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スプツニ子!の代理出産

Sputniko! said "Why don’t you outsource giving of birth"
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▶「女性は産む機械」への反発

2010年3月20日
美人すぎる理系アーティスト・スプツニ子さんはなぜ歌う?
https://ascii.jp/elem/000/000/507/507353/4/

作曲を始めたのは先生がイケメンだったから

スプツニ子! リンク送りますか? ジュード・ロウに似ているんです。スペイン人で。超カッコイイよ!

――おーっ、これが先生!?*

 先生ですよ、これが! それで頑張って授業に出て、曲を作ったんです。5曲。「チンコの歌」もその時に作ったんですけど。チンコいいなーって。

――曲の発想もテクノ的だと思うんですけど。「コドモを作る機械」あたりは特に。

 「女は子供を生む機械」って言った日本の大臣がいましたよね。そのスキャンダルが起きたときに「ちょっとサイボーグっぽくない?」って思って作ったんです。

――問題発言に怒るより、むしろネタにってことですね。この曲以外にもジェンダー系のテーマが多いですけど。

 今の社会で強くやっていくためには、テクノロジーは大切なんです。でも周囲に理系でプログラマーって女の子がほとんどいない。だからテクノロジーを使う「作る、戦う、考える」女の子を打ち出して行こうと。

2013年2月13日
スプツニ子! 社会のバグを掘り起こす非常に厄介な人でありたい
https://journal.rikunabi.com/work/job/job_vol91.html

MoMAにも出展した『生理マシーン、タカシの場合。』や当時の日本の厚生大臣の「女性は子どもを産む機械」という発言に反発して作った『チャイルドプロデューシングマシン(子どもを産む機械)』などジェンダーや社会問題をテーマにした作品もたくさん作ってきました。根底にあるのは常識を崩したいというパンク精神です。常識を崩すというと、奇をてらうことだと勘違いしている人もいるけれど、それは違うと思っています。人が本当にびっくりするのは、常識や現実からほんの少しずれたことが起きた時。常識や現実からかけ離れてしまうと、理解や共感ができなくなってしまうんです。

▶産む側から産ませる側へ(キャリアのための代理出産)

2014年5月27日
スプツニ子!が語る、クリエイティブとクール・ジャパンとMITメディアラボのあれこれ
https://yuma-matsumoto.tumblr.com/post/87371237989/sputniko-cool-japan-creative-art-mit

--これから取り組もうとしているプロジェクトはありますか?

スプツニ子! 次のプロジェクトは、インドの代理母産業をめぐるものです。インドの代理母は、アメリカや日本などの夫婦の子どもを妊娠して出産しています。子どもを自然に産めない夫婦のために、インドの女性が代わりに子供を産んであげるっていう…

この代理母ビジネスを取り巻くシステムや製品のデザインを始めようとしています。お腹の中の赤ちゃんの心臓の鼓動や姿かたちがリアルタイムでわかるようなものを作って、東京にそのモデルを置いてみよう、って。

夫や友達とそれを見て、「赤ちゃんってこうやって大きくなってゆくんだね」って言えるようになったら…子供を産むっていうことをほかの誰かにやってもらうことになるのかも

ほかの誰かに任せることと、任せないことの間の線引きはどこにあるんだろう、って考えています。

Video Artist Sputniko! On Japan, Creativity And Her New Gig At The MIT Media Lab
https://www.forbes.com/sites/berlinschoolofcreativeleadership/2014/05/27/video-artist-sputniko-on-japan-creativity-and-her-new-gig-at-the-mit-media-lab/?sh=39159eebd8d7

Q – What's your next project?

Sputniko!My next project is on the surrogacy industry in India. These mothers give birth to children of couples in the US, Japan and elsewhere. These couples can’t have children naturally. So these mothers in India will have the children for them…. I am starting to design systems and products that go around this surrogacy business. What if you design something that takes a real time heartbeat and design of the fetus and have a sculptural model in Tokyo. Would you look at it with your husband and friends and say, “look how the baby is growing.” … why don’t you outsource giving of birth. What’s the boundary between what you outsource and what you don’t?

2015年8月31日
【ふとした疑問】

自身のキャリアやタイミングや年齢の関係で、代理母に子供を生んで欲しいなと考える女性は、少なからずいるんじゃないだろうか?
保育園が代理の育児サービスだとしたら、出産園(?)で専門の代理母が代理の出産サービスをするのは、NGだろうか?

