何年たっても隠ぺい体質会社、東京電力

こんな会社が原発を廃炉に出来るわけがない。 何年たっても隠ぺい体質は変わっていない。
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Fukushima 30-Year Project @30_fukushima

TEPCO HOLDINGS Pictures & Videos| Photographs related to the situation of the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident photo.tepco.co.jp/date/2020/2020… pic.twitter.com/9quYf5EjcJ

2020-12-24 23:10:33
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木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

東京電力おそるべし。 東電は12月22日、事故直後にドローンで撮影した大量の写真を公開しました。この写真について今日の東電会見で、当時はこの写真をどう活用したのかと聞くと、しばらく沈黙して、「具体的にはわからない」と。 「え?」です。

2020-12-25 10:01:18
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

東電広報は、この写真は発電所の状況を把握するために撮影したものだと説明しました。それなのに、わからないってのはどういうことなのかと思うのですが、ほんとうにわからないそうです。

2020-12-25 10:01:19
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

自分たちで依頼して、2011年3月20日と24日というドタバタの中で「状況把握のため」に撮影をしたにもかかわらず、使ったのかどうかは不明。どういう経緯で誰が撮影を依頼したのかも不明だそうです。

2020-12-25 10:01:19
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

ありえません。 3月のこの時期と言えば、自衛隊機が原子炉建屋の上空からヘリで撮影をしようとして、あまりの線量の高さに引き上げた時期です。爆発した1号機、3号機、4号機の建屋の状況に世界の注目が集まっていた時期です。 それなのに東電は、撮影したことすら忘れていたそうです。

2020-12-25 10:01:19
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

さらに驚いたことがありました。 写真の公表は12月22日ですが、東電広報はこの写真があることを、9月に把握したそうです。なんと4か月ほど前です。相変わらずの情報非公開主義、東電クオリティーですが、ではなぜ公表に時間がかかったのかというと、

2020-12-25 10:01:19
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

「核物質防護の関係で画像の処理をしていた」とのことでした。モザイクはそのためですね。でも4か月もかかるものでしょうか。さすがは東電の技術力です。 しかも東電広報によれば、写真を原子力規制委員会に報告したのは、HPで公表したのと同じ日だったそうです。

2020-12-25 10:01:20
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

ありえません。2011年に旧原子力安全保安院は、法律に基づいた「報告徴収」という指示を出し、東電に写真の提出を求めています。法律に基づく提出命令です。 それなのに東電は、9月に写真を把握したにもかかわらず、保安院を継承した規制委に報告していないのです。規制委をなめてるとしか思えません

2020-12-25 10:01:20
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

しかも東電、この4か月の間に、写真がどういう使われ方をしていたのかの調査もしていません。核物質防護だと言って写真にモザイク処理をしているのに、撮影経緯すら調べていないのです。正直、こんないい加減な情報管理の会社に核物質防護を言われたくありません。

2020-12-25 10:01:20
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

原発事故に際して、状況把握に非常に重要な役割をするはずだった写真をないがしろにし、10年近くも埋もれさせ、挙げ句の果てに規制当局の命令を無視するかのように公表を遅らせている会社が、今すぐにでも原発を運転したいという申請をしています。

2020-12-25 10:01:20
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

原発事故に対する責任感という意味でも、また今後の安全確保という意味でも、東電に原発を再稼働させるという選択肢は、ありえないように思います。

2020-12-25 10:01:21