- motoyaKITO
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火を得て、やがて知を得たアリ 「プロメアント」 pic.twitter.com/sUC6SETTdd
2021-01-24 19:56:00今回のプロメアントですが、そこまで突飛なアイデアが盛り込まれているわけではなく、ほぼ全て現実にあるアリの能力を拡張させたものになります。 つまりアリは最初からすごいのです… 一応リプに補足していきます。
2021-01-24 22:50:25自爆兵→ジバクアリ 別名kamikaze ants。腹筋を収縮させることにより自爆し、粘性の毒液を相手に浴びせる マレーシアとブルネイで発見され、自爆する特性から捕獲が困難でまだ詳しい生態が分かっていない さすがにニトログリセリンは作らない
2021-01-24 22:51:14女王→アルゼンチンアリ 複数の女王からコロニーを形成する超規格外の大集団アリ。多女王性のアリは通常、労働者1000に対して女王8ほどの割合だが、彼らの場合社畜100万、女王1千以上 遠い親戚でも協力しあえるゆるいDNAの結束が強みだが、プロメアントでは集合知によって統治するという方法に
2021-01-24 22:52:02アリの集合知性ですが具体的には群れの数が多くなるほど獲物までの最短ルートを移動したりなど、あくまでアリの生存行動を最適化する類です ただ人間の脳も、点(ニューロン)から点へ信号を伝播するだけの単純構造ですがこれが集まったとたん「意識」が浮上します アリ達が集まったとき果たして
2021-01-24 22:52:40ちなみに「火を使うアリ」に関しまして、こちらの作品からインスピレーションを得ました 八木ナガハル先生著「蟻の惑星」 松明から核まで扱う知性アリを小学生が夏休みの課題で観測するお話です。 amazon.co.jp/dp/B00EQ6URW0/…
2021-01-25 00:41:56また「蟻の惑星」が収録された無限大の日々は別恒星間で収斂進化が行われる理由を説いたSCF特異昆虫群など、根底概念を崩される多幸感でいっぱいのSF満載でオススメです! amazon.co.jp/dp/B07TGGTLT1/…
2021-01-25 00:41:56掘削兵はオリジナルですが、穴を掘る、というより塹壕を掘るということで頭部を使って土を崩して、オケラ型の手で後方へ土を掃けるようデザインしました ぱっとみ変な頭でこれってアリィ~?って思いましたが、太古のアリの多様性が背中を押してくれました。ありがとうアリ twitter.com/Fossil_TTTTT/s…
2021-01-24 22:53:32#今日の絶滅昆虫 多種多様な牙と角 ヘルアント類 分類:昆虫綱膜翅目アリ科ジゴクアリ亜科(Haidomyrmecinae) 生息年代:白亜紀前期~後期 発見地:ミャンマー、フランス、アメリカ pic.twitter.com/5s7z9faW8R
2020-10-03 19:00:17太古のアリの多様性
海外サイトから古生物漁ったり絵描いたり。 MinecraftのPrehistoric Nature mod(@Cenotopia)で古生物モデリングやってます 本アカと言う名のサブ垢@Tateatwoteto
#今日の絶滅昆虫 多種多様な牙と角 ヘルアント類 分類:昆虫綱膜翅目アリ科ジゴクアリ亜科(Haidomyrmecinae) 生息年代:白亜紀前期~後期 発見地:ミャンマー、フランス、アメリカ pic.twitter.com/5s7z9faW8R
2020-10-03 19:00:17前回紹介したケラトミルメクスを含むHaidomyrmecinae亜科は、他にもとても多様な「角」と大顎の形状を持った種が発見されています。この亜科に含まれる、現状発見されている9属を紹介しましょう。 images.app.goo.gl/wHfKAvxtPxXozD…
2020-10-03 19:04:28以前紹介したスフェコミルマとゲロントフォルミカを含む、白亜紀のアリ類の大顎を比較した図がこちらにあります。この中ではHaidomyrmexのみが「地獄アリ」ですが、それ以外の種も種によって違う形の大顎を持っていることが分かりますね。 researchgate.net/figure/PCA-Plo…
2020-10-03 19:07:35ハイドミルモデス Haidomyrmodes(Haidomyrmex+odes[の形をした]) 発見されている限り最古の「地獄アリ」で、唯一ヨーロッパのフランスから発見されています。後のハイドミルメクスとあまり変わらない姿の大顎で、角は殆どありませんでした。 images.app.goo.gl/oTtXcjG8Mo1ZVp…
2020-10-03 19:11:40ハイドミルメクス Haidomyrmex(Haidos[冥界]+myrmex[アリ]) この亜科で最初に発見された属で、亜科名と「地獄アリ」という通称の由来です。 角は殆どありませんでしたが、大顎はケラトミルメクスと形状が似ていました。 3種が発見されています。 images.app.goo.gl/m42LWxuSp64vs8…
2020-10-03 19:14:38ハイドテルミヌス Haidoterminus(Haidos[冥界]+terminus[終点]) 「地獄アリ」の中では最後まで生き残っていた種で、カンパニアンのアメリカから発見されています。姿はハイドミルメクスに似ていました。 ハイドミルモデスと本種以外の「地獄アリ」はミャンマー産です。 images.app.goo.gl/p7kpqC9g6B8ma2…
2020-10-03 19:18:49プロトケラトミルメクス Protoceratomyrmex(Proto-[原始的な]+Ceratomyrmex) 角も牙も他種に比べて長くはありませんが、それでもかなり変わった顔つきの種です。名の通りケラトミルメクスに近縁だったようです。 researchgate.net/figure/Represe…
2020-10-03 19:22:03リングアミルメクス Linguamyrmex(Lingua[舌]+myrmex[アリ]) リングアミルメクスは3種発見されており、種によって角と牙の形状がかなり異なります。タイプ種のL. vladiは短い角でしたが、L. rhinocerusは長い角を持っていました。 researchgate.net/figure/Illustr…
2020-10-03 19:25:20リングアミルメクスは標本数からそこそこ研究が進んでおり、獲物と思しき芋虫と共に閉じ込められている琥珀もあります。残念ながら、後に発見されたケラトミルメクスのものとは異なり、獲物を運んでいる最中の様子は保存されていませんでした。 images.app.goo.gl/xAbNf8vzLDFWrw…
2020-10-03 19:27:09ダグナトス Dhagnathos(Dha[東南アジアの刀]+gnathos[顎]) ダグナトスの顔は正面から見ると三角形をしていました。その縁にはたくさんの毛か棘が生えています。カーブを描いた細長い牙を持っています。 researchgate.net/figure/Overvie…
2020-10-03 19:30:25コニドリス Chonidris(choní[漏斗]+idris[アリ]) コニドリスの顔を横から見ると、まるでワニのような顎を持っているように見えます。角の位置が頭部の下方にあり、顎は太く、ゆるく上に曲がっています。角と顎にはたくさんの「歯」が生えていました。 researchgate.net/figure/Overvie…
2020-10-03 19:33:55