2017年10月2日
ハフポスト企画「ジェンダーを超えるアートの可能性」
https://www.asahi.com/eco/awf/2017/program/day01_05.html

性の常識、「炎上」を逆手に問う

世間の「当たり前」を疑い、議論のための作品を制作してきたスプツニ子!さん。まず、男性が生理を疑似体験できる作品を紹介し「女性が生理であることをオープンに言える文化ができない限り、本当の意味で女性が活躍するのは難しい」と問題提起した。

続いて紹介したのは、国境を越えた代理出産について考える作品。インドの代理母のおなかで育つ子どもの心音や胎動を、米国の母がソファで感じられるものだ。「自分で産まないと我が子ではないのか」を問うたという。

同性カップルの遺伝子データを使った未来のデザイナーベビーをイメージした「家族アルバム」では、会場からも賛否両論の意見が出て活発な議論になった。

自らの作品がネットで何度も炎上した経験を通じて「今は何か見つけたり、気づいたりした時に(ネットで)すぐに世界に発信できるラッキーな時代」と指摘。自分の提示した作品や問題で「世界の誰かの考えや、そこから生まれる世界も変わっていけばいい」と語った。

2019年10月31日
東京国際映画祭から発信!すべての女性へのメッセージ。
https://madamefigaro.jp/culture/news/191105-tiff-women-in-motion.html

スプツニ子! 私は子どもがいなくて、今年34歳で、仕事大好き!クリエイション大好き!やりたいこといっぱいある!っていう時期に、もちろん子どもや家族に憧れはあるけれど、怖くて踏み切れないというのが、自分を含め同世代の女性の多くが感じていることだと思います。

−−スプツニ子!さんはまだ出産に踏み切れないということで最近あることをしたんですよね。

スプツニ子! 私、卵子をどっさり凍結したんですよ。

−−しなければならなかったということは、やはりアーティスト活動に出産が影響を与えると思うからですよね。

スプツニ子! 30代前半から後半という、いちばん仕事が楽しい時期と、女性の妊娠・出産タイミングは丸被りなんです。人類はテクノロジーやサイエンスでいろんな課題を解決してきたのに、妊娠・出産だけは野放し。卵子凍結も本当はもっと早くからみんなやっていいのに。私はアーティストとしても妊娠・出産の概念とかタイムリミットを変えたくて。

スプツニ子! 代理出産って倫理的によくないともいわれるけど、男の人って古来から女の人に代理で産んでもらっているじゃないですか。「僕の子どもを産んでください」って。どうして私も代理で産んでもらえないのかと思ってしまうけど(笑)、おふたりは子どもを育てながらクリエイションをしている、カッコいいロールモデルだと思って見ています。

2020年1月9日
スプツニ子! 「戸籍」はアジアの父権社会が作ったもの
女性も男性も生きやすいプラットフォームを作りたい
https://doors.nikkei.com/atcl/column/19/111100138/112100004/

実はもう1つ気になっているトピックがあって……、それは「代理出産」。例えば、人類の歴史を振り返ると、「男の人ってずっと自分の子どもを女性に代理で産んでもらってきてるんだ」と思って。そしたら、もしテクノロジーでそれが可能になったら(実際、既に可能だけど)女性も男性と同じように自分の子を誰かに代理で産んでもらっちゃダメなのかな? と最近考えるようになりました。代理出産というのは今も賛否両論あるトピックで、国によって合法・非合法と状況も違いますが、これからもっと様々な角度から議論されても良いのではないかと思います。

2020年2月
第2子妊娠中の申真衣さん、スプツニ子!さんと「30代の卵子凍結」を語った
https://megalodon.jp/2020-0823-1923-18/https://veryweb.jp:443/life/106461/

VERY世代は生殖のタイムリミットにつねに急かされている

スプツニ子! 社会で活躍する女性が増えているのに、仕事がいちばん楽しい時期と子どもを産まなくちゃいけないとされている時期がドンピシャっておかしい。どれだけ女の人の活躍が進んでも、最後のガラスの天井が肉体のタイムリミット=妊娠・出産。卵子凍結はまだ新しい技術だけど、怖がったりタブーにしておくのはもったいないと思います。

申真衣 私は入籍から1年、31歳で妊娠。このタイミングはタイムリミットから逆算してそれしかないという感じでした。子どもは欲しいと思っていたし、娘のことはかわいくてたまらないので後悔はもちろんないのですが、妊娠のタイミングがキャリア的に最適だったかというと難しい……。昇進の時期を控えての産休だったので、復職後に頑張りすぎてバーンアウトしかけたり、と余裕のない状況にはなってしまいました。少子化に問題意識を持つ男性と話すと、早く結婚しろ・早く子どもを産め、という話になりがちですが「相手もいないのにどうやって」と思います。そして、結婚すると今度は生殖可能年齢のタイムリミットが迫っているのでせっせと妊活に励まなければ、となる……。

