2020年11月19日

『機関精神史』第3号「アフロ・マニエリスムの驚異」、巽孝之インタヴュー、各論考、翻訳など内容紹介

『機関精神史』第3号「アフロ・マニエリスムの驚異」、11/22の文学フリマ東京にて刊行。ブースはタ-19。
5

『機関精神史』第3号「アフロ・マニエリスムの驚異」、11/22の文学フリマ東京にて刊行。

機関精神史 @Neo_Mannerism

【最終確定】 11/22(日)文フリ東京限定の機関精神史三号「アフロ・マニエリスムの驚異」の表紙&総目次です(背景は「黒いモーゼ」ことハリエット・タブマン)。一号142ページ、二号232ページときて、三号は計192ページに。感染症予防の観点から釣銭の発生しない【2000円ぽっきり】となります! pic.twitter.com/zZBv5hS6yY

2020-11-18 21:37:05
拡大
拡大
機関精神史 @Neo_Mannerism

【速報】 三号「アフロ・マニエリスムの驚異」表紙(by 高山えい子)を公開します! ピラミッドはアタナシウス・キルヒャーより、右上の月はホッケがマニエリスト認定したアレクサンダー・カルダーより借用、左下をうろつく血に飢えた豹🐆は我々のイメージです。アフロ・ブルーを意識した背景色です。 pic.twitter.com/ChAJeiTdWw

2020-11-17 21:45:06
拡大

巽孝之インタヴュー「アフロ・マニエリスム談義——「ダーク・マター」から「ブラック・ライヴズ・マター」へ」

機関精神史 @Neo_Mannerism

【機関精神史三号インタヴュー】 「アフロ」と「マニエリスム」……一見すると角逐し合うこの西洋VS非西洋の二項対立を「対立物の一致(フュージョン)」せしめる本邦唯一の人物、「米文学研究のゴッドファーザー」にして名ピアニスト巽孝之氏に6万字ロングインタヴューを敢行しました! pic.twitter.com/4wq7ZJ9soY

2020-11-08 18:20:39
拡大
機関精神史 @Neo_Mannerism

これを読めばサイバーパンクの本邦紹介者である巽氏がアフロ・フューチャリズムの父でもあり、サミュエル・ディレイニーとヘンリールイス・ゲイツ・ジュニアの黒人前衛の流れをくむ生粋のアフロ・マニエリストであったと判明するでしょう。〈驚異〉、〈暗黒物質〉、〈プログレ・ファンク〉…… pic.twitter.com/Sam5OZxtDd

2020-11-08 18:25:33
拡大
拡大
機関精神史 @Neo_Mannerism

並大抵のブラック・カルチャー論では出てこないアンダーグラウンドな想像力が百鬼夜行する六万字メガトン・インタヴュー。「メルヴィルの白い渦巻」(高山宏)さえ呑み込み二重らせん化するこの「タカユキの黒い渦巻」に呑み込まれれば「眩暈(イリンクス)」(ロジェ・カイヨワ)は必至! pic.twitter.com/VdyF2ZBbsQ

2020-11-08 18:32:59
拡大
拡大

有光道生「ブードゥーから舞踏へ――キャサリン・ダナム、土方巽、トラジャル・ハレルによる「黒さ」の文化横断的再成型」(松井一馬訳)

機関精神史 @Neo_Mannerism

有光道生の「ブードゥーから舞踏へ」(翻訳:松井一馬)は、土方巽や暗黒舞踏の研究において長らく忘却されてきた「黒さ」を取り戻す挑戦だ。三島由紀夫が喝破したように今や白塗りで有名な舞踏は、実はアフロ・キューバン・ダンスの影響下で土方によって生み出された「黒いダンス」だったのだ。 pic.twitter.com/DRCNEFDDnf

2020-11-09 22:12:44
拡大
拡大
機関精神史 @Neo_Mannerism

キャサリン・ダナムからの影響を軸に土方の「黒さ」の人種性を再検討しつつ、有光は日本に長期滞在したダナムの「黒さ」自体も再定義されていったことを論証する。そして、両者のアフロ・アジアン的相互交流の歴史と可能性が、トラジャル・ハレルによっていま再び注目を浴びていることが示される。 pic.twitter.com/2MTUNOBvKP

2020-11-09 22:18:01
拡大
拡大
機関精神史 @Neo_Mannerism

「西洋/日本」という安易な二項対立によって忘却されてきた戦後日本の文化的地層に流れるアフリカン・ディアスポラの系譜。多様な「黒さ」の再成型に光をあて再歴史化することで、有光は環太平洋的、そしてラディカルに文化横断的な視点から戦後日本の文化史やモダニティーの諸問題の再検討を促す。 pic.twitter.com/JBcfv3pFm2

2020-11-09 22:23:27
拡大

ランシブル「髑髏柳」

機関精神史 @Neo_Mannerism

ランシブル「髑髏柳」はルイ・アームストロングが映画『黄金の雨』(1936年)で歌った秘密のメタファーである『スケルトン・イン・ザ・クローゼット』を鍵に黒人文化に埋もれた「骨」を掘り起こした論考です。歌詞では古びた屋敷で当世流のパーティが開かれた最中にあの世の笑い声が響き渡ります。 pic.twitter.com/GatfQzZDVs

