- Eric_Ridel
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ほんの少し前まで、公開されたくないお話はオフラインで、という流れがあったはずだけれど、いまはもう、あった端からスマートホン経由でネットに直結されて、自分の側からはそれをコントロールできない。
2011-07-21 09:30:14公開する力みたいなのは定量できるけれど、口の堅さというのは難しい。ちょっとだけ口の堅い人と、ものすごく口の堅い人とは、どちらかが口を割るその瞬間まで区別できない
2011-07-21 09:32:14信頼できることを、だから「黙れる」というパラメーターで評価するのはそもそも無理があって、だったら逆に、公開する力を持っていること、公開することの怖さをよく知っている人のほうがよほど安心できる
2011-07-21 09:33:25沈黙で守秘を測定するのは間違いで、無事故で安全を語るのも間違いなんだと思う。裏口探してこじ開ける能力を持っている人こそが守秘できて、それを破壊する方法を息をするように思いつける人が、初めて安全な何かを作れる
2011-07-21 09:43:28「泥棒に鍵を預ける」やりかたは、泥棒にちゃんとした対価を支払う限り、とても正しい行為なんだと思う。「安全と信頼はタダ」という前提に乗っかっているから、鍵をもらった泥棒が、仕事をしちゃうわけで
2011-07-21 09:46:50そういう意味で、日本語の「信頼できる人」というのは、案外「扱いやすい馬鹿」に置き換えたほうが正しいんじゃないかと思うときがある。
2011-07-21 09:47:46「日本人は信頼できる」というのは、「奴らはお金払わなくても扱いやすい」に置き換えられる。お金を支払って、より高性能を求めたときに、じゃあ本職の泥棒と、単に扱いやすい「いい人」と、どちらがより安全に貢献できるのか
2011-07-21 09:49:44地政学的なものの考えかたとか、ミリタリー方面の問題のとらえ方とか、ああいうの大好物な一方で、そっち側を掘ると、常に「陛下が」とか「国旗が」とか、くっついてくる。外から見ると同じかもだけれど、あの人たちとはやっぱり文化違うよな、という気がする
2011-07-21 09:54:27地政学的な身も蓋もない考えかたが好きな人って、それが利益になるならば、国旗で鼻かむぐらい、涼しくやってみせるような気がする。象徴なんて単なる道具だぜ、という露悪的な気取りが、逆に言うと地政学好きな人の中二病気質なんだろうし。それは国旗とか天皇が好きな人とは相容れない
2011-07-21 09:56:23そのあたりはたぶん、左側の人たちだって似たようなもので、冷静な方法論が好みの中心で、人間に対してはいっそ冷たい立ち位置の人と、何かに対して優しくあることが動機の中心で、方法論としてたまたま左側に落ち着いた人と、本来一緒になるわけがない人がどこかでくっついているような
2011-07-21 09:58:14