アニメというコンテンツの価値とは?
コナン映画の劇場での爆発シーンと、ジブリ作品のDVD&放送が赤色化したのを経験してから、「映画は映画館で見る」というのにこだわりを持つようになった。
2011-07-28 00:29:05でも最近はBD上映とか、全6章毎月とか、ただ「OVAの先行公開」にしか思えない作品はどうなんだろうと思うようにもなってきた。ただ「劇場版」という冠がほしいだけに見える。
2011-07-28 00:31:34大分にいた頃、映画館に行くという習慣自体がなかったからなぁ。ドラやコナンを劇場で見てるのも、「半年待つ気がない」という動機によるところが大きい。
2011-07-28 00:31:37民放3局(後に福岡局を受信するようになる)という、「条件に拘ってたら、アニメなんて見てられない」という環境がこういう価値観にさせたのだと。
2011-07-28 00:34:21「映画館で見る用」に作られた作品は映画館で見るのがベストだし、ベストでなければならない。できることならベストで見たい。つまりプリキュア映画は劇場でミラクルライトを振るべき。恥ずかしさも含めて楽しむ!
2011-07-28 00:39:16そう考えると、プロ野球の興行はどこで見るのがベストなのだろう。少なくとも「現地の外野スタンド」ではないような。 RT @mikimomo_as 「映画館で見る用」に作られた作品は映画館で見るのがベストだし、ベストでなければならない。できることならベストで見たい。
2011-07-28 00:41:28@animei2710 もしドラでいうところの「顧客」がどう想定されているかによりそうな。「外野スタンドで見る人」ならそこでいいんだろうけど…。
2011-07-28 00:45:22@mikimomo_as 球場演出は、内野席を重視して行われることが多い。それは、単純に高いお金を払って来てる人だから。興行としての進行自体は、テレビ中継を念頭に置いている。3回・5回・7回にチアリーディングのダンスをやるのは、ハイライトを流すための時間確保。
2011-07-28 00:46:51@mikimomo_as その意味で、プリキュア映画の演出は「劇場での見せ方(見方)」をしっかり構築しているわけで、部分的に現代演劇風味な側面を持ち合わせている。そこに、「DVD用で楽しむときのための仕掛け」「CS放映で楽しむときのための仕掛け」があると、なお面白い。
2011-07-28 00:49:25@animei2710 もっとも、その「仕掛け」は必ずしも制作者側が準備するだけとは限らない。観客の側が「見方」を作り上げていったのが、『ロッキー・ホラー・ショー』というアメリカのミュージカル映画。日本のアニメでいえば、2ちゃんねる実況やニコニコ動画のコメント文化が近いかな。
2011-07-28 00:51:03「おもしろい」のと同じく「恥ずかしい」もまた自分の中の感情で、本当に恥ずかしいことをしているときは本人は気づいていないことが多いし、本人が恥ずかしいと思っていることは、まわりはそんなに気にしていない。…と思う。
2011-07-28 00:41:52むしろ、「見せる側と見る側の関係性の多様さにこそ、演劇やパフォーマンスの可能性の広がりがある」というのが、現代演劇理論の枠組みである。ということは、同じ作品でも劇場で見るにはそのための見せ方(見方)、テレビ放映で見るにはそのための見せ方(見方)が構築されているべき…なのか?
2011-07-28 00:45:31@animei2710 そう思います。現在放送されている映画のテレビ放送は「次の映画の宣伝」になっていて、もはや単体の作品とは言えないものになっている気がします。
2011-07-28 00:48:15ソフト化の際に、シーンを追加する、メイキングをつける…というのは、「ソフト化されたものの楽しみ方は映画館で見るそれとは違う」ということを表している…。つまり別物。「どちらも間違っていない」と言いたげではあるけど、「映画」を見るならやっぱり「映画館」だと思う次第。
2011-07-28 00:52:10@mikimomo_as 昔のアニメ映画(特にテレビ物)は、「4:3で作って、劇場公開時には上下カットで上映」というケースが多かった。どちらかを優位に置くのではない、「劇場での見方、テレビ放映やビデオでの見方」がしっかり考えられていた。
2011-07-28 00:56:20@mikimomo_as まあ、「単体映画ほど地位が高くないから、そういう作り方をしてた」という側面も大いにあるわけですが。
2011-07-28 00:57:02エヴァ映画のバージョンがどんどん上がるのもまた、そういう理由であって欲しい。最新版=その話の完成品 ではなく、映画の完全版=劇場公開版 であるのが正しいと思う。「映画」ではないからできる「別物」としての完全版がそこにあるだけ、と。
2011-07-28 00:57:25ただ、研究者でも評論家でもない身としては、「さまざまな見せ方/見方」の全てに付き合うのはやっぱり難しい。結局、自分の性に合った方法を1つ選ぶしかないわけで。
2011-07-28 01:01:15映画もちゃんと見て、CDもDVDもBDも全部買う…そういうユーザーは確かにいるとは思うし、そういうユーザーが想定されている気がするけど、その「顧客」にどう楽しんでもらうのか、何を与えるのかを考えずに、ただ金を搾り取ることが考えられている気がする。つまり真摯さが足りない。
2011-07-28 01:04:06エヴァのバージョンとは?
ヱヴァンゲリヲン新劇場版の序・破は劇場上映時をそれぞれver1.0、2.0としている。
DVDの販売に際し、鑑賞する上で最適化した映像・音声の微調整が加えられ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.01 YOU ARE (NOT) ALONE.』
とマイナーバージョンが変更されて販売された。その後さらに映像の調整があり、ver1.11も発売されている。ちなみに破は、ver2.22として発売されている。
果たしてこれをマイナーバージョンアップ商法と考えるのか、よりよい作品を世に出すためだと思うのか、それとも…どう考えるかはあなた次第である。
ここからユーザの利益や制作側の思惑にも話が及ぶ
5000円のBDが500枚しか売れなかった…というのは、500人しか欲しがらなかったということではなく、500人以外はそれに5000円の価値を見いだせなかった…ということだろうて。売り手が5000円だよって言っても、買い手がそんなの5000円じゃねぇよって言ったら売れない。
2011-07-28 01:13:54