ジェリクル考察

まとめのまとめ。

(これはあくまで個人の考察であり観るたびに追加されたり変更
されたりします。)

最初は疑問から入りました。
天上に行く＝天国に行くだと思っていたので何故あの猫たちは
天上に行くジェリクルキャッツになりたいのか？
みんなが死にたがっているのは嫌だなと思い始め
歌詞や舞台を考えながら見始めました。
そして反論があるかもしれませんが、
私の考えたものではジャンクヤードに集う猫たちは
皆なんらかの形で亡くなっています。

そしてジェリクルキャッツになり天上に行くというのは
「再生を許され新しいジェリクルの命を得る猫」
つまりまた現世に生まれ変わる猫。
歌詞にもあります。メモリーです。

・「思い出を辿り歩いてゆけば出会えるわ」
　「新しい姿に　新しい命に」←ここ
大事なので２回言います。新しい命に！ｋｔｋｒ

これならあの場所にいる沢山の猫たちは皆生き返りたくて
ジェリクルキャッツになりたいんじゃないか…
というのが今の結論です。

ただ、例外は居ます。マキャヴィティです。
前後は居るとしても彼だけは劇中自分のナンバーの
歌の時に登場しません。唯一自分で歌いません。
そして歌詞の彼の姿と黄色でみんなと一緒に楽しそうに過ごし、
階段を片付けたり空中ブランコを押してあげたりする
世話焼きで優しい彼が姿からして違います。
もし歌のマキャが生前に噂された彼の姿で、
ジャンクヤードに居るのが本当の彼の姿だとすると、再生をしたくないのです。
転生(別のものに生まれ変わる)と再生(同じものに生まれ変わる)は違います。
マキャが再生するとまた犯罪王と呼ばれる猫になります。
仮に、皆から恐れられ一人で過ごし一人で亡くなったマキャが
今こうやって皆と過ごせる状態を気に入ってるとするなら、
友達を辛い思いばかりした現世に行かせたくない・
友達がジャンクヤードから居なくなるのは嫌だ
→年に一度の今日、今日だけデュト様がいなければ選びだす猫が居ないため皆残る
→誘拐。までは考えました。
黄マキャが一番好きなのでちょっと偏っているかもしれませんがｗｗ
(補足：教会に住み、彼と共に生きる幸せと言われ、生まれ変わる猫を
選ぶことが出来るデュト様を神様と呼ぶならマキャファイト前の
デュト様の姿をして現れたマキャは歌詞の通り「時には装う神様の姿」)

そして何故グリザベラが選ばれたのか。
ジェリクルキャッツに選ばれる猫はどういう猫なのかを考えました。
もう退団してしまった元鉄道猫の役者さんが「スキンブルがジェリクルキャッツになれないのは
汽車への(未練？想い？)が強いからだ」と言っていたというのを聞きました。
想いが強いとなれないようです。
生き返るには生前の思い出を還し無にしないとだめらしい。
みんな大切な思い出を忘れたくない還したくないのでジェリクルキャッツになれない。
グリザベラは還しました。メモリーの歌詞から抜き出すと

・「美しく過ぎ去った日を想う　忘れないその幸せの日々」
　「思い出よ還れ」←ここ
・「この夜を思い出に渡して」←ここ
　「明日に向かうの」
・「花のように朝が開く」
　「思い出は去る」←ここ

ね！(・ω・)ｂ

・一番最初に現れるタント。円盤のような光の輪がタントを降ろし、上に上がっていく。
そして背伸びをする彼女。これは現世で亡くなった彼女がジャンクヤード(中間層)に連れて来られ
目覚めたんじゃないかなと予想。

そのあとＣＡＴＳではほとんどない暗転が使われます。
暗転は舞台のセット転換や時間や場所が変わったときに使われるので
あのあとタントが来て多少の月日がたったものだと思われます。(だからジェニナンバーもみんなと歌える。)
でもまだ来て日が浅いのでマキャにもいち早く気付いた用心深いディミは
タントにまだ慣れてなくて威嚇したんじゃないかな。

ここまでがまとめのまとめです。
以下友達と話したりした文(個人用)
また猫みたら増えるかもです。

hw 普通に使われる名前：普通に名付けられた、生前使っていた名前。貴族的に凝った名前：ナポレオン(マキャ)みたいな異名。特別な名前：忌名、死後の名。言うに言えない名＝死の名前だから？

うちは今原作読んでる。モーガン氏だけ猫に話かける方法の後とかって別に分けられてるあたり天上の守衛猫な気がするんだ。あとコリコとタントの未練がお互いもし自分が選ばれとき残った猫が心配でとかだったらって考えたら海空猫的に萌え落ち着いたww

hw だからブルッサは「再生」じゃなくても「また共に生まれる」ことができるなら、転生(姿は変わり、記憶を失っても構わないんじゃないかな

良かった！うんブルッサもそんな感じで考えてる！お互いがいない人生は考えられないって…ブルッサはランパスと同じで現状満足組じゃないかなって思ってる^q^電車の中でガスの未練考えてたら解決したwww本編で「この世の名残に」って言ってた(^o^)／

