炭治郎は理想の父親像ではなく「理想の母親像」

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鬼滅の刃は炭治郎が家庭を失うところからスタートする。これは安心できる家庭(母親)を失うことで「もう後戻りできない状況に追い込まれる→成長する」という少年漫画あるある しかしその後の炭治郎の行動は他の少年漫画と少し違う(続く)

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家庭を失ったエドワード・エルリックは、新たな足を得て自立する(男になる) 家庭を失ったエレン・イェーガーは、母親の仇を取ろうとする(男になる) でも炭治郎は、残された家族を守るために「母親」になっちゃったんじゃないか 僕には炭治郎の背負っている箱が子宮にも見える。あれは子守りだよね

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HxHでゴンもジンも家庭を捨てて冒険に出る。尾田栄一郎も「冒険することが父だ」と言ってる 新たな領地開拓の為に冒険することは男の本能なんですよ だけど炭治郎は冒険をしない。一貫して家庭を守ることだけを考えている。これは女の本能

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「炭治郎＝女性」とすると1話がどういう物語だったのかが分かる 👺家族が皆殺しにされる >女だった炭治郎が少年漫画の世界に放り込まれる 👺炭治郎の髪が切られる >女性性の剥奪 👺禰豆子を守る為に頭を下げ、怒られる >女性らしくしては駄目だ、強さを持たなくては駄目だと怒られる(少年漫画の洗礼

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少年漫画って昔から「男らしさ」を提示する場でもある ・ドラゴンボールは「戦闘力」 ・鉄人28号は「ロボット」 ・頭文字Dは「車」 ・ワンピースは「冒険」「任侠」 炭治郎が強くなる理由は「家庭を守るため」なんですが、これは男らしさじゃないんだよね。母性だ。

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鬼滅の刃って「少年漫画に放り込まれた女が一人前の母親になっていく話」なのかなぁと

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鬼滅の刃が売れた理由はここにある ・ジャンプの女性購読者の増加 ・男性の草食化(女性化、男らしさの喪失) ・女性の社会進出(これと少年漫画の世界に放り込まれた炭治郎がダブるよね) つまり鬼滅の刃の売れた理由は「日本社会全体が女性化したことのあらわれ」なのではないか

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ワンピースの敗北は 「男のための少年ジャンプの敗北」 「男性社会の敗北」 であり 「少年漫画が女性に乗っ取られたこと」 を意味するのではないかなぁと