陰謀論なしで世界を眺める

さゆり @sayukkoJP

「陰謀論なしで世界を眺める」 今、分かりやすさのために大雑把に言うならば、世界は銀行と資本家によって支配されていると言えます。 その支配の中核を担うのが金融とグローバリズムです。 pic.twitter.com/SGg1u3lAvR

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『地球主義』と訳されることもありますが、その実態は国内市場に留まらず、地球規模で利益拡大のために資本輸出を行い、帝国主義的な侵略を、人の命でなく自由を奪うことによって繰り広げています。 これを行うのがグローバリスト達です。 pic.twitter.com/tuY9A9KI9q

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『バナナと日本人』という本はご存知でしょうか？フィリンピンのある村に、日本企業スミフルが進出、農民を非道なほどに低い給与で働かせた上に、農民と周辺住民に農薬散布による公害まで与えたという実際の様子をドキュメンタリーとして綴ったものです。 pic.twitter.com/j5oCDNs23Z

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日本のみならず、世界中の企業がこうした武力によらない侵略と公害輸出を行っています。このような企業の資本の出処は、全体の少数を占める資本家と銀行です。 pic.twitter.com/58y4Kf5tR6

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企業は利益を最大限に挙げるために活動をするのですが、そのモティベーション（動機）は自社の利益を伸ばすことで、株主への利潤の還元と自分たちの収入にあります。株主が出資をしなければ、会社は資金繰りができないので、株主への利益の還元が至上命題となります。 pic.twitter.com/y2wWi3zush

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そして、その株主たちは、人間全体のうちのほんの一握りです。 豊かで自由な世界のはずなのに、現実は多くの人たちが働かずにお金を転がす少数の人たちのために、労働の虜（とりこ）となっています。 pic.twitter.com/4LGBsY1qlH

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労働そのものが悪いわけではなく、正当な報酬が与えられず、自分が望まない、あるいは人間として生きる上で本当に必要ではない労働を、文化的で社会的な人間らしい生活を維持する（そして、これは税金からはじまり、お金のみでまかなわれる！）ために半ば強制されることです。 pic.twitter.com/ho5oIA0vDr

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支配者層と被支配者層の数のバランスを見ると、フランス革命以前のアンシャンレジームを彷彿とさせます。 pic.twitter.com/JNPCKM9feh

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戦争が終わり、ここ日本にも平和で豊かな時代が訪れたかのように思えました。旧時代の支配体制は、人権や自由という言葉のもとに崩れ去ったかのように見えました。 しかし、日本という国は、実際にはグローバリストによって破壊されたがれきの上にきれいな絨毯を敷いて作られたようなものです。 pic.twitter.com/13r9gxch16

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例えば、普段私たちが安価に手に入れ、口にしているバナナを、本来自然の道理に従えば、これを食する権利を持つはずの生産者達は買うことができません。一昔前は、日本人が高価なバナナを買えない立場でしたが、戦後の高度経済成長を経て、「貧乏」の役は別の国に擦り付けられたかのようです。 pic.twitter.com/8nPh9gbIAo

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まるで「大富豪」というゲームです。 （…しかし、なぜ、敗戦国日本がそこまで上り詰めることができたのでしょう…？） pic.twitter.com/hRcNPloanm

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私たちは見せかけの豊かさを手に入れました。まるで「貴族にあったかのような豊かさ」を、自らの労働によって比較的安価に買うことができるようになりました。もちろん、貴族のような生活は労働と引き換えなので、本当に労働をせずに貴族のような生活を送っている人間たちには遠く及びません。 pic.twitter.com/JqHETHA71J

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それでも相対的には貧しい国よりも“マシ”であるので、人々は自分の置かれた立場を俯瞰することをせず、自分たちよりも劣った世界を上から俯瞰しているような錯覚に陥っていきました。ある国々を「発展途上国」だとか、「第三世界」と呼び、自分たちはそうではないと信じ込んでいました。 pic.twitter.com/R8APjtkh6q

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しかし、私たちと発展途上の国々の人たちの違いは、享受している生活レベルというだけの違いであって、真の意味での自由と尊厳という意味では変わらないでしょう。 日本は見た目には豊かですが、現実には１％にも満たない特権階級が残りの９９％超を支配しています。 youtube.com/watch?v=uJTTXt…

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この構造は実は世界のほとんどの国で同じです。私たちの世界に、私たちが幻想している“自由”はありません。 人権、男女平等、個人の権利、プライバシー、所有権、選挙権…これらは私たちの自由や意思決定を思わせる言葉ですが、その本質は私たちをより巧妙に支配するためのものです。 pic.twitter.com/busI7QL9TT

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支配するのは、冒頭に述べた銀行家や資本家そしてその一族などです。 「それらの人が支配しているのなら、なぜ彼らは私たちを殺して富を奪わないの？」 そう考える人もいるかもしれませんが、彼らが殺しをしないのは、殺すよりも“飼う”方が自分たちにとって都合が良いからです。 pic.twitter.com/y05De5ryHr

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辛らつな言い方をするならば、「血まみれの死体よりも、自分たちのために労働をし、お金を生んで自らの墓穴を掘ってくれる家畜」の方が良いからです。（“墓穴”の意味は後におのずと明らかになります。） pic.twitter.com/8k3KVm0szx

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社会や会社という鎖につないで、満足する程度のエサを与えておけばよいわけですから。自分の視界に入る他の人々も同じ程度の人生を歩んでいれば、腹も立てず、これが現実だと受け入れていくようになります。 pic.twitter.com/Sy0T1jRNow

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ノミの実験の話を知っているでしょうか。 pic.twitter.com/TloHFb8Wm8

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こうして私たちは飼われていることを実感することなく飼われていきます。更に悪いことに、その私たちを「（小）金持ち」や「低所得者」、「右派」と「左派」、「白人」と「黒人」、「キリスト教徒」と「イスラム教徒」などに細分化し、対立構造が作られました。 pic.twitter.com/O5f628t92U

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「誰とも対立した覚えはない」と思うかもしれませんが、私たちはさまざまな対立関係の中にすでにいます。 仕組みを語れば簡単なことです。「特権階級」が、少し対立構造が過熱するように仕向ければよいのです。例えば、BLM（Black Lives Matter）です。 pic.twitter.com/uZ7NPWYGhQ

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人が人の尊厳を維持し、人権を求めることは至極当然のはずですが、暴力によって離れなければならないのであれば、それは新たな論争の種を生むだけです。本当に話をして、理解をしてもらう気があるのか、このようにして人間は本来の人生の目的や本来見るべきものを見失い、争いに明け暮れます。 pic.twitter.com/JKpnyvllmo

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人々は、真の搾取には気付くことなく、「隣の芝が青い」と言ってはひがみ、やっかみ、「こっちの方が優れている」と同類を見下し、「これが正しい」「お前は間違っている」と同類を裁き、攻撃します。 pic.twitter.com/sDZ6A1wElf

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こうなると、健全な意味での革命の芽も育つ余地はありません。人権という概念のなかった昔の方が、まだ人類は“気概”を持っていたでしょう。 どうやら、今の時代の方が、あらゆる点で巧妙に支配が行き届いているようです。 pic.twitter.com/l8yVwsnPro

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次に、資本主義に視点を移していきます。 資本主義の特徴は、必ず資本を持っている人間が強くなるということです。お金があれば、競合に勝つことができます。 人を買収し、屈服させることができます。 人そのものを買うことすらできてしまいます。 ※注意点 pic.twitter.com/gq8T7AMUAu

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