見して矛盾する現象はなぜ起きてしまうのか? それを人間の抗いがたい「ある性質」に見て考察するお話です。
2020-11-09 17:10:48スキ&シェアで、この期に及んでしぶとく生き残っていた蚊に吸血された饅頭先生を応援しよう
2020-11-09 17:11:08今日の話、ただの「体罰」の話にとどまらず「私たちはなぜ、知らず知らずのうちに、つらい経験やわるい環境について、肯定的に評価したり正当化したり、擁護したりするようなバグった行動をとってしまうのか?」についての答え合わせでもあります。
2020-11-09 17:20:29文章にすると一見して矛盾するように思えるかもしれないが、かつて痛みを受けた人は、自分の痛みを癒すために、自分の痛みを肯定するのである。
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