
レイシズムについて私が教えてあげられること
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DrStrangel
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動画『レイシズムについて私が教えてあげられること』を訳してみた。あらゆる困難を抱えた貧困家庭に生まれたキャロル・スウェインは、子供を3人産んだ後に大学に通い、最後には米国の著名大学で教鞭を執った。どうやって? 彼女自身がその波乱に富んだ人生について語ります。 youtube.com/watch?v=Htm8Tu… pic.twitter.com/G70VJi9UD6
2021-02-08 18:10:21

私のストーリーがどのように終わるかをまず話そう。私は終身在職権のある政治学教授となり、賞も貰った。まずアイビー・リーグの大学で、次に南部の有力大学で教鞭を執った。 pic.twitter.com/fneKFG3XqW
2021-02-08 18:12:47

では、私のストーリーがどのように始まったかを話そう。バージニアの田舎町に生まれ、文字どおり極貧の家庭で育った。中学2年生で学校をやめ、20歳のときには既に3人の子供がいた。 私はかなり慎み深い方の人間だと思うが、それでも波乱にとんだ人生だったと告白せざるを得ない。 pic.twitter.com/3PQy43JvUo
2021-02-08 18:12:48

どうやって? 私は一生懸命に働いた。四六時中、狂ったようにではない。単に一生懸命だった。私は良い意思決定をした。輝かんばかりの3次元チェスのような意思決定ではない。単に良い意思決定だ。 pic.twitter.com/qG7z9BEebM
2021-02-08 18:12:49

心から私に成功してほしいと願っている多くの人々が私を助けてくれた。彼らが私を助けたのは、何か利益を得ようとしたわけではなく、誠実だったからだ。ちなみに、こうした人々のほとんどは白人だった。 pic.twitter.com/SYTuihNJta
2021-02-08 18:12:49

しかし、決定的だったのは、ある極めて重要な点で私は幸運だったということだ。すなわち、私はアメリカに生まれたのだ。肌の色やバックグラウンドを問わず、誰に対しても真の意味で機会を与えてくれる国。この国では、人生の始まりがどうだったかによって、人生の終点が決まったりはしない。 pic.twitter.com/ikPB9YRYj3
2021-02-08 18:12:50

これは、どちらの方向にも進みうる。あらゆる優位性をもって人生を始めてもすべてを無駄にすることがある。何も持たずに始めても成功できる。すべてはあなた次第。人生であなたが何を成し遂げられるのかを決定する要因としては、人種、性別、社会階級よりもあなたの態度の方が遥かに重要なのだ。 pic.twitter.com/myeJ2IXKxS
2021-02-08 18:14:09

若い黒人に限らず誰かが制度的差別について話すのを聞くと、私は泣けばいいのか笑えばいいのかわからなくなる。笑いたくなるのは、それがまったくのナンセンスだからだ。泣きたくなるのは、それが数多くの若い黒人を自己憐憫と絶望の袋小路に追い込むことがわかっているからだ。 pic.twitter.com/2fLguasR7e
2021-02-08 18:14:10

彼らは、アメリカが差し出す素晴らしい機会をつかむ代わりに、なぜ成功しないのかを説明するための言い訳をつかまされるのだ。 私が生まれたとき、制度的差別は現実のものだった。あからさまな、むき出しの偏見に満ちた、バスの後部座席に押し込められるような現実だ。 pic.twitter.com/J0UcjPJ1ve
2021-02-08 18:14:11

しかし、これは覚えておいてほしい。こうしたレイシズムが黒人の暮らしの一部だったことは確かだが、当時でさえ、それは黒人の暮らしのすべてではなかった。変化の兆しは見えていた。これを制度的改革と呼ぼう。 pic.twitter.com/hAeqfh2dFg
2021-02-08 18:14:11

