
青識亜論さんが不二家にミルキーの「パパのミルク味」を販売するよう要望する署名活動を立ち上げる→撤回、謝罪。
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cogito_erogetum
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ネット論客。表現の自由戦士。フェミニストにしてアンチフェミ。寛容と対話の力が、私たちの社会に残る分断と断絶を乗り越えられると信じて、今日も論じます。「私は君の言うことに反対だ。しかし君がそれを言う権利は命をかけても守ろう」アイコンはマスコットキャラの「ヴォル子さん」(※呟きは個人の見解です。所属組織とは一切無関係です)

ファミリーマートでお惣菜を買おうとしたのですが、お惣菜コーナーに着いた瞬間この景色が広がっていて悔しくて泣いてしまいました。食事は「お母さん」が作るものと性で役割を固定し、女性の社会進出を拒むファミリーマートには怒りしか湧きません。何も買わないで急いで出ていきました… pic.twitter.com/qBOigQeD3n
2020-10-30 18:23:42
"不二家の「ミルキー」に「パパのミルク味」も販売してほしい!!!
発信者:青識 亜論 宛先:株式会社不二家 、1人の別の宛先
授乳するのはお母さん(ママ)だけですか?
不二家のミルキー「パパのミルク味」を発売してほしい!
~すべての人が子育てに自信を持てる社会へ~
私はインターネットで人権問題について関心を持ち、発言しているネット論客です。
さて、今の日本には、「三歳になるまでは母親がつきっきりで子供の世話をしなければならない」というようないわゆる「三歳児神話」が根強く残っており、小さな子供の子育て=母親の仕事という社会的なバイアスが形成されています。
「母乳で育てなければ健康にならない」という偏見もその一つの事例であるといえます。ですが、今では男性が哺乳瓶によって授乳をすることも増大しておりますし、男性のひとり親家庭など、「パパのミルク」だけで育った子供たちも数多くいます。また、2017年4月には、大阪市で、「男性カップル」が日本で初めて里親として認定され、LGBTの里親がこれから増加することも予想されます。
こうした中で、授乳=母親(女性)の仕事でなければならない、赤ちゃんは「ママのミルク」で育たなければならないというイメージや価値観を変え、すべての人が子育てに自信を持てる社会を実現するために、お願いがあります。
~お願い~
そのお願いとは、株式会社不二家のロングセラー商品であるソフトキャンディ「ミルキー」に、「パパのミルク味」を加えてほしいのです。
女性だけではなく、男性やLGBTそのほかすべての人が「子育てに自信を持てる」社会にするため、日本人ならば誰もが知る御社のキャッチフレーズ「ミルキーはママの味」に、「パパの味」も加えることで、「パパのミルク」のイメージアップにつながるとともに、男性が授乳をはじめとする子育てに参画しやすい社会への積極的なメッセージ発信となります。
ぜひ、お菓子作りのリーディングカンパニーである株式会社不二家から、「すべての人間が子育てに自信を持てる社会へ」との確固たる意思表示をしていただきたいです。
~授乳するのは「ママ」だけですか?~
このままでは、「ミルク=ママの味」というイメージが社会的に定着してしまい、そのうえ、男性が子育てに協力しようと思うことも少なくなってしまいます。
「パパのミルクなんて気持ち悪い」という無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)の存在も指摘しなければなりません。私がネット上で「ミルキーも、『パパのミルク味』を発売する必要があるのではないか」「『ママの味』しか存在しないのは、ジェンダーバイアスに基づく性差別では」との問題提起をしたところ、多くの方々から「『パパのミルク味』ってなんか苦そう」「臭そう」などの、心無い偏見がぶつけられたのです。ことほど左様に、「パパの授乳」に対する社会的偏見は根強く、男性の育児への参画はハードルが高いものとなっているのです。
~LGBTの里親への視線~
冒頭に書いたとおり、2017年に大阪市で同性カップルの里親が初認定されたのを皮切りに、全国で同性カップルの里親が養育里親として認定されるケースが広がっています。その一方で、「『普通』の家庭を優先」するなどとして、後ろ向きな自治体も少なくありません。
