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童話「理解のある彼くん」に対する進化心理学的側面からの解説

「理解のある彼君嗜好党」「イクメンパパ嗜好党」「イケメン嗜好党」「金持ち嗜好党」が同時並行で動いていると
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クジラックス🐳 @quzilaxxx

童話『理解のある彼くん』を描きました pic.twitter.com/gDy1UDn9cG

2021-02-22 14:59:50
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クジラックス🐳 @quzilaxxx

漫画家。コミックLO不定期連載の『歌い手のバラッド』最終話、発売中! FANZA配信→book.dmm.co.jp/detail/b158aak… グッズ売り場→quzilax.booth.pm 【今後の予定】歌バラ第8話を同人誌として出す→単行本化の予定です

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Ore Chang(EvoPsy) @selfcomestomine

理解のある彼くんにはモテも金もないかもしれない。でも彼はグッドパートナー資質に優れている。長く続く男女の絆は子供を通して両者の遺伝的利益を高める。だから皆趣味が合う人が良い、好きなミーム(音楽、映画etc)を共有した人が欲しいと言う。そういう人と結ばれたら、恋の寿命が長くなるからだ。 pic.twitter.com/XzVfcgTncn

2021-02-22 17:46:26
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Ore Chang(EvoPsy) @selfcomestomine

よく言われる「グッドジーン」指標や「グッドインベストメント」指標だけではない。サピエンスのメスは4つの資質からオスを性的に評価するよう進化している。そして生物には個体差がある。遺伝的にグッドパートナー指標を強く評価する女性がいる。また経験、後天的な神経発達でそうなった女性もいる。 twitter.com/sapiensism/sta…

2021-02-22 17:53:05
Ore Chang(EvoPsy) @selfcomestomine

この「生きるのしんどい系女子」はグッドパートナー資質の高さにキュンと反応する心のモジュールが、LTメイト選びの文脈において脳内で支配的になる個体だ。でもドキドキ感を評価するのはまた別の心のモジュールの担当で、そのモジュールが脳内で支配的な立場を取るようになると捨てられることもある。 pic.twitter.com/V6iZCDzrek

2021-02-22 18:28:26
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Ore Chang(EvoPsy) @selfcomestomine

進化心理学の重要な基礎である心のモジュール理論は、生物個体の脳には互いに矛盾する複数のモジュール(=心のアプリケーションのようなもの)が競合して存在していることを示す。つまりある人間を「好き」になると同時に「嫌い」になることがあり得る。好悪を評価する脳のモジュールが別々だからだ。 twitter.com/selfcomestomin…

2021-02-22 18:37:40
Ore Chang(EvoPsy) @selfcomestomine

では意見が矛盾するモジュールを複数抱えている脳は一体どのように「この男に抱かれるべきか」「この男と付き合うべきか」など一つの意思決定を導き出すのか。脳は政党式なのだ。「グッドパートナー指標の高い男」を好きな政党が脳内で勝利を収めている女性は、理解のある彼くんと付き合う決定をする。

2021-02-22 18:43:52
Ore Chang(EvoPsy) @selfcomestomine

とはいえ、こうしたバランスは崩れることがある。時間や状況の変化、配偶価値の高まり(以前より私はモテるようになったと感じる)や新たな魅力的異性の出現など、刻一刻と生物個体を取り巻く生態学的・社会的状況は変わる。すると以前とは別の政党が脳内で勝利をおさめはじめる。

2021-02-22 18:50:29
Ore Chang(EvoPsy) @selfcomestomine

しかし現在のパートナーよりもいい男が現れたら、つぎつぎにパートナー乗り換えるというのは、育児に必要な持続性に欠け、適応的なものではない。通常は、コミットメント感情のはたらきがこのような気の移ろいを防止している。 twitter.com/selfcomestomin…

2021-02-22 18:56:31
Ore Chang(EvoPsy) @selfcomestomine

だがそれにも限界がある。ここが恋の寿命だ。

2021-02-22 18:57:29
Ore Chang(EvoPsy) @selfcomestomine

はじめは「男女の絆の継続は両者の遺伝的利益を高められる」と考えて理解のある彼くんに惹かれたくせに、最後は結局、自分の方から終わりを告げるというのはまったく矛盾しているように思われるかもしれない。しかし生物個体自身はもちろん、そんな「生物学的な目的」を意識して異性を選んでいない。

2021-02-22 19:00:48
Ore Chang(EvoPsy) @selfcomestomine

理解のある彼くんに惹かれたモジュールが、彼女の脳のなかで勢いを失ってしまった。他のモジュールに負けてしまった。ただそれだけだ。

2021-02-22 19:02:50
Ore Chang(EvoPsy) @selfcomestomine

恋の終わりはいつもあっけない。気の移ろいを防ぐには──男性にとってはきわめて厳しい要求だが───グッドジーン指標グッドインベストメント指標グッドダッド指標グッドパートナー指標のすべてにおいて優れた男になり、彼女の脳内でどの政党が勝利しても大丈夫なように備えておくことだろう。

2021-02-22 19:07:57
Ore Chang(EvoPsy) @selfcomestomine

それは「ギャップ」という言葉でよく表現されるものかもしれない。

2021-02-22 19:09:28

コメント

かにたま大臣 @pokkaripon 13日前
女は考え、3人の中で一番性的嗜好の合う男を選んだ。
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緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 13日前
次にハックするべきはこの「政権交代」メカニズムか
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おうまさん @oumasanx 13日前
やっぱり最後は性格が合うかどうかなんだよなあ…
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クイバチカ @quibachika 13日前
依存気質って暴力性にどハマりするバグ持ってません?
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スゥ。ニャオロン(似鳥龍オルニトミムス) @_2weet_sue 13日前
「長く続く男女の絆は子供を通して両者の遺伝的利益を高める。だから皆趣味が合う人が良い、好きなミーム(音楽、映画etc)を共有した人が欲しいと言う。そういう人と結ばれたら、恋の寿命が長くなるからだ」その絆がプツプツ切れてゆくツライ展開の映画いま公開してんスよ『花束みたいな恋をした』って云うんスけど…働きたくないでござる…
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ひすい @KzvXbHlZuJLt772 12日前
なおグッドジーン以外の男性は排卵期に浮気されやすい模様。女性に快適さを提起することでライバルが入り込む隙を減らすというのは理に適った戦略と言える。
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