#現代語訳上井覚兼日記 感想

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日光81 @nikko81_fsi

#現代語訳上井覚兼日記 読了。非常におもしろい。こうした私的なエピソードや覚兼はじめとした人の思うところが滲む文章を残してくれてる例は稀だろうと思うと共に、ついつい枝葉末節に気を取られ、戦国島津通史の一端を理解する史料として読む難しさも実感。詳しい感想は追々。 pic.twitter.com/VVfp8fkT2C

2020-12-12 11:42:37
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日光81 @nikko81_fsi

#現代語訳上井覚兼日記 詳しく。酒寄合に飯振舞、茶を点てて、風呂(サウナ)興行に朝的夕的。奢り奢られの関係でウエットな人間関係ができている様が、礼儀や慣例をいったのを超え、さしずめ現代の飲みニケーションを煮詰めて濃くしたような感覚を覚える。雑談でみんななに話してんだろ。 twitter.com/nikko81_fsi/st…

2020-12-12 23:50:55
日光81 @nikko81_fsi

#現代語訳上井覚兼日記 日常生活の一環として誰かのために振る舞い合うというのが常識という世界なんだなと強く思わされる。島津家中独特なのかが気になるところ。他の家中の様子も知りたい…が、叶わぬ望みなのであろうな。

2020-12-12 23:52:34
日光81 @nikko81_fsi

#現代語訳上井覚兼日記 覚兼の個人的な趣味もあるかもしれないが、やはり仏教王国だよね、島津家中。日常生活に看経が根付いていて様々な祈祷対象に様々な経を上げる覚兼の様子から如何に仏教を大事にしていたかがよくわかる。

2020-12-12 23:53:59
日光81 @nikko81_fsi

#現代語訳上井覚兼日記 それだけに、薩摩の廃仏毀釈がいたたまれなくて、胸が締め付けられる思いがする。塔頭造立式典で漢詩や和歌を即興したりだとか、道号はこうして申請するんだとか、主君義久公の虫気平癒のために挙って祈願参籠して和歌奉納。本当にすごく仏教が日々に根ざしているのだ。

2020-12-12 23:55:17
日光81 @nikko81_fsi

#現代語訳上井覚兼日記 あれだけ酒寄合に飯振舞をしているものの、肝心の中身についてはあまり言及がない。気になったところとしては、鮑を持参した方がいたときに、その旨味を歌を詠みあって楽しむのはすごくいい…というか、美味いものを喰ってSNSに上げる感覚に近い…とか思ったりするツイ廃。

2020-12-13 00:00:09
日光81 @nikko81_fsi

#現代語訳上井覚兼日記 あと、珍酒珍肴は最高だったってもう、覚兼さんkwsk!!!!!!!! といいたい。酒の出番があまりに多すぎるのはさすが呑助薩摩人というところか。あんだけ飲んでて沈酔の例が少なすぎるwww一度、振る舞うのに酒を切らして出せなかったのにはワロタ。

2020-12-13 00:00:24
日光81 @nikko81_fsi

#現代語訳上井覚兼日記 さすがの覚兼も、母と祖母のもてなし攻撃には耐えかねてついに沈酔、また飯寄合のあと酩酊していて歩行困難、休憩宿泊、城に来る申し入れに返事もできないする桑幡左馬頭のエピ、忠平饗応で酩酊する家久のエピにニヤッとするなど。よっぱだいすき。

2020-12-13 00:01:48
日光81 @nikko81_fsi

#現代語訳上井覚兼日記 あとあと、鹿児島で酒切れ、五十樽酒を送れと命じられた宮崎も酒切れ…ようやく二十…って、単位が樽なの、日光家でも樽酒が備えられてたエピを思い出してしまった。島津基準だと日光も下戸に扱いであろう。

2020-12-13 00:02:33
日光81 @nikko81_fsi

#現代語訳上井覚兼日記 サウナではなく温泉に入った記録もあり、湯之元温泉はちょっと上井覚兼日記に再読しながら湯治したくなったな。

2020-12-13 00:03:29
日光81 @nikko81_fsi

#現代語訳上井覚兼日記 他に興味を引いたこととしては、右筆かな。字が上手いので右筆として契約、翌日覚兼が書かせてみたり、義久右筆は八木昌信っていうんだ…とか。島津義久の文書はホント、美しい素晴らしい字だなと感服しているので、この人の字か…と思うなど。

2020-12-13 00:04:10
日光81 @nikko81_fsi

#現代語訳上井覚兼日記 主君義久との関わり。義久公ホント老中たちを信頼しようとしてその談合を重視し、また部下思いで義久から侍医を派遣して覚兼をおもいやっていて、覚兼の老中辞職願にもすごく大切にししつつ、なんとか老中職にとどめたいという思いが伝わってくるのに…

2020-12-13 00:05:08
日光81 @nikko81_fsi

#現代語訳上井覚兼日記 意向が無視されるのに義久公つら…と涙するなど。覚兼もそうだけど、みんな勝手にしすぎ…!!! やっぱり義久公いいな…お辛い立場だったと思うけど。…みたいな人間関係がわかるのが楽しい一冊でした(了)

2020-12-13 00:06:00