じこまのゆめのせかい

じこま @yume_n0_seka1

年下彼氏の侑士とのお風呂はありふれた日常。その後のベッドへの流れも日常…#テニプリプラス なのに今日は仕事で色々あったせいか気分が乗らない。タオルを巻いて湯船に浸かると、すぐさま長い腕がバックハグ。「なんや、焦らしプレイかいな」まあ、ええけどって言いながら背中に大量のキスを降ら↓

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せる。侑士の指が胸元のタオルにかかった瞬間、ぎゅっと強張る身体。「・・・・・・」勘の良い侑士は気付いただろう。のぼせそうやわって上がって行った。パジャマを着て入った寝室は暗いままで、ベッドに座る侑士が「姫さん」って呼びながら座るのを促すように脚の間をぽんぽんと叩く。そこへ座ると↓

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ドライヤーで髪を乾かしてくれて、その後は侑士に抱き締められる形でベッドに入る。“ごめんね”って心の中で呟くと、抱き締める力が強まった。鼻の奥がツンとして、隠すように胸に顔をうずめると規則的な音が気持ちを落ち着かせてくれる。心地良い心音と共に眠りにつく、そんな日があってもいいよね。

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三強と赤也（通常運転）#テニプリプラス 先日デート中に彼氏赤也から言われた台詞“はぁ？まだ食うのかよっ！てかお前ちょっと太ったんじゃね？”にショックを受け、無理なダイエットをしちゃう彼女。テニス部マネでもある彼女は、そのことが祟って土曜練の準備中に貧血で倒れてしまう。遅刻魔の赤也は↓

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まだ来ておらず、柳先輩が病院へ付き添った。程なくして『赤也が原因である確率100%』と連絡が入る。待ち伏せていた幸村部長が倒れたことを伝え、すぐにでも病院へ行きたい赤也だったが、真田副部長が遅刻に激怒し練習メニューが激化。病院で目を覚ました彼女にその様子が動画で伝えられ、↓

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思わず笑ってしまう。

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その後… 結局みっちりしごかれていたであろう赤也は最後まで現れず、柳先輩が家まで送ってくれることになった。申し訳なくて頭を下げると、「構わない。今日は帰って休めと精市からも連絡があった。」といつものトーンで返ってきたので安心する。口数の少ない帰り道は今の夢主にはありがたくて、↓ twitter.com/yume_n0_seka1/…

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これからのことを考える時間をくれた。家までもう間も無くのところで「〇〇ーっ！！」と聞き慣れた声に2人で振り返る。ボロッボロの赤也が走ってくるのが見え、思わず柳先輩の後ろに隠れてしまった。「はぁっ！？ちょ！〇〇！？」「赤也。〇〇は病み上がりだ。」隠しているつもりはないが、↓

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180センチを超える柳先輩の後ろにはすっぽり収まってしまう。「意味わかんねぇっすよ！柳先輩まで俺に何か恨みでもあるんすか！？あーもういいっすよっ！！」と踵を返す赤也。柳先輩が振り返り“いいのか〇〇”と問うのとほぼ同時に夢主は赤也を追いかけていた。「赤也っ待って！」↓

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ずんずん先を行く赤也に追いつこうと必死で走るも、思うように脚が動かず終いには視界がぼやけてくる。フラつく夢主を間一髪のところで赤也が抱き留めた。「走ってんじゃねぇよ、バーカ。」「ご、ごめん…」「てか…痩せた？」「えっ本当！？赤也に太ったって言われてダイエット頑張ったの！↓

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嬉しいー！」急に上機嫌で喋り出す夢主に、赤也の中で今までのことが線で繋がった。「ねっ痩せて可愛くなっいひゃい！にゃにするの～」赤也は夢主の両頬をみょーんと引っ張る。「はぁ～マジ勘弁して。幸村部長から倒れたって聞いて心臓止まりかけた…」↓

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夢主の肩に頭を置き、ぎゅうっと力一杯抱きしめる赤也に愛を感じる食欲の秋。

