(都市)地理学と都市計画は違う？地理学は政策提言をすべき？

ジオの浦 @geo_no_ura

授業の口頭発表で地理学的なテーマを扱いたいのだけれど、内容や構成をしっかり検討しないと公共政策や都市計画の方面に行ってしまう…。まだ専攻するまでに至っていないから地理学的な研究がどのようなものか分からない

藤沢うるう🎍（地理・地図のすがた） @uruu_geo

地理学として都市の成り立ちをある視点から研究しようとして、結局その市の都市政策か都市計画のどちらかの説明で終わってしまうやつ。

ᓓぶグミはいいぞ。@BOOTH新譜あり〼 @kirsch2293

地理オタの一定の割合は、地理学じゃなくて都市計画や都市工学や建築あたりを学んだ方が幸せになれる

あづま @azma_gen

都市計画が現状に合った設計を行うもので、都市地理学はそういったものの分析を行うものという認識だったがどうなんだろうか……

ジオ鹿 @GeoDeer9215c

@azma_haiku 都市工学は「問題点を炙り出して、解決に導く」学問な気がします(異論は認めます！) 都市地理学は「問題」を炙り出す能力はあれど、「アイデンティティだしな」と言って受容する傾向がある気がしますね (アイデンティティを崩壊に導く可能性が高い開発には反対することもある)

あづま @azma_gen

@GeoDeer9215c なるほど。 工学の性質を考えると、“問題点を炙り出して解決に導く”際に、現実の条件を踏まえて行くということが大きな要素を占めているような気がしたのでそう表現したのですが…… ただ、確かに(都市)地理学は問題を見つけて分析している(解決などの意識は薄い)というものは分かりますね……

はちまん @y_hachiman

人文地理学と都市計画 どちらも人間の生活領域としての地域を対象としたものであるが、前者があくまで実情を理解すること、後者は何かしらの理想に向けて変化・改善していく空間的な方策を提案することにそれぞれ重点が置かれている点が最大の違いだという認識を個人的に持っています

五目御飯 @purple_1geo

先日、社会工学の都市計画の分野の方がもつ地理学イメージを伺ったので整理（地理学の人が納得するかは別問題ですが参考までに） ・地図化（↔数理的な解析） ・過去の事象に着目（↔将来予測） ・事実を理解する（↔具体的な計画・政策の立案） ・結果に着目（↔行動原理を解明）

Mr3216v(開明駅) @Mr3216v

以前工学研究科の人と話す機会があったとき、この話題になって「工学系では、最終的に良いもの（＝最適な都市計画）の創出を目指す方向性がある」と聞いたことが… それに対して、地理学は「有益」を目指す学問なのか、何か違う気がする…と感じてました twitter.com/Naga_Kyoto/sta…

永太郎（ながたろう）@『色分け日本地図』発売中！ @Naga_Kyoto

都市計画と人文地理学はかなり似た（人によってはほぼ同一の）関心を持ってるのに、文理っていう教育制度の壁で分断されているのは本当にもったいない。…と考えている人は多いはずだけど、なかなか解消されないってことはやっぱり制度を変えるのは大変なんだろうね。

2020-09-02 21:02:12

Mr3216v(開明駅) @Mr3216v

混沌とした都市を目前として、地理屋さんはそれを良くも悪くも「興味深い」といって受容しそう

吉江俊 @___shun

事件や出来事を対象に、社会学的想像力を駆使してその背後の構造をよみとるのが、見田先生以来の社会学者のひとつのあり方だ。これに対して社会調査と空間的想像力を重視するのが都市社会学や社会地理学で、ここに人間の生の抽象化の葛藤が付きまとう。都市計画学にはさらに、手段化の葛藤が加わる。

はちまん @y_hachiman

都市計画の側からすると地理学の知見は計画論の支えになるもの

なまこむ @nama_com

第66回　都市圏研究部会（人文地理学会） テーマ：都市計画学と都市地理学の対話 metropolitan.blog68.fc2.com/blog-entry-92.… これ私じゃん！！

なまこむ @nama_com

人文地理学（学部）→都市計画（修士）だけど、授業の内容はあまり変わらないし必要とされる知識も被ってると思う。違いを敢えていうならば学部の時の方が理論とか思想に寄っていて、今はどちらかといえば実践とか事例研究に寄っているのかなあってくらい。でもどっちも都市を考える上で必要な知識。

hltrans @hltrans

大学地理学の位置づけについて先日論議をお見受けしたが、そもそも、大学工学部は技術者を養成するのが目的になっているのに対して、大学地理学は別に地理技術者を養成するものではなく、実際には多くの文系学部と同様に「授業料で既存の地理学研究者のポストを維持し、研究させる」ことが目的なので…

hltrans @hltrans

地理学は別に世の中に地理技術者を供給するわけではない、という点で工学とは大学の在り方が決定的に違う。 このあたりについては私の思い付きというわけではなく、教育学者や労働法学者が「職業的レリバンス」というテーマで議論してきているものです。 twitter.com/hltrans/status…

hltrans @hltrans

日本では、理工系学部は学生と大学の目的がおおむね合致しているのに対して、文系学部はあいにく、学生の大半は○○学者にも○○学の技術者にもならないのを前提に、外形だけ見れば授業料を徴収して研究者のポストを社会的に維持する装置になっているという構造がある、はず。

吉江俊 @___shun

都市とは縄張り争いである、と、しても、縄張り争いの勝者が常に勝者で、敗者が常に敗者であり続けることを避ける工夫が必要だ。 そういう風にして都市生態学は計画学に転じることができる。「都市の見方」と「都市の計画の方向性」との間には微妙な段差がある。それをどう考えるかがいつも難しい。

吉江俊 @___shun

この辺りが「地理学と都市計画学の交わらなさ」に通ずると思う。↑の例は、「公共性」がヒンジ（蝶番）になっていて、繋がる。そういう鍵概念がないといけない。

新空调硬座普快卧 @YZ22_334251

地理学を選んでも鉄道や交通には一種趣味的な、観察者的な観点でしかかかわれない（ことが多い）。交通経済学も同様にみえる。 本業にしたいなら土木機械電子でゴリゴリの技術者になるか、土木計画学や都市工学を経由して計画者になるか。高校で文系を選んでしまうとこれらの道が見えにくいのが問題。