新型コロナCovid-19 ワクチンの安全性と個人的な接種の経緯

今井長兵衛 @medanjin

ワクチン接種のメリットとデメリットは、より多くの事例で日本人を対象に検討する必要があるだろう。

今井長兵衛 @medanjin

「今後、想定外の副反応が起きるかも・・接種は慎重に進める必要がある・・ワクチンを必要以上に怖がるべきではない。新型コロナウイルス感染症はインフルエンザより致死率の高いことや、自分の重症化リスクを踏まえ、接種のリスクとベネフィットを冷静に判断して決めて・・」 news.yahoo.co.jp/articles/d460b…

今井長兵衛 @medanjin

誤解のないように記すと、僕のこれまでの接種歴は、記憶にある限りで、日本脳炎、インフルエンザ（40回超）、黄熱、B型可燃、A型肝炎、破傷風、肺炎球菌。いわゆる「反ワクチン派」ではない。

今井長兵衛 @medanjin

ワクチンを接種しないと決めた人は、自身や親しい人を感染・発症から防ぐには、他の人々が接種して集団免疫の獲得に近づければ近づけるほど有利になる。すべての人とは言わないが、デメリットに触れずにメリットだけを強調する人の中には、自分は接種しない人が一定程度おられるのではないだろうか？

今井長兵衛 @medanjin

日本の高齢者（65歳以上）対象の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種は４月１日以降になるもよう。それまでに高齢者接種の副反応対策を確立し、接種すべきでない人の条件を明確にする必要がある。すべての接種場所におけるアナフィラキシー発症への対応を整えることも必須だ。

今井長兵衛 @medanjin

MMWR（Morbidity and Mortality Weekly Report）に米国でのファイザー製ワクチンの副反応の状況が報告されている。 cdc.gov/mmwr/volumes/7…

今井長兵衛 @medanjin

2020年12月23日までに1,893,360人に1回目のワクチン接種が行われ、4,393人（0.2％）から接種後症状が報告された。そのうちの175に重篤なアレルギー疑い、さらにそのうちの21人がアナフィラキシーと判定された。

今井長兵衛 @medanjin

アナフィラキシーの発症率は100万回接種当たり11.1であり、追跡のできた20人はすべて回復している。また、21人のアナフィラキシー発症者のうちの17人は過去にアレルギー反応を経験、7人はアナフィラキシーの発症歴があった。接種から発症までの期間は中央値13分、レンジは2～150分であった。

今井長兵衛 @medanjin

アナフィラキシー発症者の年齢は、中央値40歳、レンジ27～60歳で、高齢者に偏ってはいなかったが、発症者の90％は女性だった。発症者の90%がエピペンを投与された。アナフィラキシー発症者にエピペンの注射など適切な治療がなされなければ、死に至る危険がある。

今井長兵衛 @medanjin

ファイザー製ワクチンでアナフィラキシーを発症した21人のうち、接種以前にアナフィラキシー発症歴のある人の発症原因別人数は、他のワクチン2人、他の薬剤2人、食品1人、虫刺され1人、不明1人、発症歴なし14人。

今井長兵衛 @medanjin

ファイザー製ワクチンでアナフィラキシーを発症したが接種以前のアナフィラキシー発症歴のない14人のアレルギー発症原因別人数は、薬剤4人、食品3人、虫刺され2人、犬猫1人、その他1人、発症歴なし4人。

今井長兵衛 @medanjin

つまりアナフィラキシーはおろか軽度のアレルギー発症歴すら自覚していない人がアナフィラキシー発症者21人中の2割近くを占めている。テレビで某医師が「アレルギー体質でもワクチンに対するアレルギーを起こした人だけにリスクがある」と言っていたのは、この知見に基づけば間違っている。

今井長兵衛 @medanjin

MMWR（Morbidity and Mortality Weekly Report）に米国でのモデルナワクチンの副反応の状況が報告されている。 cdc.gov/mmwr/volumes/7…

今井長兵衛 @medanjin

2021年1月10日までに4,041,396人に1回目のワクチン接種が行われ、1,266人（0.03％）の接種後症状が報告された。そのうちの108人に重篤なアレルギー疑い、さらにそのうちの10人がアナフィラキシーと判定された。

今井長兵衛 @medanjin

アナフィラキシーの発症率は100万回接種当たり2.5であり、死亡例はゼロであった。また、10人のアナフィラキシー発症者のうちの9人は過去にアレルギー反応を経験、5人はアナフィラキシーの発症歴があった。接種から発症までの期間は中央値7.5分、レンジは1～45分であった。

今井長兵衛 @medanjin

アナフィラキシー発症者の年齢は、中央値47歳、レンジ31～63歳で、高齢者に偏ってはいなかったが、発症者はすべて女性だった。発症者全員がエピペンを投与された。アナフィラキシー発症者にエピペンの注射など適切な治療がなされなければ、死に至る危険がある。

今井長兵衛 @medanjin

MMWR（Morbidity and Mortality Weekly Report）に米国で2020年12月14日～2021年1月13日、すなわちワクチン接種開始後1か月間の副反応の状況が報告されている。 cdc.gov/mmwr/volumes/7…

今井長兵衛 @medanjin

この期間に13,794,904回（女性：8,436,863回；全体の61.2%)の接種が実施された。全接種者の年齢の中央値は42歳でレンジは15～104歳。

今井長兵衛 @medanjin

報告された全副反応疑いは6,994例（510例/100万回接種）、そのうち重篤例は640例（46例/100万回接種）であった。女性では、副反応疑い5,505例（652例/100万回接種）とあるが、女性の重篤例のデータは見逃しがなかったなら、記載されていない。

今井長兵衛 @medanjin

発生頻度が高かった副反応疑いは、頭痛1,566例（114例/100万回接種）、倦怠感1,154例（84例/100万回接種）、めまい1,151例（83例/100万回接種）、悪寒1,040例（75例/100万回接種）、嘔吐1,037（75例/100万回接種）であった（Table 1）。