スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』(村上春樹 訳)読書メモ

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かんた @0sak1_m1d0r1

僕は内側にいながら、同時に外側にいた。尽きることのない人生の多様性に魅了されつつ、同時にそれに辟易してもいた。 (スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』村上春樹訳 p71)

2021-01-25 23:33:46
かんた @0sak1_m1d0r1

『グレート・ギャツビー』のここ好きなところなんだけど、フリッパーズ・ギターの『やがて鐘はなる』ってここからきてるの? pic.twitter.com/sWfYMWLxDE

2021-01-28 22:01:54
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かんた @0sak1_m1d0r1

「誰も彼も、かすみたいなやつらだ」と僕は芝生の庭越しに叫んだ。「みんな合わせても、君一人の値打ちもないね」 思い切ってそう言っておいてよかったと、今でも思っている。それはあとにも先にも僕が彼に与えた唯一の讃辞になった。 (スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』p278)

2021-01-29 01:16:47
かんた @0sak1_m1d0r1

キャラウェイとギャツビーの別れの場面が、『グレート・ギャツビー』で一番好きな場面だ。 pic.twitter.com/nlnQleibMh

2021-01-29 01:59:27
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かんた @0sak1_m1d0r1

ギャツビーは緑の灯火を信じていた。年を追うごとに我々の前からどんどん遠のいていく、陶酔に満ちた未来を。それはあのとき我々の手からすり抜けていった。でもまだ大丈夫。明日はもっと速く走ろう。両腕をもっと先まで差し出そう。……そうすればある晴れた朝に一一 (続く)

2021-01-29 02:01:15
かんた @0sak1_m1d0r1

続き) だからこそ我々は、前へ前へと進み続けるのだ。流れに立ち向かうボートのように、絶え間なく過去へと押し戻されながらも。」 (スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』p325-)

2021-01-29 02:02:08