 卵子凍結の次に来るのは代理母だと思うんです。

 卵子凍結をしても自分で産むにはリミットがあるから、その流れは必ず来ますね。

 日本だと向井亜紀さんが代理母出産して話題になっていたけれど、米国ではサラ・ジェシカ・パーカーやキム・カーダシアンのように代理母で出産するセレブがいますね。費用的にはなかなか手軽にはならないのだと思いますが、選択肢が増えることは良いことだと思います。

 そもそも男性って女性のパートナーに代理で産んでもらって、親として認められているのに、女性だけが自分で産まないと認められない、なんておかしいですよね。大事なのは子どもに愛を注ぐことではないでしょうか。

 国や社会は家族の在り方や女性の生き方を枠にはめようとしますが、子どもを持つというのは本来すごく個人的な選択。その人らしい選択をできるようになればいいと思います。そのためにはまず選択肢が増えていかないと。卵子が冷凍されていて子宮も借りられるとなると、何歳になっても子どもが持てる。子育てに要する体力的な問題はありますが人生100年時代のこの先、50代、60 代になってから育児をするなんて選択肢があってもいいのでは、と思います。

▶代理出産肯定に対する一批判

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

周回遅れのリベラリストの意見で気分が悪くなりました。卵子凍結は、女性の体を(生殖可能時期の長い)男性に近づけようとする、男性中心のテクノロジー観の中にあります。アーティストとしては言行不一致。veryweb.jp/life/106461/

2020-08-23 14:08:29
「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

ここで語られるのは、女性の解放ではなく、男性中心的な社会に、女性の体を、技術で加工するか、経済力を用いて、無理矢理当てはめていこうという試みです。ついでにいえば記事の中に「入籍」という表現が。元々家父長制の文脈で語られているのでしょう。

2020-08-23 14:11:08
「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

「現にアメリカやヨーロッパでは充実した社会的支援のもと精子提供を受けて生まれた子どもがすくすく育っている」とは、米国のどこを指すのですか?欧州のどの国ですか?州や国により社会的支援は異なります。その現実を前に、一体何を言おうとしているのですか?@VERY_web

2020-08-23 14:24:45
「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

サラ・ジェシカ・パーカーも、キム・カーダシアンも、代理母で「出産するセレブ」ではありません。出産したのは彼女らが雇った代理母の女性です。この記事では、このような微妙に間違ったりミスリードを誘う表現を重ねることで、卵子凍結や代理出産に関する印象操作がなされています。

2020-08-23 14:15:29
「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

スプツニ子!さんの男性中心主義は以下にも。「そもそも男性って女性のパートナーに代理で産んでもらって、親として認められているのに、女性だけが自分で産まないと認められない、なんておかしいですよね」これほど強烈な男性目線かつミソジニーを女性誌が掲載する事に嫌悪を覚えます。@VERY_web

2020-08-23 14:31:53
「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

「大事なのは子どもに愛を注ぐことではないでしょうか。」このような言説が、ごく簡単に流布されるのですが、これは精子提供で生まれた方が、否定しています。愛情を受けるのと、問題が解決するのは別なのです。@VERY_web

2020-08-23 14:33:50
「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

精子提供で生まれた方が、意を決して(人によっては実名で)これまで取り組んできた運動、紡いできた当事者の声が、いとも簡単に無視されたり、破壊されてしまっています。生まれる人の抱える人権問題を軽んじる言説を流布することは止めて下さい。@VERY_web

2020-08-23 14:40:27
「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

「2003年、タレントの向井亜紀さんが米国で米国人女性を代理母として双子を出産。」していません。向井亜紀さんは、米国人女性を雇い、雇われたシンディさんが出産したのです。Very編集者の方、虚偽の記載は止めて下さい。 @VERY_web

2020-08-23 15:15:46
「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

何だかまだ現実をご存じないまま、キラキラしたイメージで代理出産を語る方がいるようです。いくつか、既に起きている事を述べます。まず米国の代理出産契約で一般的な事ですが、代理母は中絶権を依頼者に握られます。中絶したくとも出来なかったり、意志に反して中絶させられることもあります。

