キーラン・ティアニーがアーセナルのキャプテン候補である理由 (“How Kieran Tierney became Arsenal’s captain-in-waiting” (The Telegraph, Jan-4-2021))

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mygunner @mygunner98

朝、アルテタが練習場に着くと既にティアニーはジムにいる。彼がそこでひっきりなしにトレーニングしているのを目にし、夜帰る時にまた彼をそこで見る。この練習への執念とプロ意識はアーセナルのスカッドの持つ常識を超えたものがある。(テレグラフ) telegraph.co.uk/football/2021/…

2021-01-04 23:27:46
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それは試合での彼の飾り気のないプレーや、裏でのコンスタントな努力と、彼が打ち立てるフィジカルな記録にも見られる。クラブ移籍初日のメディカルではオーバメヤンの垂直跳びの記録をいきなり塗り替えた。彼の脚の馬力はWBA戦の利き足ではない方の足でのゴールでもわかる。(テレグラフ)

2021-01-04 23:28:23
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アルテタ: ティアニーはクラブに植え付けたい価値観を体現している。それはこのクラブのDNAの一部でもある。彼は天性のリーダーで、それはピッチでの振る舞いでもわかる。話す時も適切なことを言っている。まさに我々が求めているものだ。(テレグラフ)

2021-01-04 23:29:04
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堅い守備と常に脅威となる前への走りをするティアニーはどんどん北ロンドンに定着しているようだ。今季のPLで彼以上に好機を作っている(21)アーセナルの選手はいないし、彼が最も出場時間が長い。だが始めからこうだったわけではない。移籍当初は大きなカルチャーショックを受けていた。(テレグラフ)

2021-01-04 23:29:38
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セルティックも大きなクラブだが世界規模でのリーチと組織規模はアーセナルの方が大きい。ピッチ外で求められるものもスカッドのダイナミックさも大きく違う。彼が中心で、時にDJや指名運転手を務めるような団結している強豪の控室を離れ、多文化で派閥のあるチームに移って彼は苦労した。(テレグラフ)

2021-01-04 23:31:16
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彼が入った時、アーセナルの選手は誰も彼の訛りを理解できなかった。練習での激しいアプローチは反発も買った。セルティックでも当初はシニア選手が避けたというほどのアグレッシブさはアーセナルのコーチが望んでいたものだったが、何人かの選手には歓迎されなかった。(テレグラフ)

2021-01-04 23:32:16
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ティアニーはある意味適応しなくてはならなかったが、彼の闘争心が薄れることはなかった。「彼はシャイで謙虚だ。ここに来て慣れるのに時間がかかった。ひどい怪我もしたし、家からも遠く離れていた。」とアルテタ。(テレグラフ)

2021-01-04 23:32:44
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彼の移籍に対して怒った一部のセルティックファンの反応も影響した。殺人予告や、実家の壁が壊されたこともある。脛当ての片方をアーセナル、片方をセルティックのマーク入りのものにしているほどのセルティックファンの彼にとって、辛い時だった。(テレグラフ)

2021-01-04 23:33:56
mygunner @mygunner98

親しい友人や家族から離れ、次第にロンドンに慣れたが、彼にとってはクラブが変わっただけでなく完全なるライフスタイルの変化だった。アーセナルが獲得を決めた日の夜、友人と公園で大騒ぎしていた彼は、危うくロンドン行きの飛行機に乗り遅れるところだったという。(テレグラフ)

2021-01-04 23:34:33
mygunner @mygunner98

移籍以来、クラブスタッフや、ホールディング、チェンバースなどの英国人選手と親しくなっていった。同郷のチェルシーのギルモアもロンドンにいる。(テレグラフ)

2021-01-04 23:35:12
mygunner @mygunner98

全ての鍵はフィットネスだった。アーセナル1年目は長引く腰痛とその後の肩の脱臼で、何ヶ月も離脱することになった。セルティック時代は恥骨の痛みを堪えてプレーし続け、一時は起きられないほどだった。痛み止めの注射が手放せない時期が続き、引退を考えて泣いたこともあったという。(テレグラフ)

2021-01-04 23:36:48
mygunner @mygunner98

しかし春のロックダウンはスコットランドでリセットと体力増強に専念するチャンスとなった。成果は出ていて、シーズン再開後は13試合中11試合に先発、FA杯含めて全試合出場している。今季はPL1試合除いて全て先発している。(テレグラフ)

2021-01-04 23:37:37
mygunner @mygunner98

彼がスコットランドで獲得した11タイトルにFA杯優勝が加わり、CSも含めるならば、彼は215試合で13のクラブタイトルをとったことになる。17試合に1タイトルという計算だ。(テレグラフ)

2021-01-04 23:38:00
mygunner @mygunner98

WBA戦は、ゴール以上にセレブレーションが彼の性格を表している。冬の夜、怒りの形相で長く強く雄叫びを上げ、チームメイトに向かって吠え続けた。アグレッシブで、闘争心あふれ、だが彼にとっては素でしかない。(テレグラフ)

2021-01-04 23:38:32
mygunner @mygunner98

数週間前にアルテタは「被害者ではなくファイター」が欲しいと言った。ティアニーこそ、天性のリーダーで、将来のキャプテン候補であり、ファイターに違いない。(テレグラフ)

2021-01-04 23:39:02