「お金のいらない国」は成立するか? ――なぜ、貨幣は経済に必要なのか?
長島龍人氏が「お金のいらない国」という概念を提唱しています。有名人の前澤・ZOZO元社長が紹介したことで、知られるようになったようです。
それは、お金をなくすことで、「すべてがタダ」の「夢の世界」になる、というユートピア論のような話です。が、本当に貨幣をなくしても、社会は成立可能でしょうか? それを検討していきます。
また、後半では視点を変えて、現状の格差社会に対して、お金をなくす代わりに、代替案としてどうしたら良いか、ということを提案します。
しろうと
@sirouto
「お金のいらない国」というのは、元電通のアートディレクター長島龍人氏が提唱している概念だ。小説、落語、対談などのメディアに展開している。
2020-12-04 21:46:17
しろうと
@sirouto
上記動画のように、元れいわ新選組の党員で、政治団体代表の大西つねき氏と対談している。つねき氏は、反緊縮の最右翼(最左翼?)なので、長島氏としても、対談相手として不足ないだろう。
2020-12-04 21:54:20
しろうと
@sirouto
長島氏(公式サイトより)「世界中から一斉にお金がパッと消えたとしても、社会は成り立つはずなのです。それどころか、お金がなくなったら、お金に関わる仕事、お金を扱う仕事がすべて必要なくなりますから、全体の仕事量は半分くらいになるかもしれません」
2020-12-04 22:01:23
しろうと
@sirouto
長島氏「お金のいらない国を想像してみましょう。お金の存在しない社会になったら、人々の意識はどのように変わるでしょう。お金のいらない国ではどんな生活がしたいと思うでしょう。言ってみればすべてがタダの世界です。お金のいる社会から考えるとまさに夢の世界でしょう」
2020-12-04 22:02:07
しろうと
@sirouto
結論から先に言うと、私は、「お金のいらない国」は、成立しない、もしくは、成立させる意味がない(経済的に停滞、衰退するため)と考えている。
2020-12-04 22:06:10
しろうと
@sirouto
そこで、「もし、お金をなくしたら、社会に何が起こるか」という思考実験をしてみよう。長島氏は何も問題ないと主張するが、明らかに問題が生じる部分がある。
2020-12-04 22:13:24