ストライクウィッチーズ　二次創作SS　ねーちゃん

恭一 @kyoichi562

「エイラさんの胸を揉まさせてください！」「別にいいけど……代わりに宮藤の――それじゃ物足りないよなー」「ど、どうすれば揉ませてくれるんですか？」「うーん……じゃあ、バルクホルン大尉の胸を揉まさしてくれよ」「え、バルクホルンさんのですか？」「宮藤がお願いすればイチコロだって」

恭一 @kyoichi562

「できません……」「え？」「自分のために、人の胸を差し出すなんて、私にはできません！」「かっこいいこと言ってるぽいけど、結構ひどいぞ宮藤……」「と、とにかく、バルクホルンさんにそんなお願いできません！ 私も諦めますから……エイラさんも諦めてください」「ちぇー」

恭一 @kyoichi562

「大尉の胸また揉みたいなー。前に揉んだのは５０１に来た時だから、今はもっと成長してるかも……！ でも、大尉はガード固いんだよなー」「どうしたんだエイラ？ 今、私を呼んだか？」「あ、バルクホルン大尉……（そうだ、せっかくだからちょっと試してみよう）実は……大尉に頼みがあるんだな」

恭一 @kyoichi562

「頼み？ 珍しいこともあるな。なんだエイラ？」「わ……私のねーちゃんになってくれないか！」「な、なんだとッ！？」「実は、私にはねーちゃんがいるんだ……でも、最近会えなくて……それで、寂しくて――」「もういいエイラ！ わかった……もうそれ以上言うな！」

恭一 @kyoichi562

（い、いきなり抱きしめられるなんて予想外なんだな……でも、これはこれで胸が顔にあたって……）「すまない……エイラ。お前の苦しみに気づいてやることができなかったこんなお姉ちゃんを許して欲しい……」「……え？」「本物の姉の代わりでもいい！ 今は私を本物の姉と思って甘えてくれ！」

恭一 @kyoichi562

「言ってること目茶苦茶だぞ……大尉」「大尉ではなく、お姉ちゃんとだな――」「はいはい、ねーちゃん」「む……まぁ、それも悪くない」「結局妹なら誰でもいいじゃないか」「そ、そんなことは……そんなことはないぞエイラ！ 妹には色々と条件が――」「わかったよねーちゃん」

恭一 @kyoichi562

「ほ、本当にわかってくれたか……？」「ねーちゃんがバカがつくほどシスコンってことがな」「こ、これはシスコンではなく姉妹愛だ！」「……どう違うんだよ？」「そ、それは……」「まぁ、どうってことないってー」「お前が言いだしたんだろ！」「にしし。そうだったったかー？」

恭一 @kyoichi562

「はぁ……もういい。それより、エイラ。落ち着いたか？」「……え？」「お前が寂しがっていたからこうして私が姉として振舞ったんだろう」「あぁ、そういえば……」「お、お前な……！」「でも、落ち着いたよ。ありがとなねーちゃん！」「う……そ、それなら別に構わんが……」

恭一 @kyoichi562

（そういえば私なんで大尉のことねーちゃんって呼んだんだっけ……）「とにかく。また寂しくなったらいつでも私を頼ってくれ。いいな？」「あ……あんがと」「どうしたエイラ？ 顔が赤いぞ」「な、なんでもねーよ！」「顔の赤さが尋常じゃないぞ！ 熱があるのか？ 医務室に行くか？」

恭一 @kyoichi562

「ほんとになんでもないってー！」（いえるわけないだろ！ 堅物妹バカの大尉の笑顔が、本当のねーちゃんみたいでドキドキした、なんて！）「とにかく、一度医務室に行くぞエイラ！」「は、はなせよー！」 結局、大尉の胸を堪能できたのは、最初だけだったんだな。 【終】