グリーンリカバリーvol.2「ポスト・コロナ時代を見据えて、脱炭素社会とこれからの食を考える」参加報告2020.11.19

滋賀グリーン活動ネットワーク主催、シリーズ「グリーンリカバリー」で食のグリーン購入研究会の企画したセミナーの報告です。
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くうのる @kuunoru

滋賀グリーン活動ネットワーク主催、シリーズ「グリーンリカバリー」vol.2 ~ポスト・コロナ時代を見据えて、脱炭素社会と「これからの食」を考える~ 始まります。 shigagpn.gr.jp/news/113

2020-11-19 13:31:14
くうのる @kuunoru

主催者挨拶。食のグリーン購入研究会のたねや木田さんから。食と低炭素社会は関係が強い。コロナ禍で近江牛の需要が減り、畜産業が危機に陥ったことも。食は誰もが関係のあるテーマ。明日からの実践につなげ、滋賀からムーブメントを起こそう。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 13:36:20
くうのる @kuunoru

報告1「びわ湖と共生する滋賀の農林水産業」 滋賀県農政課課長の青田朋恵氏から。琵琶湖は460本の河川が流れ込み、瀬田川と琵琶湖疏水の2本のみから流出。全部の水の入れ替わりに約19年かかる。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 13:38:35
くうのる @kuunoru

青田氏>琵琶湖は命を育む。400万年の歴史を持つ古代湖。固有種も多い。1977年から赤潮やアオコの発生、外来生物の繁殖と在来生物の減少。住民主体の石けん運動へ。農業からの濁水も問題。農業者も「環境こだわり農業」の取り組みを始めた。農薬や化学肥料の半減、濁水の防止 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 13:40:47
くうのる @kuunoru

青田氏>地域の子どもも参加して水路の透視どの調査を行う。環境こだわり農業は2000年から開始。今はさらに進め、オーガニック米での日本一を目指す方向へ。環境にこだわったお米、近江米を。消費、流通、生産、地域全体での取り組み。学校でのPR。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 13:42:55
くうのる @kuunoru

青田氏>琵琶湖周辺での水田での農作は弥生時代から。湖魚は水田にのぼり、繁殖して琵琶湖に戻る。ニゴロブナの生活史は、田んぼの営みと合致。島のように魚が琵琶湖からやってくる「うおじま」、農家が「おかずとり」を行ってきた。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 13:44:33
くうのる @kuunoru

青田氏>水田で稚魚が生まれる。ブラックバスやブルーギルなどの外敵が少ない。魚のゆりかご水田プロジェクトは、企業や大学と協働で行っている。生物多様性に貢献。琵琶湖で生まれた魚より生残率が高い。6割になるところも。琵琶湖では1%を切る。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 13:46:11
くうのる @kuunoru

青田氏>琵琶湖で昔から行われている漁法はエリ漁。小倉百人一首にも登場する。滋賀の農林水産業は森、里(田畑)、湖へとつながる。日本農業遺産に認定。次は世界農業遺産の認定を目指している。湖魚などの伝統的な食文化と祭礼(すし切り神事など)。琵琶湖八珍。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 13:48:36
くうのる @kuunoru

青田氏>琵琶湖と共生する農業へ。マザーレイクで様々な主体が一つになって取り組む。SDGs達成にもつながる活動。過密から疎へ、グローバルからローカルへ、新しい働き方や生き方、関係人口の創出、共存。持続可能な社会へ。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 13:50:06
くうのる @kuunoru

青田氏>コロナ禍をチャンスとして生かせるように。輸入頼みや都会暮らしの危うさ、農林水産業が身近にあるという価値も発見できた。人・社会・自然の健康、「健康しが」をめざす。森・里・湖に育まれる漁業と農業が織りなす琵琶湖システムを未来に継承していく。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 13:51:44
くうのる @kuunoru

青田氏>新型コロナの時代、私たちが何をすべきか、今こそ考え、行動する時代にきている。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 13:52:13
くうのる @kuunoru

講演1「低炭素社会づくりを目指すオムロンの地域に根差した地産地消の取り組み」。オムロン株式会社 草津事業所長、目片良和氏から。 オムロン株式会社は立石電機製作所から社名変更。京都の「御室」に由来。第1号商品はレントゲン写真撮影用タイマー。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 13:56:03
くうのる @kuunoru

