「吹奏楽がお高くとまっているのが許せない」
- kuronyann__
- 3893
- 0
- 0
- 0
どうなんだろうね。確かに全吹連が牛耳ってるのはわかるが、実際にじゃあ中高でオケを作ろうとすると、中々人数が集まらなかったり維持費がかかったりで難しいって事情もあるんじゃないのかなぁ
2011-07-26 23:18:21@ozakikazuyuki いやぁ、実際吹奏畑とオケ畑は土壌が違うのか、考え方が違うなぁと思ったこともあります。どちらが悪いと言うわけではないんですけどね。ただ、吹奏楽の方がコストなどの面でメリットがあったのかなぁとかも考えてしまいました。あと野球応援なども出来ますしね
2011-07-26 23:36:23@hiragi_fagotto 合唱部と室内楽部とマンドリン部とリコーダーアンサンブル部も並列に考えると、「需要(運動部応援)」に答えるのは吹奏楽部・ブラスバンド部だけですね。
2011-07-26 23:39:53@ozakikazuyuki そうなんですよね。あとは弦楽器はやはりメンテナンス等のランニングコストも掛かりますし、吹奏楽器の方が指導や保管もしやすいというのはあるのかもしれません。指導出来る人自体が少ない、と言うのも背景にありそうですが
2011-07-26 23:45:04@hiragi_fagotto 太平洋戦争後、軍隊から帰ってきた鼓笛隊経験者が音楽指導をした経緯などが「管楽器優勢」の歴史的背景の要素だと思います。メンテナンスやランニングコストの差による影響は小さいと考えています。
2011-07-26 23:50:08@hiragi_fagotto バンドの文化はフランス、イギリス、アメリカなどの軍隊のバンドの文化が日本に持ち込まれ、それが日本軍人経由で国内に拡散したと私は予測しています。(これを裏付ける資料を見たことがあるので)
2011-07-26 23:51:10@ozakikazuyuki なるほど、そちらの方でしたか。軍楽隊から~と言うのも考えたのですが、憶測の域を出ていなかったのです。が、やはり資料があるのですね。勉強になります
2011-07-26 23:53:39@hiragi_fagotto 日本陸軍と海軍で、それぞれフランス式、イギリス式(アメリカ式だったかな?)と、母体になったバンドのスタイルの輸入元が違ったはずです。でもたぶんその後、ごちゃまぜになったのだと思います。
2011-07-26 23:57:33@ozakikazuyuki 日本陸軍がドイツから様々なことを学び、海軍はイギリスからと言うのは知っていましたが、バンドの方はそうとは限らなかったんですね。まぁ結局現代になるとごちゃまぜになってしまっているようですが
2011-07-27 00:08:35@hiragi_fagotto 兵器や軍隊運用のマニュアルと一緒に輸入されているはずです。なので遡ると戊辰戦争のころの薩長など藩(各地域国家)がそれぞれ、どこの国の軍隊のスタイルを持ち込んだかがに由来すると思います。
2011-07-27 00:11:34@hiragi_fagotto ダブルリード楽器群がないために「弦楽部」と「吹奏楽部」が併存している学校もあると思います。
2011-07-26 23:42:30@ozakikazuyuki なかなか難しいものですよね。私の高校も弦楽部はありませんでしたが、オーボエとコントラバスは(私が卒業してからですが)やってる子が居ましたし。しかしファゴットはありませんでした…
2011-07-26 23:46:28@hiragi_fagotto ヨーロッパならどんな小さな町や学校でも人口比として合唱+オルガン>弦>管なのではと想像します。しかし「ヨーロッパの音」楽が「軍楽隊」と一緒に入ってきたことが吹奏楽の普及の背景になったのではないかと思います。そして「応援団」などのチンドン屋需要が。
2011-07-26 23:53:44@ozakikazuyuki 確かに、欧州ではキリスト教圏と言うのもあり、教会がありましたから音楽の土台自体はあるんですよね。
2011-07-27 00:02:29@hiragi_fagotto 日本の文部省唱歌をはじめとする童謡など(「みんなの歌」も含めて)はユニゾンを前提に旋律の優先度が高いです。一方、聖歌などは和声で進行します。優劣ではなく、特徴が違うと思います。この違いが音楽感覚の違いに影響していると思います。
2011-07-27 00:08:30@hiragi_fagotto また管楽器の方が「合奏可能なスキルレベル」に到達するのが早いのも事実だと思います。少なくとも中学や高校3年間で弦楽器を部活レベルだけでモノにするのは並大抵ではないですが、管打は不可能ではないですし。
2011-07-26 23:59:19@hiragi_fagotto 音楽は「信号」という軍隊の実用上の装備の一部として輸入されたものと、「貴族の趣味」として輸入されたもの、この2系統に分けられるかと思います。
2011-07-27 00:15:00@ozakikazuyuki 極端に言えば、吹奏楽が軍隊の運用上必要であった鼓笛隊から出来たものであり、オーケストラは貴族の趣味と言うところから別れてきた、と言う事ですか
2011-07-27 00:20:54@hiragi_fagotto 「混ざったり、分派ができたり、国ごとにスタイルが変わったり、楽器の発展(特に管楽器には産業革命の影響が大きい)といった変遷を経ながら」ということを付け加えます〜。
2011-07-27 00:28:32@hiragi_fagotto 貴族のための音楽でも管楽器だけのアンサンブルはありますし、庶民のための辻楽士でも弦楽器は奏していましたので、「弦or管だからどちらに入るというわけではないです。
2011-07-27 00:29:44@ozakikazuyuki そうですね、確かに昔から辻楽士は引き語りと言うのもありましたし、弦と管で分けれるってものでもないですね。
2011-07-27 00:32:14@hiragi_fagotto ラッパや狩猟で使うホルンの歴史については『音のアルカディア(山西龍郎)』という本が読み物として面白いです。笛系についてはアンソニー・ベインズの『木管楽器とその歴史』が詳しいです。
2011-07-27 00:32:05