(参考:https://mainichi.jp/articles/20170517/ddl/k10/040/042000c)
しかし、考えてみてください。「普通」とはなんでしょうか。LGBTのカップルの下で、愛情をもってはぐくまれる子供は「普通」ではないのでしょうか。
私たちは、この「普通じゃない」という視線の持つ暴力性に気付く必要があります。ミルクと言えば、ママの味が「普通」だから「ミルキーはママの味」という発想それ自体が、そうしたマイノリティの人々を傷つける結果になっていることもありうるのです。
男性カップルの愛情たっぷりの「パパの味のミルク」で育った子供たちにも、不二家のミルキーの甘い味を届けてもらえませんか。
~男性の授乳が当たり前の社会へ~
子育てに参加する男性は増えています。けれども、授乳というシーンでは、「授乳は女性がするもの」というイメージがあり、特に公共施設での授乳室の男性の利用はいまだに心理的ハードルが残されているといえます。ですが、授乳も含めて、子育てのすべてを男女が分かち合い、協力し合うのが本当にあるべき「男女平等」の姿ではないでしょうか。
こうした社会的バイアスにテクノロジーの力で立ち向かう企業も出ています。例えば、電通は男性向けの授乳デバイスを製作し、2019年米国で開催された「SXSW2019」に展示、多くのメディアに取り上げられました。
(参考:https://techable.jp/archives/96912)
子育てに携わる企業は、社会を良い方向へ変革するために力をふるう社会的責務があるといえます。そして、株式会社不二家は、1910年の創業以来、一世紀以上の間、家庭に素晴らしい甘味を届け、子供たちとともに歩んでこられた企業であると考えます。
「ミルキーはママの味」
日本人の誰もが知るこのキャッチフレーズで親しまれた、御社の看板商品である「ミルキー」から、「パパのミルク味」が発売されることは、社会的に大きなインパクトを及ぼすでしょう。
2021年は、「ミルキー」誕生から六十周年を迎える節目の年です。
六十周年記念商品として、ぜひ、「パパのミルク味」を発売していただきたい。
ぜひ、ご検討をお願いいたします。
~ここまで読んでくださった皆さんへ~
私は「ミルキーはママの味」というキャッチフレーズとともにミルキーが販売され続けることで、授乳=母親の役割というイメージがますます定着しパパのミルクで育った子供たちが肩身の狭い思いをしたり、「パパのミルク」への偏見が強化されることを憂いています。
私が批判しているのは、株式会社不二家一社ではありません。
「パパのミルクは苦い」「パパのミルクは臭い」などの差別的な、心無い偏見をぶつけるすべての人に私の言葉を届けたいと思い、署名を立ち上げた次第です。
パパのミルクを美味しく飲める社会を作るため、ぜひ、皆さんの力を貸してください。
12月29日 青識亜論"

@BlauerSeelowe どちらにせよ度が過ぎてないかって話 キャッチフレーズなり商品名を増やすとして「ミルキーはママの味」とは別個、類似のものとして考えてるのかもしれないけどパパの味でもなくてはならない!ってのは結果的にずっと使われてきた「ミルキーはママの味」というフレーズを押し潰しかねないでしょ。
2020-12-29 13:58:23
パパのミルクってどうみたってパパの精液にしかみえません。自由だとか寛容だとか崇高な理想を掲げるネット論客様の割には程度の低い下品な釣りをするのですね。意外です。 twitter.com/blauerseelowe/…
2020-12-29 14:02:00
ただの嫌がらせじゃん。 論客でもなんでもなくない? あえて言うなら、(オタクの嫌いそうな)バイトテロとかする皆さんの感性に近いと思う。 twitter.com/BlauerSeelowe/…
2020-12-29 14:21:03
お母さん食堂のネーミングに反対の声がある件ですが、ファミリーマートが香取慎吾のお母さん食堂を廃止や改名するのではなく、草彅剛のお父さんレストランを新規メニューに追加するとジェンダーロールもクリアできる上に一部界隈のモチベーションが非常に上がるんですよ。是非この方向で検討して欲しい
2020-12-29 14:21:48