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女の子の日ってどうしてもイライラしちゃう #テニプリプラス（同棲/幸村精市）朝から身体が怠くて気持ちも不安定な2日目をなんとか乗り越えて帰宅した。「〇〇おかえり」珍しく先に帰宅していた精市が出迎えてくれた。「…ただいま」ああ、なんてトゲのある返事をしてしまったんだろう…と思いながら↓

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も、謝る気力もない。「どうしたんだい？体調悪いの？」「・・・・・」何も応えたくなくて精市の横をスッと通り過ぎようとしたが、腕に阻まれてしまう。「それは感じ悪いんじゃないかな？」ぐうの音も出ない正論にぽろっと一粒涙が落ちる。持っていたバッグをドサっと床に落として、精市が気を取られ↓

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ている隙に寝室に閉じこもった。いつの間にか眠ってしまい、目を覚ますとお腹の辺りがじんわりと温かい。「せ、いち…？」後ろから抱き締められ、お腹に手が添えられていた。「温めると少しは違うだろう？」バッグに入っていた鎮痛薬を見て何もかも察して、「お風呂も準備できてるよ」って言ってくれ↓

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た彼に“ありがと”って素直な言葉が出る。

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夜中に鳴り響く電話に目を覚ますと、秀一郎がせかせかと動き回っていた。#テニプリプラス（医師/大石秀一郎）「呼び出し…？」「ああ、すまない。行ってくるよ。」そう言って病院へ行ってしまった。こんなのはもう慣れっこで“寂しい…”なんて口が裂けても言わないけれど、今日はなんだか涙が出そう。↓

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翌朝起きると身体も怠いし、熱っぽい気がする。「疲れてるのかな…？」もうすぐ結婚記念日なのに、体調を崩している場合ではない。しかしながら体調は日に日に悪化、多忙を極める秀一郎とも会えない日が続いた。そして、結婚記念日当日。スペシャルディナーを作りながら、猛烈な吐き気に襲われる。↓

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「これって…！」ーーー約束の時間を2時間過ぎ、玄関の鍵がガチャガチャと開けられた。「ごめんっ！遅くなって！！」肩で息をした秀一郎に「おかえり…」と横になっていたソファから応える。「ど、どうしたんだ！体調でも悪いのかい！？」駆け寄って来た秀一郎を余所に「約束を守れないような↓

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パパじゃ困りますねー？」そうお腹に問いかける。『こ、こりゃ大変…』言葉とは裏腹に彼の目はキラキラと輝いていた。

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朝起きたらブン太から貰った指輪がない！#テニプリプラス （同棲/丸井ブン太）「あ、れ…？」その事に気が付いたのは、今朝シャワーを浴びている時。昨日は会社の飲み会で日付が変わる頃に帰宅して、顔だけ洗ってそのまま寝てしまった。外してどこかに置いたのか、はたまた落としてしまったのか、↓

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記憶を辿っても思い出せない。身支度を整えながらあちこち探してみるも見つからない。「なんで…？」「〇〇？」くわぁっとあくびをしながらブン太が寝室から出てきて、思わず両手を後ろに隠す。「お、おはよう！前言ってたけど、今日は友達と約束あるから準備できたら出るねっ？」「あ、、気を付けて↓

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行けよ？」「うん、夕方には帰るから！」早口で切り抜けて、予定よりも早く家を出た。「ふぅ…」ほっとしたのは一瞬で、友達とランチをしていてもショッピングをしていても頭の中は指輪のことでいっぱい。察してくれた友達に理由を説明して、終いには昨晩のルートを一緒に回ってもらった。↓

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「最初の記念日に貰ったやつなのに…」だけどやっぱり見つからなくて、“ちゃんとブン太に謝ろう…”と家のドアを開けた。「甘い匂い…？ブン太？」「おかえり！」リビングへ行くと、ブン太がケーキを作り終えたところのようだった。「今日、なんの日…？」「いや、今朝さらっと言うつもりだったけど、↓

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そろそろ結婚しね？」テーブルに置かれたケーキには【Will you marry me ？】の文字、そしてブン太の手には小さな箱と探していた指輪があった。「こいつに代わる指輪も準備できたし！」“どぉ？”なんて呑気に聞いてくるブン太がどんどん歪んでいく。「お、おい〇〇？」「ブン太のばかぁぁっ」↓