2020-11-10 20:14:22
拡大
拡大
機関精神史 @Neo_Mannerism

あの世の笑い声の正体は何だったのでしょうか?それはクローゼットの中で骸骨が「骨」を鳴らす音(rattled his bone)でした。なぜ骸骨は「骨」を鳴らしていたのか。その「秘密」は19世紀のミンストレルショーにありました。ショーには骨を打楽器として操るボーンズと呼ばれた骨の演奏者がいたのです。 pic.twitter.com/yvPs8uX99r

2020-11-10 20:16:40
拡大
機関精神史 @Neo_Mannerism

こうして骨の音が鳴り響く一方、同時代の博物学によっては黒人が剥製にされ、骨相学によっては黒人の頭蓋骨が白人に劣るとされました。いったい「骨」とは黒人文化にとって何だったのか。最後には、白い骸骨に操られた「黒い骸骨」をモチーフにしたベティ・サールのアートを手がかりに肉迫します。 pic.twitter.com/yFDXLqctjO

2020-11-10 20:25:07
拡大

山田宗史「シグニファイング・イエローモンキー――木島始の道化的知」

機関精神史 @Neo_Mannerism

東洋人と黒人が同じ精神の音を鳴らす。山田宗史による論考「シグニファイング・イエローモンキー」は詩人・木島始の黒人文化受容を、師・中井正一のことばから辿り直すことによって、戦後における〈猿のような日本人の肖像〉を再発見する試みです。 pic.twitter.com/oXrUalIaht

2020-11-11 19:16:35
拡大
拡大
機関精神史 @Neo_Mannerism

木島は『ペタルの魂』では戦中の残虐さを眠らせたまま生きる民衆を、「蚤の跳躍」では731部隊のひとりを登場させ、戦後の華麗な転身を描写しますが、戦中から戦後への転身は道化的な「仮面」によって可能でした。一方、『春の犠牲』では戦中の不条理を生き抜く術として道化的知が活写されます。 pic.twitter.com/c9dzAVmtgS

2020-11-11 19:23:31
拡大
拡大
機関精神史 @Neo_Mannerism

阿呆王が玉座に居続けた戦後日本という曖昧な場で、道化はいやましに黒白つけかねる存在となっていきました。黒人と道化。この結びつきを『シグニファイング・モンキー』が着目した修辞性の観点から捉え返し、木島をマニエリストとして見出します。 pic.twitter.com/MxVGvDCpAr

2020-11-11 19:29:47
拡大
拡大

工藤遥「フリージャズ経済論(序の巻)——ビル・ディクソンのおたまじゃくしはカエルの夢を見るか?」

機関精神史 @Neo_Mannerism

ビル・ディクソン「Winter Song 1964」に聴かれるトランペット・ソロと高山宏のマニエリスム経済論(「自由放任の終わり」)に着想を得て書かれた工藤遥「フリージャズ経済論(序の巻)」では、「ジャズの10月革命」および短命に終わったジャズ・コンポーザーズ・ギルドを経済論的観点から考察します。 pic.twitter.com/zRQq0JsJPJ

2020-11-12 21:01:59
拡大
拡大
機関精神史 @Neo_Mannerism

吉本隆明=相倉久人のブルース理論を「経済学批判」に接続し、ディクソンのトランペットを「勃つか勃たぬか」の絶えざる運動の軌跡として聴く。するとブラック・ミュージックの受胎と黙殺された異種交配が、黒と白の混合物たるフリージャズ経済を形作る「固有の文化的価値」として立ち現れてきます。 pic.twitter.com/mOZDmEUge7

2020-11-12 21:09:47
拡大
拡大
拡大
機関精神史 @Neo_Mannerism

そしてダナエに降り注ぐ黄金の雨の如きシーツ・オブ・サウンド=「芸術の中の貨幣形式」(マーク・シェル)が、リロイ・ジョーンズ流の「黒さ」(=男らしさ)に対する客体的抵抗として経済論的地平を切り開くことを示します。副題は「ビル・ディクソンのおたまじゃくしはカエルの夢を見るか?」。 pic.twitter.com/NSw3nF1Oyn

2020-11-12 21:15:04
拡大

西山智則「鏡に映る黒人の/への恐怖——ジョーダン・ピールと反逆する映画たち」

機関精神史 @Neo_Mannerism

2019年は『アス』『ジョーカー』『パラサイト』と格差社会を描く映画が並んだ年でした。弱者たちの怒りがつのり、2020年にBLM運動が激化してゆきます。西山智則の「鏡(スクリーン)に映る黒人の/への恐怖――ジョーダン・ピールと反逆する映画たち」は、黒人の恐怖を映す鏡を覗き込みます。 pic.twitter.com/OVZX2bVgEV

2020-11-13 17:58:26
拡大
拡大
残りを読む(13)

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?