- okura_mikura
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デビッド・デプチューラ氏は湾岸戦争航空作戦の立役者で、退役した現在においても米空軍の最新研究における重鎮である ただし、その主張はしばしば空軍側の視点であるということは意識しておいたほうがいいかもしれない
2019-10-16 07:35:57平時において空母の存在価値は批判されつづけてきた。空母ユナイテッド・ステーツはB-36に破れた。しかし、朝鮮戦争やベトナム戦争が起こると空母の有用性が再確認された。 pic.twitter.com/eMdRSrpYRY
2019-10-16 07:37:25・空母が攻撃できる場所まで移動するのに数日から数週間かかるが、爆撃機なら数時間 ・長距離爆撃機は数時間で(弾薬などを)補充できる。船は数日から数週間
2019-10-16 07:40:03・今日の海軍水上艦のVLSチューブは9000近くで、大部分のVLSチューブは艦隊防空や対弾道ミサイル用で、攻撃用のものは三分の一から四分の一。残りのほとんどのVLSは対艦対潜ではないトマホーク巡航ミサイルが搭載されている。
2019-10-16 07:40:57・有事に、水上艦のVLSを対艦対潜兵器にするとトマホーク能力をあきらめなければならなくなりそう ・VLSチューブは航行中に装填できず入港が必要 ・(有事には)防衛用に防空ミサイルの数は現状維持か増やさなければならないだろう (その後中国海軍が強化されているという具体的な説明がつづく)
2019-10-16 07:42:50・米海軍は中国海軍とパリティ(同等)を維持するために、さらなる水上艦・潜水艦を建造したがっているが、この選択は攻撃力を増やすためには非常にコストのかかる方法だ。 ・たとえば、おそらくバーク級誘導ミサイル駆逐艦は96のVLSのうちたった20から30だけを対艦ミサイルに使えるだけだろう
2019-10-16 07:44:17・潜水艦はほぼ間違いなく、紛争が始まる日には巡航ミサイル攻撃に携わるので頼れない ・中国の対艦能力の脅威のために、もしも空母がグアムの東側にとどまらなければならないならLRASMはフィリピン海以遠にはとどかない
2019-10-16 07:45:59・空軍爆撃機の空中給油なしの作戦行動半径は、機種やペイロードにより2500から4500海里。 ・たとえば、アメリカ大陸から飛び立ったB-1Bは、一度の空中給油で、13時間以内で西太平洋の海上目標を攻撃できるだろう。ハワイからなら9時間。オーストラリアからなら無給油で6時間。
2019-10-16 07:47:05・速度は爆撃機に再攻撃能力ももたらす。基地にもどり、再装填し、あたらしい攻撃に出発するだろう。対照的に、潜水艦や水上艦は兵器の再装填に一週間かかるだろう (終)
2019-10-16 07:48:02デプチューラ氏の別のレポート(これは既読) 遠距離からの同じ攻撃任務に必要な航空機の数 左から「従来の航空機」「精密誘導兵器を採用した航空機」「ステルス機」「ステルス長距離爆撃機」 docs.wixstatic.com/ugd/a2dd91_163… pic.twitter.com/QLjI2z4gOX
2019-10-16 08:00:44@sulaharuki 「レッド・オクトーバー追え」に、B-52 にハープーンを積んでソ聯艦隊の周囲を回らせる、というくだりがあったような気がします。
2021-01-16 18:31:26@sulaharuki 足の長さと搭載量の大きさが爆撃機のメリット、一方で、生残性をどう確保していくかが課題、かなと思うのです。 空飛ぶ戦艦メガフォートレスなんて面白いですけど、現実にそれを作れといわれると躊躇してしまいますし。
2021-01-16 19:17:52@sulaharuki アメリカだと、そこで部外のシンクタンクが出てきてモデリングやシミュレーションを駆使しそうなものですが、日本だとそういうのがないんですよね…
2021-01-16 19:38:40@kojiinet アメリカでは政権が変わったら、国防総省でも課長級以上の職がごっそり入れ替わったりするみたいですが、そんな人材をプールするところがシンクタンクらしいですね
2021-01-16 19:41:50@sulaharuki 日本も外部のシンクタンクから第三者的な意見を聞くようにしたらどうだと思うことがありますが、そのシンクタンクを成り立たせるための人財供給源が問題なんですよね。そこはアメリカが羨ましいところです。
2021-01-16 19:45:49@Aoi_oxo @sulaharuki あと、シンクタンクが何か提言しても、当事者がそれを聞くかという問題が…
2021-01-16 20:00:14