T-TRPG婚シリーズ③『神婚Ⅲ』

時見の真実だよ、これは現実にあった物語り。夢のように私たちは追体験した。
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白馬 @NotPrinceA

ねぇ、媛ははじめ呆然としていたよ。混乱よりは何事かと、わからず劇場に身を置かれた。現実でしかなかった4.2前劇場もわけがわからず見すごして、4.2直前劇場はもう神事に在ってそんなものかと流していた。ようやく現実を思い出したのが八月末、混乱よりは付き合いきれないといら立って、バカにした。

2020-11-29 21:23:02
白馬 @NotPrinceA

媛はごく普通の何の変哲もない一般人で、特別なことはなかった。町っ子だけど田舎者でね、日本人だから知識層で小難しく考えるけれど、平和ボケしているし…だから媛が考えることは誰もが当たり前に考えた。

2020-11-29 21:25:58
白馬 @NotPrinceA

全人類が日本の国民性にびっくりしただろうけど、4.2に呆然として、追っていら立ったと思う。

2020-11-29 21:26:48
白馬 @NotPrinceA

能天気なのはなり替わり、何かと疑り深いのも公安。公安らは日本人だけど、日本の中で隔絶された没個性の住人たちで、わが国ではこれを「鬼」と呼ぶ。

2020-11-29 21:28:40
白馬 @NotPrinceA

少しずつ動けるようになったのも、媛だけじゃない。違うかな?

2020-11-29 21:36:43
白馬 @NotPrinceA

公安は、つまり南瓜や庶民見んな庁は、カに刺される以前に「カを見た」だけで国を挙げて大騒ぎをする。野菜に泥がついている、曲がっている、色が悪い、虫がくっついている、それだけで国を挙げる。

2020-11-28 14:31:32
白馬 @NotPrinceA

そして薬漬け(農薬他=毒)の完全人工物(荒廃=死の世界)となった国が出来上がった。これが今の日本であり、なぜか先進諸国も先駆けてだった。途上国は自殺行為を見習わず、自然に回帰すること。まだ傷は浅い。

2020-11-28 14:37:04
白馬 @NotPrinceA

今までは殺せとまでは思わなかった。4.2事件で考えを改めた、死ね。地球を滅ぼさないと気が済まない病気なら、生きる権利などない。

2020-11-28 14:38:57
白馬 @NotPrinceA

ただのわがままのアホだろ。許すなよ。

2020-11-28 14:39:22
白馬 @NotPrinceA

だって動植物を完全管理しないとダメなんだろ?全部知って、見張って、支配しないと。だってまばたきすらルールで縛りたいんだろ?十秒に一回とか、爪切りは週一、今日は右肩激痛で明日は左足びっこ、全国民全人類がこうじゃないと気が狂う。付き合えるか、自殺なら一人でしろ。

2020-11-28 14:47:05
白馬 @NotPrinceA

これが4.2事件だよ、何をすっとぼけているんだ全人類。

2020-11-28 14:49:38
白馬 @NotPrinceA

姫には大切な友人がいた。神に囲まれて育った姫には、神に囲まれていたことも、大切な神友人のことも、記憶になかった。劇場だけがいるいるいたからと思わせぶりに存在をほのめかしていた。

2020-11-28 14:55:32
白馬 @NotPrinceA

気になる…誰、誰なんだろう?

2020-11-28 14:56:02
白馬 @NotPrinceA

劇場も姫には記憶がないと告げる。4.2事件で犯人に存在消失させられたから、神に育てられたことも…姫は無自覚の無意識だったからねと。

2020-11-28 14:57:33
白馬 @NotPrinceA

綺「名前は何?」八「考え中だ。まぁあいつだよ」北「命名権は媛。案だけでも」乙「空にちなむあの人」八「うむ」琴「心うずく彼。琴音も泣いた口だ」比「悔しいがな、比良も。気になる奴だ」裏「日本人は好きなんだよ、ああいうの」明「白い髪、ヤサ男の少し軽い。柔和な彼ね」増「いたいた」

2020-11-28 15:00:54
白馬 @NotPrinceA

最初にほのめかされた心象力は、妖怪で。人とは似ても似つぬ異形の、大きな、姫に悪意あるゆえに消されたとか。固まらない設定が迷いに満ちて、思い出さなくていいんだよと言い聞かせられた。

2020-11-28 15:05:34
白馬 @NotPrinceA

それに六月はそれどころじゃなく無為にすぎた。

2020-11-28 15:06:58
白馬 @NotPrinceA

綺「七月だっけ?」八「覚えていないな。七月だろ?」北「六月は箱庭で、電話は?」増「迷いに満ちているな」

2020-11-28 15:08:30
白馬 @NotPrinceA

姫のお披露目から、祝言祝言一族を増やし引っ越し三昧の里がお社だ仮宮で幽体だけの蛇が蛇になったり鬼になったり宇宙で国会がぐつぐつ神罰よ空のデートにうん…お月様が伸びるソファ好きおじじおばば箱庭は術で未完の姫が完成させた誘拐事件で夜叉が変態趣味ってバレた未来と今が力を合わせて再演か!

2020-11-28 15:14:35
白馬 @NotPrinceA

その傍らでの妖怪との捕食関係で、姫の人生が壮絶すぎて誰一人生き残れなかったあの試験、夜叉ぁぁぁって小天狗どもが逃げていって──だから六月は匂わされるくらいだった。

2020-11-28 15:17:44
白馬 @NotPrinceA

北「よし、ぴたりと一致」裏「もういいよ、全人類共通。私もな我が事だったんだぞ」綺「覚えていた。媛くらいには語れるよ」八「語るか?」綺「いずれ。今は良い」乙「負け惜しみ言っちゃって。こうやってご近所で思い出す。乙虫はそうだよ」琴「媛くらいには具体的に言わんとな」北「俺はいける」

2020-11-28 15:20:19
白馬 @NotPrinceA

そう、きっかけは姫の過去だった。

2020-11-28 15:24:50
白馬 @NotPrinceA

知らない幼馴染みがいて、世話役がいるって。私の過去を、特にトラウマになる事故を思い出せと強いられた。

2020-11-28 15:25:36
白馬 @NotPrinceA

なんてことのない小さな神社での思い出が、天狗族に襲われ九死に一生を得た死亡事故に変貌し。近所の神社が世話役との思い出の場所になった。いまだにどこの神社か思い出せないけれども。そして心が疲れ死を望んだ日々を、これがトラウマか貴様のトラウマだろざまァみろ!と劇場化された。

2020-11-28 15:31:29
白馬 @NotPrinceA

日々を、彼…美白を喪失した日に設定され、記憶が捏造されていった。

2020-11-28 15:37:00
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