登録不可能かと思われた平泉が世界遺産になれたのは3.11がきっかけだった？ 「登録延期」から「登録」勧告までの流れがすごい

すぽんちゅ @Iwatekko6969

岩手県民が平泉を世界遺産にした時に覚えたことが、 「世界遺産は、現代の世界人類に通じる価値観が根本にないとなれない」 という事実だった。 平泉は一度、ICOMOSに、 「平泉が凄いのは認めるけど、これ単なる金持ちの遊びで、世界遺産にする程でもないやんな？」 と言われた。

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それで「登録延期」という、世界遺産登録としては限りなく赤信号に近いNGを喰らった。 岩手県は、 「平泉を創った藤原清衡は、後三年の役の戦死者の供養として平泉を創った。要するに平泉は東洋のパルテノン神殿なんスよ」 と説明した。 要するに死者を悼むのは世界共通の精神だ、と言ったわけだ。

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しばらく岩手では 『藤原清衡が願ったのは、争いのない世界でした』 という、「平泉は世界レベルなんやで」的なCMが流れていた。 だが、本当に平泉を世界遺産に押し上げたのは3.11だった。

すぽんちゅ @Iwatekko6969

あの未曾有の災害の時、被災県のみならず、日本国民全員が、他国の人間からは考えられないくらいに理論整然と行動し、暴動や略奪とは無縁に暮らした。 ユネスコにとっては、それが藤原清衡がめざした「仏国土」的な人々の振る舞いに見えたと聞く。 要するに、気持ち悪くお利口さんに見えたそうな。

すぽんちゅ @Iwatekko6969

平泉が世界遺産になったのは、被災県である岩手県の人間が、あまりにお利口さんで、泣き叫んだり、暴れたり、政府に文句言ったりしないので、国連の人々が 「確かにこれは間違いなく藤原清衡の仏国土の思想が生きてるっぽいね。そうじゃなきゃ説明がつかないやろ」 と、思われた結果だと聞いた。

すぽんちゅ @Iwatekko6969

嘘松甚だしい感じの話だが、正直な話、ICOMOSの「登録延期」勧告はそれくらい厳しい判定で、同じ遺跡が2度目の挑戦で「登録」勧告に漕ぎ着けるというのは、それくらいの事がないと覆らないミラクルだそうだ。 3.11の日本人の誠実さが世界遺産・平泉を創ったんやで。

世界遺産 @heritage_TBS

岩手県平泉の中尊寺金色堂です。日本の世界遺産の中でも、「絢爛」と言えばまずこちらではないでしょうか。7月5日（日）午後6時放送、「空から見る！日本の世界遺産すべて」で紹介します。 #世界遺産 #平泉 #中尊寺 #金色堂 pic.twitter.com/iAVv8BEoQs

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