目片氏>オムロングループ企業理念。「われわれの働きでわれわれの生活を向上し、よりよい社会をつくりましょう」ソーシャルニーズ創造、絶えざるチャレンジ、人間性の創造。事業、あらゆる製品の制御。ヘルスケア事業、社会システム事業、制御機器事業、電子部品事業。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 13:58:24
くうのる @kuunoru

目片氏>オムロンでよく知られている体温計などのヘルスケア事業は17%と意外と少ない。コロナの影響でタッチセンサーが伸びている。日本、中華圏、欧州、米州などで展開。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 14:00:00
くうのる @kuunoru

目片氏>オムロンの環境ビジョン「グリーンオムロン2020」目標の一つ、温室効果ガスの総量の排出削減。オムロンカーボンゼロを2018策定、2050年にGHG排出量ゼロを掲げた。さらに他社の取り組みを支援するためのエネルギーマネジメントをビジネスに。創エネ、省エネ、蓄エネ。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 14:02:48
くうのる @kuunoru

目片氏>オムロンカーボンゼロ。2016年実績は25万トンCO2排出。2020は24万トンと順次計画。事業を伸ばす中でどう削減するか。オムロンのGHGのやく90%が電力由来。使用エネルギーを再エネへ。省エネの上、自社発電、再エネ電力の購入を。グループの日本と中国で7割の排出。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 14:05:12
くうのる @kuunoru

目片氏>ゴールは遠いが着実に減らしてきている。再エネ活用の拡大を計画。社会にきちんと報告する。続いて、オムロン環境事業の取り組み。社会の脱炭素化の支援。太陽光発電用のパワーコンディショナはシェアNo.1。蓄電システム活用で天候に左右されないように。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 14:07:26
くうのる @kuunoru

目片氏>電力の発電と消費のバランスをとる。この制御に貢献するのが事業のメイン。 (電話のため視聴中断……) #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 14:11:50
くうのる @kuunoru

目片氏>草津事業所における低炭素社会への貢献活動。1105名就業。在籍人数は増加しているが、CO2排出量は減少。空調関連設備の変更。ガス式から電気式に変更により大幅削減。熱回収システム導入で、冷暖房の廃熱利用。熱源運転パターンの変更によりピーク時間帯を分散。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 14:16:47
くうのる @kuunoru

目片氏>年間617tのCO2削減、草津の1割以上。また。地域貢献として、栗東市と琵琶湖森づくりパートナー協定を締結。植林や草刈りなど。草津市「みちサポーター」活動への参画。地域循環の事例、食堂の残飯を堆肥化、湖南農業高校へ寄付。その野菜を買い取り社員食堂で利用。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 14:19:44
くうのる @kuunoru

目片氏>フードリサイクルによるCO2削減。滋賀県から「低炭素社会づくり賞」受賞。今後、向かいの湖南農業高校と、人と人とのサイクルを回す構想。20年度より地元名産野菜の復活をめざす。社内で野菜即売会。まぼろしの伝統野菜の山田ねずみ大根栽培。綿花でのエコバッグ政策 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 14:22:51
くうのる @kuunoru

目片氏>湖南農業高校と協力したビニールハウスでのAI活用の野菜栽培の取り組みも来年度から始める方向。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 14:24:16
くうのる @kuunoru

講演2「里山の文化・豊かな感性から学ぶ菓子づくり」株式会社叶匠寿庵 秘書広報室課長、池田典子氏。 本社は大津市の最南端。JR石山駅が最寄り。寿長生の郷(すないのさと)で製造販売。大石龍門町、80戸ほどの集落。会社の敷地のほとんどは農地。創業は1958(昭和33)年。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 14:27:49
くうのる @kuunoru

池田氏>創業者は芝田清次氏。警察官、大津市職員を経て、滋賀に地元の和菓子がほしいと39歳で創業。滋賀県を表現するお菓子として縁のある3人の天皇を象徴する「閼伽井」(あかい)。2代目は1982年就任、芝田清邦氏。「農工ひとつ」を掲げて工場を現在地に移転。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 14:31:45
くうのる @kuunoru

(音声中断) 池田氏>楽しむだけの農地ではなく、皆で生産、収穫。裏の谷筋から水をいただく。周囲の農家と協力して掃除。自社に浄水装置を設置し工場水は浄化して川へ戻している。寿長生の郷内で循環を意識。汚泥は脱水して農地に還元。堆肥づくりも循環の大事な行程。 #グリーンリカバリーvol2

2020-11-19 14:34:43