アトピー性皮膚炎の標準治療と脱ステロイド治療
アトピー性皮膚炎の標準治療については、「アトピー性皮膚炎に関する情報 / 九州大学医学部 皮膚科学教室 http://www.kyudai-derm.org/part/atopy/index.html 」がまとまっていて分かりやすいです。
2011-07-22 22:54:55一般向け書籍として、九州大学皮膚科学教室の古江増隆先生が書かれた「アトピー性皮膚炎 正しい治療が分かる本」(法研)も、分かりやすく、手頃なお値段でマル。
2011-07-22 22:57:31アトピーや皮膚科の専門書も探してみたけれど、難しい上にロマンアルバムみたいな体裁の本が14000円とか桁違いで、いろんな意味でお医者さんを尊敬した。Q&A形式で解説した本があって、読みやすそうだったけど4800円という値段の前に断念orz
2011-07-22 22:59:31標準治療だけではフェアじゃあないかもなので、アトピーの脱ステロイド治療を行っている佐藤美津子のクリニックのページも紹介しておきます http://bit.ly/nqabCE ただ、web上に分かりやすいコンテンツを載せていらっしゃらないのが残念。
2011-07-22 23:02:23こちらは、アトピーの脱ステロイド治療で闘病中の皮膚科医・代替医療施術師の方のページ / MIOの世界 http://members3.jcom.home.ne.jp/mioworld/
2011-07-22 23:05:10脱ステロイド治療の経過は興味深く、1週間くらいかけてなんとか全部読みました。一部読み飛ばした部分もありますが。率直な感想は、「ステロイドでコントロールすれば、仕事も辞めずに済んだんじゃあないか?」 / MIOの世界 http://bit.ly/qbt3kb
2011-07-22 23:09:50重度のアトピーのため仕事が続かず、離婚を経験。寝たきりになった後、いくつかの代替医療を経て、カイロプラクティックとNAETに出会い、症状が軽くなったとのこと。現在、カイロプラクティックとNAETの施療院を開業 / MIOの世界 http://bit.ly/qbt3kb
2011-07-22 23:13:16病気の方が、代替治療にハマる典型のように思えます。カイロプラクティックとNAETのおかげで症状が軽くなったわけではなく、引越しや、母親の死といった環境の変化が回復の一因と考えたほうが自然だと思われます / MIOの世界 http://bit.ly/qbt3kb
2011-07-22 23:15:54この方の治療は自己流(と言っても、皮膚科医なので、医学知識に基づいていろいろと考えていたようです)で、阪南中央病院や佐藤小児科ではまた違った治療を行っていると思われます / MIOの世界 http://bit.ly/qbt3kb
2011-07-22 23:18:15阪南中央病院は、医療理念として「科学的根拠に基づいた医療(EBM)」を掲げているのですが… http://www.hannan-chuo-hsp.or.jp/gaiyo/history.html
2011-07-22 23:25:45阪南中央病院は、脱ステロイド治療の中心的存在で、全国から患者が集まっているようです。先の佐藤美津子氏も、こちらの病院に勤務していたとのこと。佐藤健二氏が担当する皮膚科のページ http://bit.ly/ovuUJw 。脱ステロイド治療をうたっています。
2011-07-22 23:26:29佐藤小児科で行われている脱ステロイド治療については、こちらのまとめがある程度参考になると思われます / Togetter - 「小児科医による、ステロイド不使用アトピー治療のアドバイス」 http://togetter.com/li/157183
2011-07-22 23:29:46現在の、アトピー皮膚炎治療における「科学的根拠に基づいた」標準治療のキーワードは、「保湿」「ステロイド外用薬の適切な使用」「環境の改善」のようです。参考:「アトピー性皮膚炎は「3本柱」の標準治療で改善します|九州大学医学部 皮膚科学教室」 http://bit.ly/q3c2i4
2011-07-22 23:38:03脱ステロイド治療では、「脱保湿」「脱ステロイド(脱プロトピック)」」「除去しない」となるようです。標準治療の向こうを張ってます。参考:「阪南中央病院 皮膚科のページ」 http://bit.ly/ovuUJw
2011-07-22 23:50:41九大皮膚科学教室のページや古江氏の本を読んで解ったのは、「アトピーの原因はアレルギーとは限らない」「ステロイド”外用薬”をやめることでリバウンドは起きない」「治療のゴールは”寛解”」ということでした。
2011-07-22 23:54:44「アトピーの原因はアレルギーとは限らない」 アトピー素因がなくても発症することがあり、アレルゲンを執拗に除去する必要はないが、規則正しい生活など、環境の改善は必要。治療の基本は、皮膚のバリア機能の低下を補うための「保湿」。
2011-07-23 00:01:03「ステロイド”外用薬”をやめることでリバウンドは起きない」 ステロイド離脱によるリバウンドの原因とされる「副腎の機能低下」は、外用薬により皮膚から吸収される程度のステロイドでは起こらない。リバウンドを警戒すべきなのは、「ステロイド”内用薬”」。
2011-07-23 00:04:48いわゆる「リバウンド」とされているのは、正しい使い方をしていなかったためにおこったもので、ステロイド外用薬の作用ではない。
2011-07-23 00:08:47「治療のゴールは”寛解”」 治療のゴールは、「治癒」ではなく「寛解」、つまり、「症状が出ない状態」。感想に対する保湿は欠かせないが、ステロイド外用薬などを全く使用せずに過ごせる人も。
2011-07-23 00:13:09アトピー性皮膚炎を完全に治すには、体質そのものを変えなければならないが、それは今の医療では出来ない。「完治する」と言えない・言わないことが、「ステロイドを使うと治らない」という誤解を産んでいる。
2011-07-23 00:15:15アトピー性皮膚炎の脱ステロイド治療から標準治療に切り替えた方のblog記事。「ステロイドの副作用で悪化した」と感じるメカニズムについて。 / アトピーのステロイド治療記 ステロイドの副作用 http://bit.ly/r0L5JS
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