- english_xall
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■第二言語習習得(SLA)とは 第二言語が習得されるのはどのようなメカニズムによるのかを科学的に明らかにする学問のことです。 ここでの第二言語というのは、児童期の初期以降に習得し始める言語のことを言います。つまり、日本で生まれ育った普通の日本人にとって、英語は第二言語になります。
2021-01-27 14:50:58第二言語習得論を学んだからと言って、直接的に英語力が伸びるわけではありません。 しかし、効果的な学習方法を知ることはできます。 第二言語習得論という科学と研究の成果に裏打ちされた理論をベースに勉強法を組み立てる事で、効率的に短期間で英語習得をできるようになります。
2021-01-27 14:51:3270年代、80年代の研究の結論としては「Orler is faster, younger is better」 「大人は認知能力が子供に比べて高いので、学習が早い。一方、子供が幼少期に外国にいた場合は、母語話者と同程度までになれる」 大人になってからネイティブにはなれないので、一定のレベルを決めて目指す方が良い。
2021-01-27 14:54:25インプット仮説(理論) 聞く、読むといったインプットにより言語習得は起こるという考え方。 母語(L1)の習得にも、第二言語(L2)の習得にも効果があります。 また、言語習得レベルを「i」とすると、「i+1」という、現在のレベルより少しレベルの高い程度の、理解可能なインプットをすることが重要。
2021-01-27 14:55:25■大量のインプット + 少量のアウトプット」の組み合わせが言語習得には良い 例えば、母語と異なる言葉のテレビを見て外国語を習得した子供は、外国語を聞き取ることはできるものの上手く話すことができない。 このような人を「受容的バイリンガル」と呼びます。
2021-01-27 14:57:18■大量のインプット学習により、予測文法力がつく 大量のインプットを積むと「Tom gave him..」のような文章がくると、...に来るのは名詞だろうとか、どんな単語(book、the ticketなど)だろうなど、無意識に瞬時に予測できるようになる。 これを「予測文法力」といい、英語の理解には非常に重要。
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