そもそもリーダーが「再生を許され」「命を得る猫」って言ってるよ！デュト様も「思い出を甦り」「新しい形で生まれ変わった命こそ」とか言ってるし…しっくり

やり残したなら子猫組はまだ生きたかったってなるんじゃないかな？バブの年齢で死ぬなら生まれてすぐに捨てられたんだと思うし やりたいこと沢山あったとか。それ考えると「花は甦る」とか「待とうよ夜明けのかなたから現れる明日を」とか自分自身のこと…？

子猫組のグレーは、「親より先に死んだ」「飼い主(こっそり世話してた子供)を悲しませた」「兄弟姉妹を悲しませた」「未練が強い」があるんじゃないかな。ホワイトパスポート(すぐに転生)がもらえるのは、もっとほんのわずか、一握りなだけで

再生：単なる生まれ変わりではなくて、「そのままの姿」「そのままの記憶」で本当に「やり直し」できる。ただし、「生前の未練」を全て捨てきれる、または「死後の世界」に未練が無くならないと駄目。だから、列車や飼い主に会いたい、やり直して今度こそ○○したい、という者は条件外。

hw で、再生したいと強く願う者……がその想いの順に選ばれるのかなとか。ジャンクヤードはあくまで「霊界空港のグレパスの強化」とすると、「現状満足」「再生をのぞまない」がいてもおかしくないかな。あくまでジャンクヤードは「転生順番待ち(天国組は即効転生可能)」で

hw 本当はデュト様は再生じゃなくて転生してほしいのかな…とか

再生と転生は違うもんね！ギルはまた三毛猫じゃないと意味がないから再生しか望んでないのか^q^

マキャは現世で辛いことばかりでジャンクヤードにきたから皆が天上に行くのを止めるために舞踏会に参加したんじゃないかなと一案。時が迫り焦ってきた時に満月の今日デュト様がいなければと考えて申し訳ないと思いながらも誘拐(次の日には帰すつもり)
マキャファイトで仲間を傷つけても仲間を天上には行かせたくないっていうマキャの持つ正義。はい、性善説です。マキャ大好き。

hw そんな気がする…！マキャは地獄行きじゃなかったのは「同情の余地(というかやむを得ない事情)」によるものでグレーだけど、現状再生も転生も望んでないイメージ！って勝手な妄想(^p^)

ミストの未練やこだわりがマジックで あれが努力によるものだとしたら再生(無になる=全てを失う)→次に生まれ変わってもマジックと関わるかわからない→嫌なこともあったがこれによって助けられた、マジックへの誇りを持ってる…とかまでは一案で考えた(^o^)／

hw ミスト未練なるほど…！なんで"モーガン"の所(天井)へ行けるのか、なんでデュト様を探せたのか、がひっかかりはするんだよね……

モーガンさんのところへ行ってなかったら？グリザが斜めに入っていくのにたいしてマキャもミストも真下に降りてくるよ。天上への隙間があいてあの雲が溢れてくるならミストのときも多少なりとも雲がでてくるはず…だとしたらやっぱ天上に行けるのはデュト様の許可を得た猫？

hw くーの論を借りれば靴は歪みや狭間から落ちたもの、ミストとマキャはそういう歪みや狭間を移動できるって感じかな…。マキャは黒マキャのとき限定で元に戻った黄マキャにもどこかの歪みに隠されたデュトは戻せない、ミストだけしか探せない、とか…

最初にタントが真ん中から現れるのあるよね？なんか伸びして目覚めみたいに見えるけどこれって、タントが現世で死んでジャンクヤードに運ばれて目覚めたんじゃないかな…って今日猫見て思ったwwタントが一番新しくきたから 用心深いディミがタントに威嚇したとか？

最初にタントが下りてきたあと暗転して、それからリーダーとマンペルでしょ。あれで場面変わったからタントが下りてきてから時間の経過はあると思うのね、じゃないとジェニおばさんのナンバー歌えないし

hw_丸いの降りてる→上がる、はあれは現世と繋がるもの、とすればミストナンバーで降りたり上がったり、あそこからミスト出てくるのも……

黒マキャがデュト様誘拐したときに口が笑ってたんだけど これはやっぱりジェリクルキャッツを選ぶ猫がいなくなる→仲間が誰も減らない または (生前嫌なことばかりだったから)誰も生まれ変わらなくてすむってことでいいのかな？意味もなくマキャが誘拐するとは考えにくいし…デュト様のフリして戻ってくるのも、今夜だけデュト様になりきって「今回は誰も該当しなかった」って言おうと思ってたとか終わったらちゃんと帰すつもりだったとか…
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彼と共に生きる幸せと皆から慕われ、教会にも住むというデュト様。(新しく命を得る猫＝ジェリクルキャッツ)を選ぶことが出来る彼をもし、神様と呼ぶのならマキャファイト前にデュト様の格好をしてやってきたマキャはナンバーの通り「時には装う神様の姿」なんじゃないかなと。