2020-08-23 20:19:54

▶殺到した批判に対する弁明

4月号のVERYの記事について、いくつかお伝えしたいことがあリます。

そもそもですが、私はキャリアのための代理出産に反対の立場です。代理出産は長い不妊治療の末の最後の手段としてアメリカやイギリスなどに存在する選択肢で、一般に推奨されているものではありません。

記事中で、二ューヨーク州が来年から代理出産を合法化する動きがあること等を念頭に「その流れがある」と返答しました。結果として、まるで私が代理出産を積極的に推奨しているかのような受け取られ方がされてしまいました

記事の中で、代理出産の背景にある社会構造や格差の問題を触れなかったことについて非常に反省しています。代理母には、妹など親族が無償でサポートをする場合がある一方で、他者に報酬が支払われるケースもあリ、特に後者においては格差や構造的な暴力が発生しえます。代理出産の諸問題については、VERY以前にインタビューを受けた記事などでも触れています

誤解なく様々な視点を伝えるために、私自身も勉強する必要があると痛感しました。皆様の大切なご意見を有難うございました。

2020年9月5日
Sutniko!

▶その後

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コメント

memo @kosmosgarden 2020年11月20日
こちらの『「代理出産を問い直す会」代表者』さんのtwitterを拝見していくと、一部地域の海外事情が大変なことになっているのを知ると同時に「そういうことか!」と、ようやく合点がゆく思いがいたしました。
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memo @kosmosgarden 2020年11月20日
(従来の女子)スポーツ競技やその更衣室、トイレ、共同のフロetc.についてバラバラに飛び込んでくる海外情報のその理解し難さのそうした背景の最終的には、「子供を持つ権利」といった余り日本ではなじみがなかった考え方をベースとした≪社会思想≫が想定されていたのです。
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memo @kosmosgarden 2020年11月20日
(これに何か名前が与えられれいるかどうかは不明。プラグマティズムと何か特殊なキリスト教系の発想が合体しているといった感じには思いましたが詳細不明。)
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memo @kosmosgarden 2020年11月20日
「子供がいなくとも社会的に不当な扱いを受けず、そして特別な不自由なく生きていける権利」の獲得を性的少数派は目指している、(日本で)アライと称される人々もだからこそのシンパシーを覚えて標榜しているんだとなんとなく考えていましたが、どうも違いました。
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memo @kosmosgarden 2020年11月20日
多くの当事者と学者・活動家・シンパはまた別として実際はみなされている様子ながら、少なくとも後者が掲げているイデオロギーの本質は「子供を持つ権利」の獲得に畢竟行き着くわけだ、と思えばよかったわけです。
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memo @kosmosgarden 2020年11月20日
火星移住計画級のそのプランの実現をどうぞがんばって下さい。
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memo @kosmosgarden 2020年11月20日
で、済めばいいんですけど、「そんなこと自分たちだって聞いてないよー!全くそれどころじゃないです。」といった方たちだって当然ながら大勢いらっしゃるのではないでしょうか。 興味があるのはアートと筋トレです、とか。
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memo @kosmosgarden 2020年11月20日
そういったロマンティックラヴとか(他人の)ナルシズムに余り興味関心がない人たちというのは決して少ないない、というよりも実にほとんどだったりすると思います。
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memo @kosmosgarden 2020年11月20日
「子供を持つ権利によって誕生してきたそのひとりの子供」が抱く疑問や 苦悩なんて知らないですよね、ほとんどの人は。
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memo @kosmosgarden 2020年11月20日
(日本でも)人工授精で生まれてきてそして大人になった人たちと、そこのところをまず先にかの≪社会思想≫を考えている人々は十分に話し合ってもらえないだろうか。
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memo @kosmosgarden 2020年11月20日
(一部)不穏な女叩きをしているような暇があるのでしたら。
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memo @kosmosgarden 2020年11月20日
「代理出産を問い直す会」代表者』さんのお話から、私が本日考えましたようなことは以上です。
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しなちく @sinatiku_unko 2020年11月20日
キャリアを積みつつ人生を謳歌するためには家事育児を低賃金で人にやらせざるを得ないっていう記事をどこかで読んだんだけど、ついには出産も人にしてもらうことにしたんだ。資本主義怖いな〜
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もももっちり @UFj2LUOCvSczNbw 2020年11月20日
貧困層の外国人の命を安く買い叩く現場なんて他にも沢山あるんだから別にいいだろ!くらいに思ってそう。
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令和の美術科教育(仮.bot @art_education_ 2020年11月21日
これ卵子提供ビジネスの方が本人が利用するより先に実用化される気がする。
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