現代の公民権運動は産声をあげたばかりだった。あらゆる人種の男女が、黒人の平等な権利のために指導者として戦った。彼らはアメリカを信じ、その最高の理想を現実のものにしようと心に決めていた。独立宣言とアメリカ合衆国憲法に記された理想である。 pic.twitter.com/ctz8d3nRuK
2021-02-08 18:14:12

子供の頃の私は、ジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファソンが奴隷を所有していたことを知っていただろうか? そんなことは一度も考えたことがない。もし考えたことがあったとするなら、現代の道徳基準で250年前に生きた人々を判断することはできないという常識を持ち合わせていたと信じたい。 pic.twitter.com/D2EBujH7oa
2021-02-08 18:15:20

しかし、ジェファソンが独立宣言に何を書いたか私は知っている。奴隷制を究極的に不可能にする言葉だ。彼は、すべての人間は平等に創られたと書いたのだ。 pic.twitter.com/qUl95I2CN6
2021-02-08 18:15:20

ワシントン、ハミルトン、アダムズを始めとする建国の祖は、私の世界を、私のアメリカを実現するためにすべてを賭けた。そのことに対して、そしてそれを守るために多くの人が払った犠牲に対して、私が感謝の気持ちを持たないなどということがあるだろうか? pic.twitter.com/GL1yESpn47
2021-02-08 18:15:21

私がアメリカを愛さなかったときや、世界で最も偉大な国に住んでいるという信念に誇りを持たなかったときがあっただろうかと考えてみる。そんな記憶はまったくない。大志を熱心に追い求めれば、子供時代に味わった貧困、虐待、抑鬱から抜け出せることを私は知っていたのだ。 pic.twitter.com/8Hec2Ftmla
2021-02-08 18:15:22

私は別の意味でも幸運だった。アメリカについて、生気が吸い取られるような否定的なメッセージを聞かずに済んだのだ。こうしたメッセージは若い世代を駄目にしている。こうした考え方は毒薬だ。 pic.twitter.com/Wg967KDdBJ
2021-02-08 18:15:23

「白人の特権」 「財産権としての白人性」 「無意識のレイシズム」 「償い」 「マイクロアグレッション」 「警察は黒人を敵対視している」 「アメリカは奴隷制を維持・推進するために建国された」 pic.twitter.com/gATokyUWiP
2021-02-08 18:16:15

こうした考え方を受け入れなければならないと若者たちは教えられる。そして、解毒剤、すなわち彼らを救うことになるかもしれない考え方は拒絶するように教えられる。その解毒剤とは、私や大勢のアメリカ人が貧困から脱出することを可能にした成功原理である。 pic.twitter.com/O8RFbY4UpM
2021-02-08 18:16:16

この原理は複雑なものではない。一生懸命働くこと、失敗から学ぶこと。自分の行動に責任を持つこと。高校卒業認定資格を取ると決めたとき、コミュニティ・カレッジに通うと決めたとき、さらに4つの学位を取得すると決めたとき、教育が扉を開けてくれると私は信じていた。そして、そのとおりになった。 pic.twitter.com/KcXd0U6hdf
2021-02-08 18:16:17

黒人だから、貧乏だから、女性だから、私が既に成し遂げてきたようなことなどできるわけがないのだと知らされたのは、大学院で抑圧に関する学術的理論に触れたときだった。 pic.twitter.com/I2tazqOpM7
2021-02-08 18:16:18

ありがたいことに、こうした有毒なメッセージが私を止めるには遅すぎた。あなたもけっして止められないように。 『Be the People』ポッドキャストのホストで、ヴァンダービルト大学政治科学/法学元教授のキャロル・スウェインでした。(了) 英文スクリプト: ↓ prageru.com/video/what-i-c… pic.twitter.com/7vtFZvk05x
2021-02-08 18:16:44

ふんだんに地雷を包み込んだ「新しい男性」のやまくずしゲーム、参加希望時点で自己顕示性というトラップがあり、そっこう焦土になっているの本当にアツくて興奮する。
2021-02-10 21:20:09